リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

雪の便りとワクチン接種と温かスープ

2022年11月05日 | 日々の風の吹くまま
11月4日(金曜日)。🌧🌧☁。大雨は過ぎたようだけど、まだ雨もようで寒々。メトロバンクーバーの山のふもと一帯では雪が降ったそうで、邸宅が並ぶウェストバンクーバーのブリティッシュプロパティーズやコクィットラムのウェストウッドプラトーのような高台は何センチも積って、すっかり冬景色。海抜200メートルくらいのところでも白いものがちらついたところがあるというからびっくり。だって、我が家のバルコニーは海抜170メートルくらいのレベルなんだもの。でも、大雨が去ったっと思ったら、今度は強風警報が出て、吹き倒された木による停電が続出。風は我が家の後ろ側にあたる南西か西の方から吹いて来ているので、バルコニーもルーフデッキもあまり影響はなさそうだけど、ときたま照明がちらつくのが気になるな。商業地区のど真ん中なので停電はめったにないんだけど、大丈夫かな。

今日は、きのう「お忘れなく」メールが来ていたコロナのワクチン接種の日で、これで5回目。今回は徒歩3分のモールの中にあるドラッグストアに予約を取ったので楽々。薬局のすぐ横の小さな部屋が接種場所になっていて、「予約時間の順に並んでください」という看板。私たちの前に2人並んで待っていて、閉まっていたドアが開いて接種を終えた人が出て来たら、即座に「はい、次の人、どうぞ」。先頭にいた人が入って行って、ドアが閉まったと思ったら、5分くらいで出て来て、「はい、次の人」。予約は10分間隔だったけど、そんなの関係ないという感じで、あっという間にワタシの番。中で医療保険番号が載っている運転免許証を渡したら、薬剤師がコンピュータに入力しながら「モデルナとファイザーと、どっちがいいですか」。へえ、今回は選べるんだ。どっちでもいいと言ったら、「それではファイザーにしますね」。右腕をまくったらチクッとやって、絆創膏をペタッと貼って、「はい、終わりです」。免許証を受け取って、外で待っていたカレシと交代。まるで流れ作業みたいなスピードで、ほどなくして出て来たカレシが「何も感じなかった」。まあ、薬剤師の注射は忙しい看護師よりていねいで痛くないことが多いけど、インフルエンザの予防接種と同時進行で腕前が上がったのかもしれないな。

ワクチン接種はどこでやっても、副反応の可能性に備えて10分か15分店内にいるように言われるけど、コロナワクチンも5回目となれば、経験から深刻な副反応は起きないとわかっているので、その足で同じモールにあるスーパーに行って牛乳とカノーラ油を買って帰宅。薬局でカレシの接種が終わるのを待っている間にスープミックスを注文してあったSimply Delishから「注文品が配達されました」というメールが入っていたので郵便箱をチェックしたら、小包ロッカーの大きな鍵。郊外のラングレーで若い夫婦が始めたビジネスで、セロファンのチューブに乾燥したスープの材料がだんだらに入っていて、基本ヴィーガンなんだけど、作り方の説明の中に「好みに応じてたんぱく質を加えてください」と書いてあるところがいい。ビーフ&バーリーには牛肉、チャウダーにはあさり、マッシュルーム&ライスにはきのことチキンというように、冬の寒い日のランチはたんぱく質たっぷりの熱々のスープが何よりのご馳走。





夕方が近くなって雨は止んだけど、風は強くなるばかり。まあ、今日のイベントは無事に終了したから、後は巣ごもり。晩ご飯はカレシが大好きなチリコンカン。ヴィクターの店で買った脂身がまったくないシチュー用の牛肉にアヴォカド油を加えてチョッパーでひき肉にして炒め、ニンニク、玉ねぎ、セロリ、ニンジンを刻んで加えて、缶詰のトマトと一緒にカレシの菜園から収穫したトマトで最後まで残っていたのも全部入れて、今日は定番のインゲン豆の代わりに黒豆。チリパウダーを盛大に入れて、後は煮込むだけ。大きめの鍋いっぱいに作るので、残る分は何かの時の「非常食」として冷凍しておけて便利。それにしても今夜は荒れそうだなあ。建物が風を遮っているバルコニーとルーフデッキは静かだけど、玄関ドアの外の内廊下では、通気ダクトからの風がゴォゴォとすごい音。大風はタワマン高層階の最強の敵だからねえ。