リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

お役所のサービスが良すぎるのは

2014年03月18日 | 日々の風の吹くまま
よく眠っていたのに、ドシャン、ガシャンという騒音で目が覚めてしまった。何かの作業車が
通ったのかなと思ったら、遠ざかる気配がない。何となく我が家の外でエンジンを吹かして
いる感じで、カレシが飛び起きて、即行で身支度をして、飛び出して行った。(アラームの解
除を忘れなかったのはえらい。)ワタシはまだ午前10時だし、そのままうとうと。騒音が遠ざ
かったと思ったら、カレシが戻って来て、「リサイクルの収集に来た」。あれ?今日は収集日
じゃないはずだけど・・・。

きのうが収集日だったけど、またもやリサイクル品の回収をすっぽかされたので、カレシが
市役所のホットラインに電話して苦情。これで2ヵ月に3回目で、(そのまま出しておけと言
われたのか)出しっぱなしにすると怪しげな輩が徘徊するので治安上よろしくない(現に、夕
方までには空き缶はすべてなくなっていた)。したがって今回は取り込んで次回を待つこと
にするけど、責任部署に厳重に注意してほしい、と。その結果がけさの収集ということか。
ガレージの外でエンジンをかけたまま出て来るのを待っていたそうで、ブルーボックスを渡
したら、「すいません、きのうは忙しくて」と、ひたすら低姿勢だったとか。

でも、リサイクル品の回収は5月から(だったか)民間委託になるという話。今は新聞雑誌は
黄色いビニール袋、紙類は青いビニール袋、空き缶や空き瓶、プラスチックはブルーボック
スと決まっていて、収集車の後ろを係員が歩いて、箱も袋も中身をまとめてガシャっとトラッ
クに空ける。それを処理施設の選別場に持って行って、仕分けしてリサイクル業者に売り渡
す手順らしいけど、今度は処理業者に収集から前段階を委託しようということか。市役所に
とっては経費節減、業者にとっては増益につながるような、ウィンウィンの「おいしい話」なの
かな。

穿った見方をすれば、カレシの苦情で?1日遅れて収集に来た人たちは民間委託によって
自分たちの(組合強い後ろ盾があって賃金水準も高い)職場を守るために「サービス作戦」
に出たのかもしれない。民間業者が回収するようになったら、せっかくの「価値ある廃品」を
小遣い稼ぎの輩に横取りされないようにもっと回収に熱を入れるかもしれないし、逆にすっ
ぽかしが増えるかもしれない。まあ、市役所でも民間でも、こっちはちゃんとスケジュール通
りに回収してくれれば文句ないけど、それにしてもサービスが良すぎるなあ・・・。