京男雑記帳

洛中で生まれ育った京男が地元視点で見た日常風景や話を雑記的に掲載

上位は下位を切り捨てる?

2013年06月15日 05時37分56秒 | 和菓子


最近、「アップデートをしますか?」とPCが聞いてくる件で取引先から質問だきます。大きな会社ならPCの管理担当がいるので処理できることだと思います。
でも少人数で仕事をしている人、しかも高齢の方だったりするとわからなくなる。
私も専門家ではないので、聞かれてもわかりません。
ただ、私の経験からすると、ネットに新しいアップデーターがあるので、アップデートしませんか「する、しない」と聞かれて、新しいバージョンがいいと勘違い、または、いつも聞いてくるので邪魔くさく、または根負けして、ポチっとクリックしてしまう。



結果、それが原因かどうかわからないけど、調子が悪くなったり、不便になったりする。
企業は、当然のことながら自分の利益しか考えていない。
ネットでも最初は、無料無料といいながら、ソロイソロリと有料に持って行く。
クラウドってそういう意味なのかなぁ・・・。



PCのOSに関しては、最初に購入した時に入っていたOSがいいようですね。
最初「上位は下位を支配する」「新しい方が安全で大丈夫」と勝手に思い込んでしまいます。それは昔の話なのかもしれませんね。


↑二條若狹屋「河原撫子」

いまのレベルで十分なように感じます。
自分がPCを使ってなにをしたいのかで性能や機能が決まってくる。
新しいのがいいとは限らないのですよ。
ネットは便利だけど、最近頼みもしないのにいっぱい広告が入ってとても五月蠅く感じませんか?



「上位は下位を切り捨てる」場合もあるのです。
利益のためなら平気でやるのがいまの企業。
国もそうかもしれませんよ。
ボーッとしていてはいけません。
しっかり動きを監視しないといけませんね。


↑錦玉羹、道明寺

政府だって一度、国民みんなで監査をした方がよいように思います。
現金会計・財産目録形式から複式簿記を使って作る方がいい。
国民には、そういう風に指導する癖に、国自体はできていない。
これをしっかりやった方がいい。
もちろん、機密費みたいな部分は公表できないかもしれないけど、ほとんどは出来る筈。民間の会計士さんたちでやればいい。棚卸しをしっかりすればいい。それから現実をしっかり見て対応しないといけない状況になったように思いますね。
「上位は下位あっての上位なんだから」真剣にやらないといけないように思う。
博打的に経営をしてはいけない。「風吹けば桶屋が儲かる方式」は、そろそろ止めた方がいいですね。

和菓子
中村 肇
河出書房新社

↑これから暫くの間、京男の和菓子本のお知らせをさせてもらいます。説明は1月27日の記事をご覧ください。(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)

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8月になったら気温が45度ぐらいになるかもね・・・

2013年06月14日 05時29分57秒 | 風景・和菓子

↑紫外線が強そう!

昨日は、京都府京田辺市で37.5度だったそうです。
京都市内はそこまでではないだろうけど、歩いていてクラッとするほどだった。
今年ぐらから地球の天候がおかしくなってきた。
ヨーロッパでは洪水。アメリカは大竜巻や山火事。日本は梅雨がどこかに行った。
きっと深層海流の流れが止まってきた影響がでてきたのかも。
そういう影響は、人類が原因なのかどうかはわからない。
いままで200年ぐらい、たまたま異常に穏やかだけだったのかも。
これからそれが普通に動き出した。
人間が自分たちの都合のよいように、自然を運営しようなんてのは無理なのかもしれない。


↑病院に新しい杖を受け取りに行った。よう考えたら病院とあまり関係ないか。早い時間智積院の境内を通ると梔子(くちなし)の白い花が綺麗に咲いていた。この花、すぐいに傷むんですよ。

