リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

エアコンの故障とレタス不足と気候変動と

2022年11月18日 | 日々の風の吹くまま
11月17日(木曜日)。☀☀。今日はすっきり晴れ上がって、川霧もない。特にすることもないので、朝からカレシのリクエストに応えてチキンスープ作り。皮と脂肪を取った骨付きの鶏ももを最初に玉ねぎ少々とにんにくと一緒に茹でるのがワタシのお気に入りレシピ。灰汁を取りながら茹ったところで肉を取り出して、ゆで汁から玉ねぎとにんにくをすくい取り、先週作り置きした鶏の骨ブロスをたっぷり足してスープを作り、玉ねぎとにんじんとセロリの他に今日はミニピーマンとブロッコリとスペルト小麦を足して、塩と胡椒とタイムでしばらく弱火でとろとろ。その間にウォーキングに行って来て、帰って来たら先に茹でた鶏ももを手でむしって骨から外してスープに入れて、塩味を調節して火が通れば、薄味だけど意外とリッチなチキンスープのできあがり。冷蔵庫にある野菜を適当に入れるので、作るたびに微妙に味が違うのが飽きない秘訣かな。お~い、ランチの時間だよぉ。

今日は朝から頭の上の方でトントン、コンコンと何やら工事をしているらしい音。防火設備関係の作業は終わったはずだから、どこかでリノベでもやっているのかなと思っていたら、ウォーキングに出た時にマンションの玄関前に火事や水漏れなどによる被害を修復する会社のトラックが2台止まっていて、乾燥機らしい機材を運び込んでいるところ。おや、どこかで水漏れ事故でもあったのかな。マンションで一番多いのは食洗機か洗濯機からの水漏れで、ときどき配管やダクトを伝わって階下にも浸水してひと騒ぎになることがある。だから、マンションの規約に管理組合の保険の免責額を個々のオーナーの保険でカバーするという条項があるわけで、これがけっこう大きな金額。でも、水漏れでフローリングの一部が傷んだら、ユニット全体のフローリングの張替えをすることになるので、広いユニットならすごい費用になるもんね。

午後になっても頭上のトントン、コンコンは続いていて、どうやら真上の部屋で作業をしているらしい。真上は我が家と全く同じ間取りだけど、マンションの設計図には最上階の3戸にしかないはずのエアコンがあって、事前販売で買った最初のオーナーが勝手に空調設備の請負業者に(鼻薬でも利かせて)設置させたらしく、施主のデベロッパーも水漏れ事故が起きるまで存在を知らなかったといういわく付き。(前のオーナー夫婦は管理人や隣人にハラスメントしまくりの迷惑住人だったな。)今住んでいるのは産業法専門の法廷弁護士で大きな法律事務所のパートナー。独り暮らしの週末パパで、いつも坊主頭なので勝手に「おっちゃん」と呼んでいるけど、理性的な人。入居して来て1年ほどでエアコンの水漏れで200万円とかいう損害を被ったけど、デベロッパーは前のオーナーが内緒で設置したものだからと責任を拒否し、管理組合の保険でもカバーされず、訴訟寸前で組合と修理費の一部負担で折り合いをつけて、年次総会で認められてやっと修理ができたという経緯がある。でも、元の設計図にはないために、屋上の室外機との間の配管経路が未だに不明なんだそうで、もしかしたらまたエアコンの不具合が起きたのかな。ざっと見たところ我が家には影響がないけど、エアコンは最上階以外は元から付いていないし、アクセスしにくいところにあると言う室外機の維持修理は自己負担なんだし、後付けは規約で禁止されているんだから、いっそのこと撤去しちゃえばいいのにと思うけどな。

このところスーパーからロメインレタスとアイスバーグレタスが姿を消していて、レタスを使う料理をメニューから外すレストランも出て来たというニュース。何でもカリフォルニア州で旱魃とウィルス性の病害で80%ものレタスが枯れてしまったせいで極端なレタス不足になったんだそうな。アリゾナ州産のレタスが届き始めるまでもう少しの我慢と言うことだけど、ハインツのケチャップが品不足になのもカリフォルニアの旱魃でトマトが不作だったせいだし、フランス産のディジョンマスタードが姿を消したのも辛子の大生産地であるカナダのサスカチュワン州の旱魃でフランスへの輸出が減ったせいだし、マットが今年は山に入ってもきのこが少ないと嘆いていたのもBC州南部の旱魃のせい。工場のような温室で水耕栽培しているレタスはたくさんあるけど、これだって相当のエネルギーがいるんだよねえ。でも、だからって野菜を食べないわけには行かないし、冬は温暖なカリフォルニアやメキシコの産地が頼りだし、はあ・・・。