リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

今日のウォーキングはルートを変えて1時間

2019年01月17日 | 日々の風の吹くまま
1月16日(水曜日)。晴れのち曇り空。雨雲が南の方から接近して来ているらしい。せっかく明るい日差しを楽しんでいたのになあ。でも、雨が降り出すと最低気温が上がるからいいかな。今日の坂道ウォークはカレシの提案でクィーンズパーク。この方向はほとんど坂がないんだけど、公園の中に入れば少し距離が増えるからいいか。

公園までクィーンズパーク地区の築100年以上の古い家々を品定めしながら約15分。昔からニューウェストの「高級住宅地」で、通りすがりの人たちが一様に「グッドモーニング」と声をかけて来る。ドールハウスのような家を指しては、新築する家の設計をしていたときはこんなのを建てたいと思ったのにバンクーバー市の建築条例ではかなわぬ夢だったのよねえ。「ニューウェストに家を探していたら、あのぼろ家と同じ値段でずっと大きい家が買えたんだよな。でもさ、あの頃はニューウェストに引っ越すと言ったら鼻先で笑われたよな」とカレシ。だからこそ開発の波に乗り遅れたおかげで今こうして古き良きビクトリア朝時代の面影が残っているわけだけど。

おととしの大雪で倒壊したスポーツ施設Arenexの建替え工事の現場から公園の裏側に回ったら、カレシが「あれ何だ」。木屑を敷いた一帯にカラフルな遊具のようなものが点々と置かれていて、鉄棒のようなものもある。それぞれの道具の脇に標識らしきものが立っているので近寄ってみたら、何とサーキットトレーニングの設備。ステーションが1から10まであって、標識にはどの筋肉を鍛えるのか図入りの説明。ばね式の低い平均台を試してみたり、太い丸太のハードルをぴょんぴょんと飛び越えたり、けっこう楽しい。周りにフェンスも何もないのは誰でも気軽に使えるようにと言うことか。草分け時代に都市計画を策定した工兵隊のムーディ大佐が「市民のレクリエーションの場」として作った30万平方メートルのクィーンズパークはニューウェスト市民の誇りなのだ。

帰って来て時計を見たら、かれこれ1時間のウォーキングで、坂のない分を時間でカバーした感じ。ランチは豚肉入りの発芽玄米のコンジー。ニューヨークで大ヒット中というだけあって、レシピを探すとええっというようなものが出て来るけど、我が家のレシピは米、生姜、にんにく、ごま油を基本にしたアジア風。カレシのリクエストでランチメニューに加えたけど、消化が良すぎてすぐにおなかが空くのがねえ・・・。