気象庁も金融関係も「想定外」といいたいでしょうね。
「想定外」ということは「神様~」というのとおなじような意味だろう。
「神様のすることだから、もうしりません」と責任を回避しようとしている。
これぐらい異常だと「異常」「想定外」なんていう声もでない。
ただ息を潜めて死んだフリをしているように見える。



我が家的には、もうクーラーをしっかり稼動させています。
仕事にならないですからね。
膝や踝は冷えるといけないから、


↑鶴屋吉信「花紫陽(はなしよう)」


↑二重あん(白、こしあん)

岡田先生の所で手に入れた「イオンドクターひざウォーマー」や「イオンドクターソックス型ウォーマー」を巻いて冷やさないようにしております。
でも半ズボンなんだよねぇ・・・。
問題は寝るとき、クーラーをどうするかだな・・・。
岡田先生は、寝るとき背中とパジャマの間にタオルを1枚はさむと空気の層ができ、快適に眠れると行っていた。やってみようっと。

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本当に梅雨なの?

2013年06月13日 05時05分20秒 | 和菓子

↑昨日(6月12日午後)の空。梅雨の空じゃないよね。

昼から夏のような晴れ間と蒸し暑さになってきた。
空を見て「本当に梅雨なの?」と思った。
気象庁もいまさら「梅雨になっていません」とも言えないだろう。
また梅雨になっていないと修正発表したら、異常だということになる。
地下で蝉が悩んでいるだろうな・・・。



昨日の夕方、クーラーのスイッチを入れてしまった。
湿度が上がると耐えられません。
その割りには、遠赤外線がでるシートで僧帽筋を温めたりする。
身体が「熱いのか、寒いのか、ハッキリセンカイ!」と言っている。


↑紫野源水「菖蒲(あやめ)」


↑煉切、白こしあん

生菓子の写真が結構溜まって来ている。
いままのままでは、出しそびれるものも出て来そう。
涼しげな色や形のものが多くなってきた。
昨晩のデザートに錦玉製のものを京女と食べた。
錦玉羹(きんぎょくかん)・・・もう少しで売り場で「金玉(きんたま)」と言いそうになりました。(笑)
漢字としては、間違いではないですよ。
「金玉羹(きんぎょくかん)」ともいいます。
見た感じは、葛とよく似ているけど、透明度が違います。
「琥珀・琥珀羹・琥珀糖」というのもあります。
食べる時のコツは、ちょっと冷蔵庫で冷やすことです。
おそらくそういう風に食べるように、甘めにつくってある。
冷やすと甘さが感じにくくなりますからね。
同じように葛も冷蔵庫で冷やすけど、葛の場合は冷やし過ぎると白濁して堅くなります。


↑京都鶴屋鶴壽庵「草の霧」


↑葛製、緑あん

もう6月も半分近く過ぎた。
お盆まであっという間なんだろうな。

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なにげない風景

2013年06月12日 05時11分07秒 | 風景・和菓子


最近、杖を使って歩く速度が安定してきた。
あまり杖を意識しなくても、前へ進む。
もうすぐ新しい杖が来るとまた慣れるのに時間がかかるかもしれないけど、杖の性能がアップするのだから問題はないだろう。



ちょっとでも快適に歩こうと足掻いております。
この杖を使って歩く速度が考え事をするのに丁度いい。
アイデアも浮かぶ。
ICレコーダーを持っていて、頭に浮かんだら、録音しておくのです。
立ち止まってメモはちょっと不便ですよね。



寝ている時もICレコーダーは置いてあります。
(寝言を録音するということじゃないけど、夢で見た単語とか数字を記録するようなんです。最近画面が数字だけの夢を見たりします。ひょっとしてロト7の数字かもね。なんちゃって)
携帯電話という方法もあるけど、やっぱり携帯電話は慣れない。
嫌いなんですよ。携帯が。
なんだろう・・・電磁波の問題なのかな。
携帯電話を使う場合でもBluetoothのヘッドセットでないと喋れない。
やっぱり電磁波なのかな・・・。その程度の電磁波にやられるような脳でないように思うけど。嫌なものは嫌なんです。Skypeか有線電話を好む京男。
携帯電話を枕元に置くのも嫌なんですよ。困ったもんだ。
iPhoneを3年使っていたけど、やっぱり好きになれなかった。
誤作動や電波が通じないのでイライラした。いまは、一番電波が通じやすいなんてCMを流しているけど、本当なのかな・・・。





