リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

また大嵐が来るそうだけど

2022年11月03日 | 日々の風の吹くまま
11月2日(水曜日)。🌤🌤。普通に眠って、普通に起きて、普通に朝ご飯。カレシのしゃっくりが止まってから3日経ったのかな。どうやら2人ともしゃっくりはもう戻って来ないという確信が持た感じがする。起きたのがちょうど日の出の時間で、みごとな朝焼け風景に、思わず着替えもせずにカメラを掴んでパチパチ。でも、「朝焼けは雨」という諺の通り、明日の夜から金曜日にかけて「パイナップル特急」(大気の川)第3号が到来するという予報で、予想雨量は多いところで70ミリ、南東な風は11メートルから16メートルで、瞬間最大風速20メートル以上。豪華な朝焼けを愛でている場合じゃないけど、パイナップル特急は今ごろの季節の常連みたいなもんだからねえ。





いつも11月と共にやって来る「時計の針を動かす儀式」が今年も今週末の日曜日。時計の針を1時間戻して冬時間になるのに、時差ぼけ状態になってしまう人も多いそうだけど、2人揃って就寝や起床の時間にあまり縛られない暮らしをしている分には影響はあまり感じないかな。つい2年か3年前に、時間の切り替えを廃止して夏時間を通年の標準時間にする話が進んでいたんだけど、BC州とアメリカ側のワシントン州とオレゴン州は準備ができているのに、カリフォルニア州がぐずぐずしているうちにコロナのパンデミックで脱線。(オンタリオ州とケベック州もアメリカのニューヨーク州の出方を待っているうちに頓挫。でも、聞くところによると、アメリカ連邦議会で上院がすでに切替え廃止法案を可決していて、下院が法案を通してバイデン大統領が署名すれば、来年の3月に夏時間に切り替えるのが最後になると言う話。ただし、下院はまだ諮問委員会がどうのこうのとやっている段階だそうだし、今のアメリカは左と右が角を突き合わせてにっちさっちも行かなくなっている問題が山ほどあって、隣の国から見ているとアメリカはもう統治不能なんじゃないかと思ってしまうくらいだから、期待してもムダって感じがするな。んっとにしょうないもんだね。

おととい発表された一般開業医の報酬制度改革が実施されると、BC州の開業医の平均収入は全国のトップクラスになるらしい。でも、それって当然じゃないかなあ。BC州は他の州に比べてマイホームの値段がダントツに高いし、トロントに抜かれるまでは家賃も物価も全国のトップだったんだもの。平均以上の年収でもマイホームは買えないし、賃貸住宅もオフィスも家賃がバカ高いし、とにかく住む土地としては並み以上のコスト高だから、どうりで山の向こうのアルバータに人が流れてしまうはず。最近は「Alberta Calling」とか言って、「アルバータは招くよ」みたいなコマーシャルがラジオから流れて来て、アルバータに移り住んだ青年が「給料は上がったし、住みやすいし、ゆとりのある暮らしができるようになって、最近は(バンクーバーの3分の1の)4千万円でマイホームが買えたんだよ。引っ越しを考えているなら、ぜひアルバータを検討してみてね」と同世代にアピール。BCの住人としては何ともうざったい客引きコマーシャルなんだけど、おとといの発表でそのアルバータで「BC州への人材(特に開業医の)流出」を懸念する声が上がっていると聞いて、BC人としてはしてやったりの気分。それでも、州の間で人材の争奪戦と言うのはあまり好ましい状況とは言えないと思う。ここは頂点に立つトルドー君に指導力を示して欲しいところだけど、各州の首相が連名で連邦政府に医療費予算の増額をラジオでアピールし始めたくらいで、はてさて、ふわふわ総理にどれだけ期待していいのやら。

それでは、早めにご飯を食べて、Arts Clubの『Mom’s the Word:Talkin’ Turkey』を観に行こう。デボラ、アリソン、ロビン、バーバラ、ジルの5人のママさん役者が30年前にストーリーテリングの形で子育ての悩みや冒険をベースにした脚本を書いて、それをArts Clubが上演して大ヒットしたのが始まりで、その後ティーンになった子供との関わり合いや、大人になって独立したはずが出戻って来た子供との関わり合いになり、今回はクリスマスを基本テーマにした5作目。ずっと楽しみにしていたので、カレシのしゃっくりが止まって良かったぁ。