リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

損得を測るものさし

2014年03月21日 | 日々の風の吹くまま
少し肌寒いけど、外は桜並木が7、8分咲き。二階の窓から見ると、ずっと東の方までピンク
の帯。そういえばサクラ祭をやっていると言う話を聞いたけど、どこでどんなことをやってい
るのかな。我が家の裏庭の北海道のサクラも、まだ「木」というほどではないけど、細い枝に
いくつも花をつけている。今日は毎年庭木の手入れをしてくれる「木のお医者さん」に根の
深いところにポンプで肥料を注入してもらった。

英日の心理学仕事は今日がホームストレッチ。9千語はあるから日本語訳は2万文字くら
いで、それを打ち出すキーストロークの数は相当なものになる。高速で大量に日本語(ロー
マ字)入力していると、親指がばね指になりかねないので、ストレスがテーマの仕事をしな
がら、ワタシのストレスも満開。英語入力なら日本語よりずっと猛スピードで打ち続けても問
題はないのに、日本語だと指も手首もシクシクと痛み出す。どうやらローマ字入力と英語入
力では酷使する指が違うらしい。特に左の親指は漢字変換でほかの指の何倍も使うしね。

小町には相変わらず嫌と怒と妬の他人嫌いが多いなあと思いつつ、タイトルだけ眺めてい
たら、「自分が損をするのが許せない」と言う人がいて、頭に「他人が損をするのはいいけど」
と付くのかなと思ってしまった。小町横丁を徘徊し始めて十何年になるけど、最近は損得の
「感情」が激しくなって来ているような印象だな。損をしたくないと言いながら、実は他人が
「得」をするのが許せないと言っている感じ。まあ、人間関係での損得勘定も相変わらず相
当なものだけど、損をしたと「悔しがる」感情は、あまり後悔しない性質のワタシにはよくわ
からない。

ワタシはお金と交換して手に入れるモノやサービスが自分にとって何らかの価値があれば
満足する方なので、(気に入った品物は買うけど)ブランドには興味がないし、値札で買える
のに安く買えるところを探すのはめんどうだし、いろいろと衝動買いはするけど興味のない
ものは激安でも買わないし、欲しいと思っても買えないものは買わない。損得は自分だけの
ものさしで測るので、自分が他人と比べて損をしているか、得をしているかなんて考えること
はないな。ぎりぎりの貧乏時代も金余り的な時代もあったけど、他人がいくら持っていても
ワタシのお金じゃないし、金持でも貧乏でも「その人」であることに変わりないし・・・。