話しが違う方法にそれてしまった。
歩きながら考えるという話題に戻します。



お釈迦さんの言った「たった今」について考えていた。
「過ぎてしまったこと」や「これからやってくること」に、心がとどまっていてはいけない。人は、常に、「たった今」に生きるべきである。
そして、その「たった今」を理解し、そこに存在する素晴らしい世界に気づくことが大切なのだ。
そういう意味のことをお釈迦さんは、弟子に話したそうです。


↑紫野源水「青嵐」

最近、この「たった今」がうっすらわかる気がしてきた。
何気ない風景が輝きだす瞬間があるからだ。
今日の写真だって、そうは映っていないけど、その時は、輝いて見えた。
慌ててカメラを構えシャッターを押す。
そういうことが多くなったように思う。
「なにげない風景」がなんとも愛おしい。


↑薯蕷、こしあん

なぜかわからにけど、そういう瞬間が至福の時なんです。
マラソンランナーは、走って苦しい時、脳内にエンドルフィンという脳内麻薬が分泌するらしい。死ぬ瞬間も出てくるらしい。
そういう状態になっているのかもしれないな。

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蛍って最近見ていないなぁ・・・

2013年06月11日 05時27分57秒 | 風景・和菓子


蛍が飛ぶのはいまぐらいの季節だと思う。
京都市内では、哲学の道や上賀茂神社ぐらいの賀茂川上流に行くと見られるかも。
最近、イベント的に蛍を飛ばすのが流行っているけど、あれはどうも好きになれない。蛍は放たれてからやっぱり目的を達せずに空しく光って死んでしまうから。


↑千本玉寿軒「沢辺の蛍」


↑外郎、白こしあん

でも蛍そのものは好きですね。自分で光っているのがエライと思う。
たとえ弱々しい光でも、目的が子孫繁栄でも。
いまの日本は、強い光の集まる昆虫みたいな国民が多いのと違うかな。
利権や金儲けの為に強い光を発する場所に寄っていく。
でも強い光が消えたらパニックになる。
悲しいですよね。



人間様も弱くてもいいから、自分で光るようになりたいものです。
ある人が「人間も含めて、すべてのモノや生物は原子レベルで見ると光っている」と仰っていた。
人間というか、現代科学にはその光を測定する機器がないだけなのだそうです。
確かに昆虫が見ている光の波長を人間は見えない。
それがもっと微細な光なら見えないのでしょう。
でも目で見るのでない方法なら見えるらしい。
世界は光に満ちている。宇宙も光に満ちているのかも。


↑千本玉寿軒「紫陽花」


↑きんとん、粒あん、羊羹

その光は、LEDのようなピリピリする光じゃなく、包み込むような心があたたかくなるような光なんだろうな。
人は、その美しい光を見たいから、取りあえず美しい風景を見に行く。
「観光」って「光を観る」と書くものね。
目で見える光だけじゃなく、心に達する光を見たいものです。
取りあえずお尻に懐中電灯を挟んで歩いてみたらどうでしょう。(笑)

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父親の買い物付き添い?

