リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

猛烈に度の強い眼鏡ができて来た

2022年11月26日 | 日々の風の吹くまま
11月25日(金曜日)。🌧☁🌤。目が覚めたら8時半で、カレシが「寝坊したっ」。そっか、金曜日は午前9時にグループレッスンがあるんだっけ。まだ間に合うと思うから、先に朝ご飯を食べちゃってよと言ったら、カレシはがバット起きて寝室から出て行ったので、ワタシはのんびり起きてのんびりと身支度。朝ご飯の支度ができたダイニングに出て行ったら、カレシはまだ食べていないじゃないの。「今日はキャンセルしたよ」とカレシ。「先週は誰も現れなかったし、井戸端会議に付き合ってられないよ」。そうだねえ、無料のレッスンだからと気楽に考えているるのかどうか知らないけど、若い男性にすっぽかしが多いよね。まあ、ワールドカップに気を取られているんだろうから、私たちはゆっくり朝ご飯を食べて、ウォーキングに行こうじゃないの。

ウォーキングに出る頃には雨も上がって、歩道にびっしりの落ち葉を踏みしめながらてくてく。クィーンズパーク地区は築100年超の家がざらにあるけど、歩道の並木は樹齢200年はありそうな大木がずらり。それが一斉に葉を落とすから、あちこちで家のオーナーらしい人が熊手で前庭を埋め尽くした落ち葉を掃き集めていて、通りすがると手を休めて「おはよう」。歩道も赤や黄色の分厚いじゅうたんに覆われてとっても華やかなんだけど、歩道の縁や迫り出している根っこが見えないことがあって、のんきに歩いていると危ないので、コンタクトレンズを入れていないときは特に気を付けないとね。あちこちの家の玄関やポーチは、つい1ヵ月前にはハロウィーンの飾りつけで賑わっていたのに、もうクリスマスの飾りつけ。そう言えば、夜になると家の庇やバルコニーにクリスマスライトが点っているのが見えるようになったな。あと1ヵ月だもんね。

このところウォーキングの終わりごろになると下半身に寒冷蕁麻疹が出るようになって、帰り着くころにはもう痒くて、痒くてタイヘン。上半身はフリース裏のジャケットを着ているけど、下半身はジーンズだけだからかな。まあ、帰って来て、部屋着のジャンパースカートの上から引っかきまくっているうちに、わりとあっさりと跡形もなく消えてくれるのがせめてもの救い。ストレスも関係しているという話だけど、どうなんだろうね。痒みが止まってほっとしていたら、電話。直感的に眼科からと思ったらその通りで、「眼鏡ができて来ましたよ」。うわっ、すぐに取りに行きまぁ~す。さっとジーンズに履き替えて、それっ。ロビー階でエレベーターを降りて、屋内駐車場側から外の駐車場に出たら眼鏡屋はすぐそこ。街中に住んでいるとこういうときはほんっとにラッキー。

お姉さんがニコニコして待っていて、さっそく眼鏡をかけて、渡されたカードを見て、うわ、全部下まで読めるっ。でも、レンズの厚さと来たら、縁の方の一番厚いところは8ミリくらいありそうで、かけて横目で見ると風景が見事に湾曲して見えるから、何だか金魚鉢の中を泳いでいるみたい。お姉さんは「慣れるのにちょっと時間がかかるかもしれないですね」と言う通り、急に立ち上がるとふらついてしまう。でも、まっすぐ前を見ている限りは対象に焦点が合って、コンタクトレンズのように正常眼の視力には矯正できなくても、見ているものを識別できるし、横の直線に虹色の縁取りが見えたら焦点がずれているということで、頭を動かして目の位置を調整すれば虹色は消える。帰って来て、新しい眼鏡をカレシに見せたら、ちょっとかけてみて「うへぇ~、15秒もかけていられないな。頭痛がして来るよ」。たしかにね。でも、パソコンの前では、キーボードがちょっと小さく見えるけど、背中を伸ばしていれば作業は楽々。老眼鏡を使えないから、本を読むときは外せばいいし、キッチンでは外していても問題はないし、ドライアイが解消したら外ではTPOしだいでコンタクトを使えばいいし、うん、世の中が見えるのって、いいもんだよ。