リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

老後のお小遣いの問題、どうする?

2014年03月06日 | 日々の風の吹くまま
いやあ目が覚めるくらいのすごい雨で、起きて外を見たらいかにもぐじょぐじょという感じ。さ
て、今日のカレシは英語教室。今日の「どたんばの探し物」は水筒。ないないと家中を探し
回って、遅刻すれすれで「貸してくれ」。ほとんど使わないワタシの真っ赤な水筒にろ過水を
入れて、バッグに入れようとして「あったぁ」。出て来たのは空の青い水筒。「バッグが軽かっ
たから入っていると思わなかった」。そうだろうね、空っぽなんだから。ま、今日は赤い水筒
を持って、行ってらっしゃい。

今日も「無職」のワタシは、のんびりと小町横丁の散歩。相も変わらず人間関係は世界情勢
よりも複雑だし、お金の悩みはマイダス王どころじゃない。そこで興味を引かれたのが『定
年後のお小遣い』。年金生活になったら小遣いはなしと専業主婦の妻に言われたサラリー
マン夫の話。高給取りでも年金生活になれば収入はかなり減るだろうから、小遣いの額は
それまで通りとは行かないんじゃないかな。妻が家計を握って来たならなおさらのこと。よく
若い共働き夫婦が家計の分担でもめているけど、高齢化でこれから年金生活に入る夫婦
がどんどん増えれば、「定年後の小遣い」も深刻な家庭問題になるのかも。

我が家は「若い共働き夫婦」だった頃は小遣い制だったけど、家計はひとつで小遣いの額
は同額。ワタシが自営業になって大いに稼ぎ出してから、金額が大きいものを買うときにひ
と言だけ相談すれば、あとは必要なときに必要なだけ引き出せばいいことになったんだけど、
2人とも無理な節約も身の程知らずの浪費もしなかったから、お金の使い方でもめたことは
ないなあ。どっちかと言うとワタシの方が少々金遣いが荒いんだけど、家計管理はワタシの
担当だからいつも口座情報を見ているのもワタシだし、子供の頃からしっかりしつけけられ
たせいか、買えない物は買わない「ない袖は振らない」主義だし・・・。

まあ、世の夫婦の常というか、私たちの間にも何かと価値観のずれがあるんだけど、老後
に入ったこの先も「お小遣い」でもめる心配もなさそうだから、お金は一番大きな「縁の切れ
目」だとすれば、40年近くお金のことではけんかひとつせずにやって来られたのはラッキー
だったのかな。でもね、どっちがどれだけ稼いだかに関係なく、これが2人一緒に築いて来
た「豊かな老後」なんだから、使って楽しいことに使えばいいんじゃないのかな。違う?