2013年06月10日 05時01分05秒 | 

↑酢豚、いい顔をしているでしょ

先週土曜日の午前、直観センサーがピリピリした。
すると実家母より電話。
金曜日、父親が急に足が痛くなり歩けなくなったとのこと。
母親の膝も調子が悪いので買い物に行けない。
このように聞くとびっくりしますよね。
自分の直観に「本当か?」と聞くと「たいしたことはない」と返事が返ってくる。やっぱりね。


↑春雨サラダ(ランチ)

でもよく聞くと、父親はちょっと筋を違えただけだったようで、時計のバッテリーを交換したいといい、買い物を兼ねて10分前に家を出たとのこと。
買い物をあまりしたことのない父親が百貨店に行った。
しかも、足の調子が悪いのに・・・。(父親はきっと口げんかをして、家にいたくなかったので理由を見つけて家を出たのが真相と直観がいう。なるほど)
ここまで聞くと京女と出動することにした。
すぐに用意をはじめる。
父親の携帯に電話しても、やっぱりでない。
きっと鞄の奥に入れたままななのだろう。
もう・・・。
母親に電話し、父親から電話があれば高島屋の時計修理のところにいると伝言を頼む。(直観レベルなので「なんで?」なんてないのですよ。その場所で会っているイメージを頭にイメージしていますから)


↑豆腐の肉味噌

ほどなく出発。
マンションから道路にでると空車のタクシーがくる。(素晴しい!)
母親の電話から15分後高島屋に到着。
時計修理の場所で座る。
ほどなく父親がくる。(イメージの通り)
元気そうだ。(イメージの通り)
時計を預け、仕上がるまでの間、昼食に行くことにする。
ちょうど、母親といっしょだと嫌がる中華料理を食べよう。
父親はラーメンとかが好きなんです。
母親は嫌いで、行こうとしないのですよ。
ちょうど昼だったので芙蓉園にいく。


↑焼売(ランチ)

母親といっしょだとホテルのレストランとか萬養軒とか雰囲気が豪華なところしか行きたがらないのですよ。困ったものです。
芙蓉園で無事座れ注文。
父親は、念願の「担々麺」「焼飯」「焼売」「鶏天」が食べたいらしい。
もちろん、糖尿なのですがそんなことクソ食らえです。
たまには、食べたいものを食べたらいいのですよ。
母親がいっしょだと厳格にカロリーを守ろうとするのですよ。
それが父親にストレスになっているのにね。
それが父親の態度になり、母親のストレスになる。(単純なシステムなんです)


↑ランチのスープ

いい機会なので不良をさせてあげました。(笑)
次回は、篠田屋のラーメンや永正亭の特田舎天ぷら付きをご馳走しましょう。
母親といっしょの時は、豪華なところでいいです。
いずれにしてもあまり量が食べられないのだから。
かくいう私も以前に比べると食べられない。


↑焼飯

食事の後、高島屋の地下で食料品を調達。
京女といっしょだから少々の荷物も大丈夫。
最終的に、私が焼き芋屋さんに電話して焼き芋を確保。
高島屋からの帰り、焼き芋を拾い実家へ。


↑担々麺

実家には高級な按摩機があるので私と京女は按摩をして、再び高島屋へ。
次は自分のところの買い物をしました。
なんかハードな半日でした。


↑鶏天

世の中の男性諸氏。
家事系統をある程度しておく方がいいですよ。
父親の世代は、高度成長を支えた世代だから仕方ないのかもしれませんけど。


↑鳥肉入りの玉子焼き(鳳凰蛋)

父の日に首から携帯電話を吊すストラップとズボンにクリップで装着できる携帯ケースをプレゼントすることにしました。

※本日の写真は、2日分の写真なんです。実はその前に京女と二人で芙蓉園に行っていました。

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時間ですよ~~

2013年06月09日 06時37分09秒 | モノ
最近、こういうモノがスウェーデンからきました。
作業をする時に身に付けておきます。
時計といえば時計です。


↑オールシリコンでとても軽い。ボタンもない。

私、夢中になると時間の経つのを忘れてしまいます。
気付くと数時間経ったりします。
同じ姿勢でいることもある。
話しっぱなしになることも。
同じ姿勢は、結局股関節に負担をかけるし、おしゃべりは相手さんにも迷惑をかける。
そこでこれを手に入れました。


