リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

週末は楽しかった(皆既月食付き)

2019年01月21日 | 日々の風の吹くまま
1月19日(土曜日)。曇り。いつもの土曜日のまじめ掃除とごみの始末の後で坂道ウォークに行ってから、11時になるのを待って玄関前のマーケットへ。いつものブリオシュローフと今日はランチ用にハムとチーズのクロワッサン。ぶらつくほどの規模じゃないけど、他のテントを眺めていたら、きのこ屋のお兄ちゃんが「やあ」。9月以来のごぶさただけど覚えていてくれた。山の方はどんな状況か聞いてみたら、雪はたくさんあるけどモレル(アミガサタケ)が顔を出し始めているということで、今年はワタシの大好物のこごみが採れるのも早いかな。今日は大きな生しいたけとヒラタケを買って、また来月ね!

きのう運動をし過ぎたせいか、今日はやるべきことをやってしまったら後は何となくだらけた気分。それもいいかと、日がな1日クロスワードパズル。まずは今日のパズルを解いて、次に過去問題。ニューヨークタイムズのアーカイブは1993年11月の分からあって、月曜日のパズルから始めて全部解いてしまったので、今は火曜日の分。月曜日よりはちょっと難度が上がって、所要時間は平均して1、2分長くなった感じ。わからないところはググって答えを見つけたり、ひねりが効き過ぎてどうしても詰まってしまったら(紙のパズルではできない)オンラインならではの「カンニング」をしたり。

秘書時代に口述テープをほぼ同時でタイピングしていたおかげでスペルはお手のものだから、答が分かればカレシが呆れるくらいの超スピードでパカパカパカ。口述テープのタイピングというのは日本で言う「テープ起こし」に当たる作業で、上司がレポートなどを口述したテープを専用の機械に入れて、足元のペダルで再生スピードを調整しながらヘッドフォンで聞いてタイプするもの。欧米では長いことタイプのスピードと共に秘書の必須スキルになっていて、英語ネイティブでもないワタシが大きな職場で「上級秘書」としてトップクラスのタイピング能力を発揮できたのは、下っ端の事務職公務員だったときにトップ付きの秘書からディクタフォンの手ほどきを受けたおかげ。

☆☆1997年3月の分を完了☆☆☆

1月20日(日曜日)。曇りのち晴れ。東部では大荒れらしいけど、西側のこっちは穏やかな日。今夜はまれに見る皆既月食が見られるそうで、晴れの予報なので朝からわくわく。朝ご飯はきのうカレシが使い忘れた熟れ過ぎ寸前のアボカドとポーチドエッグで我が家自慢のOvo-avo toast(オボアボトースト)。坂道ウォークの途中で道端や庭のあちこちに早春の兆しが見つかって、「今年は春が早そうだから、本格的にガーデニングにかからないと」とカレシ。

坂道ウォークから帰ってすぐに車でMarket Crossingの酒屋へ。いつもは大型トラックが数珠つなぎの道路は日曜日のせいですっかすか。カレシはブードルズをまとめて3本、ワタシは料理に使う日本酒Gekkeikanを1本。今日はセールで800円(750mL)。日本から輸入された上等の日本酒はもっと高いけど(有名な獺祭の 「純米大吟醸50」は720mLが6千円だった)、この「月桂冠」はアメリカ産。飲むには今いちだけど、料理用としてなら十分。

今夜は皆既月食。新年最初の満月(wolf moon-狼の月)で、月が地球に最接近中)(スーパームーン)で、皆既食中は赤く染まって見える(blood moon - 血の月)という3現象が符合したとっておきの天文ショーだそうで、5時近くにゴールデンイアーズの上に大きな月が昇って来てワクワク感が一気に倍増。7時半過ぎにオフィスの窓からふと見上げると下の方から欠け始めていて、8時41分に皆既食。肉眼では暗くてあまりよく見えないけど、カメラのファインダーをのぞいたら、わっ、赤いお月さん。IXYはいっぱいにズームインすると手振れでボケるので、Power Shot G5Xの17倍ズームに切り替え。フラッシュを上げずに撮ったらよけいに赤く写った。しまいにカレシのSLRを借りて来て、48倍ズームでパチリ。3つのカメラそれぞれに色が違って写るからおもしろい。

次に血の色の狼月のスーパームーンが見られるのは2037年だそうだから、今のうちとばかりに、寒いデッキのドアを開けたり、南へ移動して行く月を追いかけて寒いバルコニーに出て行ったりと、赤いお月さんを堪能して満足、満足。
   
   月の出
   
   欠け始め
   
   半欠け
   
   皆既食の赤いお月さん


2 コメント

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Unknown (モズライト)
2019-01-21 17:15:20
赤い月がとても美しいです 最近知ったのですが
地球から月の裏側は永久に見られないそうです。

lyra様 職歴がいろいろおありなんですね~
素晴らしい方に手ほどきしてもらって良かったけど
聞けばうまくなるという物ではないんでしょうね

ディクタフォン 声を出すと蝋菅に声が刻まれる
なんてよく考え着いたものです 今はチッコイ
ICレコーダがあるけど 再生の速度調整は
できないのかも。
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Unknown (lyra)
2019-01-22 13:08:52
モズライト様

モズライト様にお褒めいただいてうれしいです。時間帯と天候に恵まれて宇宙の神秘を堪能しました。月は自転と地球の周囲を回る公転の周期が同じなので、いつも同じ側を向けているように見えるんですよね。

ディクタフォンは事務機器として使われていましたけど、コンピュータがどのデスクにもあるようになった今は口述する人もいないので、それをタイプする秘書も不要になったようです。カナダで最初の職場で覚えたテレックスも今は過去の遺物ですね。

マイクロカセットという小さなカセットテープを使って、再生スピードはデスクの下の床に置いたフットペダルで足を使って調節していました。ただし、あまり低速になるともにょもにょと聞こえるだけで何を言っているのか分からなくなります。私には少々ゆっくりしゃべっている速度が一番やりやすかったです。リスニングのいい訓練になりましたよ。ついでに会計や税務、法律の勉強にもなりましたしね。

元々機械が大好きなので、やってみたいとこちらから頼み込んで教えてもらったのが転職に役立ったというところです。
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