リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

自分の脳みその構造を見てみたい

2014年03月09日 | 日々の風の吹くまま
きのうはすごい大雨だったのに、今日はけっこういい天気。まだ春分の日も来ないのに、今
日から「夏時間」。まじめに仕事をしている最中に、視界の隅っこで時刻の表示が「午前1時
59分」からいきなり「午前3時00分」に吹っ飛ぶから、一瞬タイムスリップしたような気分に
なる。この場合は1時間先に進むから、未来にタイムスリップかな。まあ、11月初めまでの
8ヵ月、1年の3分の2が「夏時間」で、標準時間は3分の1だけ。いっそのこと、長い方を標
準時間にして、短い方は「冬時間」にでもした方が合理的という気がするけど・・・。

まず、とりあえずと振られた緊急出動の仕事2つのうち、短い方をやっつける。ボロディンの
「中央アジアの草原にて」のメロディが漂って来そうなテーマだったけど、内容はいたってド
ライ。もうひとつの方は、うわ、植物の名前がぞろぞろで、日本名から対応する英語の一般
名とラテン語の学名を調べまくり。分類学は地球上の生物の戸籍のようなもので、ちゃんと
苗字と名前がある。たとえばソメイヨシノはPrunus yedoensisで、Prunusが「サクラ属」と
いう苗字、yedoensisが「江戸っ子」という名前。もっとも、苗字の上にはまだいくつもレベル
があって、ソメイヨシノだと「真核生物植物緑色植物緑色植物門有胚植物被子植物バラ目
バラ科サクラ属江戸種」となって、何か戒名みたいだから、江戸っ子の熊さんも八っつぁん
も目を白黒・・・。

植物の名前さえ調べておけば後は楽なもんで、やたらとすらすら進むのは、まだ没頭してい
たときのリズムが抜けていないからかな。まあ、2ヵ月も波に乗ってやっていると、集中力の
方は昔ほどではないにしても、文体や言葉の選択パターンが掴めて、思考もそれに同調し
て来るから、ワタシの脳みそのどこかにあるらしい「言語変換機能」の効率が良くなるんだろ
うと思う。日英と英日の変換機能が別々にあるのかどうかは知らないけど、日本語と英語
は同時にわかることが多いから、処理中枢は別々なところにあるかもしれないな。でも、マ
ルチリンガルになったら、脳みその配線が混雑しそう・・・。

ときどきワタシの脳みそがどんな具合になっているのか一度頭の中をじっくり観察してみた
いと思うけど、整理整頓がまったくできていなくて、足の踏み場もないような散らかりようだっ
たらイヤだなあ。まあ、とりとめもなくごちゃごちゃ考える習癖からすると、どうもそんな感じ
がするけど・・・。