リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

戦没者追悼記念日が終わったらホリデイ気分

2022年11月12日 | 日々の風の吹くまま
11月11日(金曜日)。☁⛅🌤。今日はリメンブランス・デイ、つまり戦没者追悼記念日。1918年11月11日午前11時に第1次世界大戦の休戦協定が発効したのを記念して「休戦記念日」として始まったもので、第2次世界大戦後はすべての戦争における死者を悼み、その犠牲を忘れない(Lest We Forget)という誓いを新たにする日。金曜日だから三連休になるわけだけど、そういう趣旨の日だからお祭り気分はなくて、いたって静かなもの。バンクーバーでは夜通しのレイヴパーティを企画して 顰蹙を買っているナイトクラブがあると言う話だけど、午前11時から2分間の黙祷を捧げるときには、ロックが専門のラジオもぴたりと沈黙。やがて物悲しい葬送ラッパが流れ、静寂の中に長く尾を引くように消えて行くと黙祷が終わって、再びロックが流れ出す。

カレシの早朝レッスンが終わるのを待ってウォーキング。ニューウェストミンスター市の戦没者慰霊碑は坂の下の方ロイヤルアベニューに面した市役所の前庭。ウォーキングで5番アベニューを往復する帰り道で、5番ストリートあたりに来たところで、市役所の方から飛行機の轟音が聞こえて来て、交差点で立ち止まった私たちの頭上を第2次大戦時代の戦闘機4機が追悼飛行して行った。カナダではこのリメンブランスデイが終わるのを待ってクリスマスシーズンが始まる。イージーリスニングが専門のあるラジオ局は、明日の土曜日から12月27日まで、毎日1日中ぶっ通しでクリスマスソングを流すんだそうで、クリスマス本番が来ないうちにみんなうんざりしてしまうんじゃないかと、他人事ながらちょっと心配。その点、ワタシがいつもBGMとして1日中つけっ放しにしているラジオ局は1970年代と80年代のクラシックロックが専門で、クリスマスソングがあまりない分野だから助かるな。

午後にはクリスマスムード解禁とでも言うのか、ラジオから流れるクリスマスセールやイベントのコマーシャルが本格化。Arts Clubからはファンドレイジングのクリスマスショーのお知らせ。男性歌手4人組がThe Gingerbread Menと名乗って、BMOのニューモントステージでキャバレー形式のショーをやるというもので、うん行く行くっと折り返しで「チケット購入」のボタンをクリック。座席の選択で「一番良い席」を指定したら、うは、ステージ前のテーブル席がもらえたみたい。ショーは12月12日。そっか、その頃に上演中のショーが休みの月曜日に、実験的な座席構成をそのまま使うということか。チケットの一般販売は来週あたりのようだから、まずは支援者グループの中核であるADC(芸術監督サークル)のメンバーに専用サイトで優先的に売るということで、もしかしたら私たちが一番乗りかもしれないな。楽しみだっ。

何となくホリデイ気分になって来たところで、右目にだけコンタクトを入れて、すぐに必要なオレンジジュースと牛乳とバナナを買いにスーパーへひとっ走り。出かける間際にカレシが「白ぶどうのジュースがあったら買って来て」。かなり長い間入荷してないんだけど、もしあったらね。でも、引っ張るトロリーじゃなくてトートバッグだから、すごく重くなりそうだなあ。ま、入荷していればの話。でも、そう言う時に限って商品棚にジュースが10本くらい並んでいるから、今日買おうか、次の買い物まで待とうか。次の買い物は月曜日として、それまで残っていないかもしれないし・・・とさんざん思案した挙句にえいやっと1本。全部で5リットルの液体を入れたバッグを肩に担いだら、はあ、重かったぁ。