リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

子供の騒音と親の行動と・・・

2019年01月24日 | 日々の風の吹くまま
1月23日(水曜日)。曇りなのか霧なのか、すきっとしない天気。いつものようにテレビのニュースを横目で見ながら朝ご飯を食べていたら、30代くらいの男性が2歳の息子が出す騒音を理由にニューウェストのアパートから月末までに退去するように命じられて「困っている」というニュース。自営業のシングルファザーが子供をアパートの廊下やロビーで遊ばせて、他の住人からの苦情で何度か注意された挙句に退去を求められ、賃貸問題を扱う審判所に訴えたら仲裁員が家主側に付いて退去命令を支持したと言うもの。

コンクリート造りの我が家も上階で走り回る子供の騒音で精神的な限界を感じるほど極端なストレスを経験したので、木造の建物での酷さは想像に難くない。まあ、2歳児を育てているひとり親の苦労も理解できなくはないと思いつつ、新聞サイトで記事を読んでみたら、ん?何なんだ、この人?テレビでの得々とした態度に違和感があったんだけど、家主(大手開発業者)側が1階の部屋と2戸のタウンハウスを代替の住居として転居を提案したのに、「夢の住まい(ロフトのある川に面した部屋)だし、見つけるのに6ヵ月もかかったし、自分は転々とするタイプじゃないから引越しは頭が痛いし、疲れるし・・・」と拒否したとわかって、同情感は一気に雲散霧消。

退去させられて当然だなあという印象になったんだけど、別の新聞の記事を読んだら、また、何なんだ、この人?パートナーがいて(つまりシングルファザーじゃない)、在宅自営と言う話が「仕事から帰って来て」と言っているしで、家主からの退去命令を審判所が支持したのは事実という以外は、何とも話がちぐはぐ。おまけに10日後の引越し先がないという危機感はゼロで、差別だ、ハラスメントだ、裁判を起こすと威勢がいい。でも、新聞記事のコメント欄は同情を集めるどころか批判ばかり・・・。

この人の職業は「ソーシャルメディアトレーナー」だそうで、(たぶん)いかにうまくソーシャルメディアを利用(操作)して目的を達成するかをコーチするのが仕事らしい。結局は、今どきの権利意識過剰、被害妄想過剰の「自己中おとな子供」丸出しのミレニアルがメディアで注目を集めようとしたようで、新聞メディアも利用されていると気づいたふしもあるし、商売にも影響が出るんじゃないのかな。何よりも、貸してくれる家主が見つかるのかどうか。何だか子供がかわいそう・・・。