リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

何ごとにも時と言うものがあるんで

2022年11月10日 | 日々の風の吹くまま
11月9日(水曜日)。☀☀。今日もいい天気だけど、寒いっ。日曜日から標準時間(冬時間)になったので、日の出が午前7時過ぎと早くなったけど、日の入りも早くなって午後4時38分。つまり、5時にはもう暗くなってしまうので、午後の時間が短くなったようで忙しない気分。夏時間のままなら午後6時なわけで、夏冬の時間の切り替えを廃止するのに、新しい標準時間として「夏時間」を推す人たちが多いのがわかるような気がするな。でも、それだとこの辺りでは冬の日の出が冬至の頃に午前9時過ぎになるから、まだ暗い中を通勤通学するのに鬱っぽくなってしまわないのかな。もっとも、緯度の高い北極圏の近くに住んでいればそれが普通なんだけど。

このところまたぞろドライアイに悩まされていて、できるだけコンタクトレンズを外しているけど、何せ角膜がでこぼこなための乱視の上に裸眼の視力は0.05まで落ちてしまっているから、手先のことをやるのが精いっぱい。まあ、生まれつきのことなので、ぼやけたイメージを脳内で(記憶にあるイメージを使って)ある程度補正して解像する癖がついていて、それで日常生活は何とかこなせているけど、そうは言っても場合によってははっきり見えないことがだんだんストレスになって来るから困る。ウォーキングはいつもカレシと手をつないでいるから、足元に気を付けていれば安全には問題はないけど、すれ違う人の顔の表情はわからないし、道路の標識や看板も書いてある文字は判読不能。そろそろ眼科の先生に白内障の手術をしたいと言う時なのかな。ワタシの目には1個が15万円とか20万円とかする特殊な眼内レンズが必要で、保険ではカバーされないんだけど、医療費として税額控除できるだろうから、加齢で問題が多くなったコンタクトレンズから解放されるなら安いもんじゃないかという気がする。

ランチの後でコンタクトを入れて、納まっているうちにHマートへ。車で片道30分以上かかっていた旧居の頃と違って今は10分で行ける距離なのに、なかり長いこと行っていなかったな。おかげで、発芽玄米を切らしちゃったし、パン粉も麺つゆもなくなる寸前なので、カレシに待ったなしよと通告。カレシもらっきょうを食べたくなったそうなので、今がチャンス。ニューヨークの小さなアジア食品店から始まって、今ではアメリカ、カナダ、イギリスに100店舗以上を展開する大きなチェーンなので、日本食の食材も(ワタシが使うようなものは)たいてい手に入って便利だったけど、最近は日本産のものがかなり減ったという印象。コロナのせいでワーホリや留学に来る日本人が減ったのか、単に日本からの物流が減ったのかは知る由もないけど、まあ、ワタシはブランドに拘らないから不自由はなし。今日は目的の発芽玄米の2キロ近い大袋とOttogiのパン粉の特大袋とミツカンの4倍濃縮めんつゆの他に、そばやカレシ用のらっきょう(ピリ辛がないので花らっきょう)や、しらたき、ししとう、大豆もやし、しめじ、1メートルもあるごぼうの4本パック、冷凍のおでんセットとビンナガマグロとアサリのむき身。ここでもインフレでレジの数字は仰天ものだったけど、何ヵ月かはもつだろうから、ま、いいか。

アメリカの中間選挙はすごい混戦模様だけど、トランプが推薦した候補が苦戦しているらしいのは、アメリカの保守層の有権者が良識を捨てていなかったということで、要するにトランプの賞味期限がとっくに切れていて、メディアがいくら騒いでも普通のアメリカ人はもうおなかいっぱいだったんだと思う。それにしても、トランプにイーロン・マスクにザッカーバーグに気取り屋のWokeたちに、はては陰謀論者たちもプッチンも習近平も、みんなソーシャルメディアが取り上げる自分しか見えていないって感じで、何となく似た者同士というところだな。あんがいそれが二十一世紀の世界なのかもしれないけど、それとてそろそろ賞味期限が近づいていたりしてね。旧約聖書の『伝道の書』(コヘレトの言葉)にあるんだよね、「何事にも時がある」って。これ、まさに「禅」だと思うんだけど。