リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

それは損得よりも運の問題

2014年03月22日 | 日々の風の吹くまま
心理学仕事がやっと完了。手首はだる~っと疼くし、親指はしくしく痛いしで、英日の仕事は、
頭はまだしゃっきりでも、物理的にはきつくなったと実感。ブログを「打つ」くらいならそうでも
ないけど、連日5千文字も打つのはやっぱりきつい。ローマ字入力だと母音以外は1文字
が2つか3つのキーの組み合わせで、1日あたり1万回以上もキーを叩く勘定。元から白魚
のような指じゃないのに、磨り減ってしまいそう。でもまあ、老後の生活の糧を稼ぎ出してく
れた指だから、不細工でも文句は言えないか。(その老後、なぜかまだお預け状態・・・。)

きのうの「自分が損をするのが許せない」人はいったいどんな大損をしただろうと、ちょっと
興味を持ってトピックを開けてみたら、買った靴が1週間後に半額になっていたとか、1時間
も並んだのにすぐ前で打ち切られたとか、パソコンがフリーズして格安航空券を買えなかっ
たとかいう話で、拍子抜け。それ、「運」の問題じゃないの?たしかに半額で靴を買ったり、
並んだ甲斐があったり、格安航空券を買ったりした不特定多数の人たちがいるわけで、損
したと悶々としてしまうのは、その人たちを「得した」と見て妬ましいのか、「損な」結果になっ
た「自分の決断」を悔やんでいるのか・・・。

ワタシだったら、欲しかったものがたまたま半額になっていたら、ラッキーだと喜ぶだろうし、
すでに買ったものが半額処分になっていたら、タイミング(運)が悪かったと思うだろうな。後
悔は先に立たずというし、その値段に納得して買ったはずなので、少し待てば半額で買えた
のにと悔やんでも何が変わるわけじゃないもの。つまり、さいは投げられたということで、そ
のさいを投げたのは他でもないこのワタシ。出た目が気に入らないからって、自分を恨むわ
けにもいかないでしょ。損得を収支としてみれば、長い間にほぼとんとんになるという話で、
You win one, you lose oneの塞翁が馬というところ。

でも、ひょっとして、すでに買ったものを返品して半額になったのを買い直すなんて人はいる
のかな?バブル崩壊で売れ残ったマンションを大幅に値下げして売ろうとしたら、バブル時
代に高値で買った住人たちが不公平だと差し止め訴訟を起こしたという話を聞いたことがあ
るから、自分は定価で買ったものを半額で売るのは不公平だとクレームをつけてみたらどう
なんだろう?