↑大きな表示。野外でも見えます。

これは、竜頭とか一切ないのです。
表面がタッチパネルになっている。
内部にモーションセンサーが入っていて、腕を傾けるだけで時間が表示される。
もちろん表示はデジタルだけど、それも私にとっていい訓練になっている。


↑時間がくるとこのように表示する。パターンは毎回変化する。下手な押し方をすると身体に電撃が走る・・・というようなことはないけど。

機能は、タイマーと目覚ましの2種。
各々複数設定できる。
セットアップも表面のタッチパネルでセットします。
そして時間がくると音がするのでなく、振動で教えてくれる。
振動も2パターンある。
振動を止めるには、液晶に表示するボタンを押す。
いい加減な押し方をすると何回も教えてくれる。


↑ベルトの内側からUSBの端子が出て来ます


↑付属の延長コードを使いPCと接続


↑私はiPod用のACアダプタで充電。自己責任ですけど。

この時計は、充電池方式になっている。
ベルトのところからUSBのジャックがでてくる。
PCのUSBで充電できるのです。
まだ可能じゃないけど、PCとの連絡もできるようになる予定らしい。
プレゼンテーションの時、時間の管理をしてくれるようになるでしょうね。
これは目覚まし時計としてはかなり有効ですよ。本人だけ起こしてくれますから。


↑これは、充電中のBOSEのBluetoothイヤフォン。携帯電話を使う時にこれがないと外で喋れません。外の騒音にあわせて受信、送信のレベルをコントロールしてくれます。

USBが多くなりましたね。あまり抜き差しし過ぎると、ユルユルになるので注意が必要です。ハブを使ってできるだけPC側のUSN端子は抜き差ししないようにしています。すべての周辺機器がBluetooth方式になると便利だけど、これも純正ならいいけど、サードバーティが増えるとうまくいかないケースが多いですね。
それからACアダプターがやたら多くなる。これも規格を統一して欲しいものです。

充電といえば、先日仕事用の部屋用の小型掃除機が中のウレタンフィルタが腐って、動かすとゴミが出て来たので、新を買いに行った。
小型のモノは、皆充電式ばかり、充電式ってすぐに充電がだめになるからすぐに買い換えないといけなくなる。ジェーバーだってそうだ。有線で音が小さい掃除機って非常にすくないですね。安物の充電池が入っている小型家電なんとかならないかな・・・。そう思いませんか?最近、乾電池も充電式から使い捨ての乾電池にしています。
スマートフォンも止めて携帯電話に戻したしね。通話だけなら携帯で十分。通話だけで、デザインが優れていて(チャラチャラしたデザインという意味ではない)操作性、送受信音がノイズキャンセルで電池が燃料電池方式のものが欲しい。外装の素材は、チタンかカーボン製がいいな。
いらんこといいでした。すんませんなぁ~。

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くぅ~ろいサクランボぉぉ~~♪

2013年06月08日 05時38分30秒 | 風景・和菓子


表題、なんのことかわからないかも。
頭の中では、ゴールデンハーブ(スリーキャッツじゃないですよ)が歌っております。(笑)
頭の歌、鳴り出すととまりません。
先ほど、仕事の打合せ中も鳴っていました。
Skypeなら顔が半笑いになっているのがばれてしまうだろうなぁ~。
右脳が活性化するとこういう楽しいことも起こります。



この黒い実は、ブラックオリーブではありません。
桜の実、つまりサクランボです。
下山する途中にいつも前を通ります。
昔からこういうのを見ると「食べられるかな・・・」と思ってします。
理屈状は食べられますよね。
でも酸っぱいだろうな。
サクランボって高級すぎてしっかり食べたことがないかも。
高級フルーツ店で眺めるだけやね。
いまは、もっと美味しいものがいっぱいあるから、どうしてもというものでもないか。
毎朝食べるなら沖縄のマンゴーがいいな。
いまは、オレンジにはまっているから、毎朝オレンジを少々いただいています。



写真だけでは、寂しいからちょっとだけ買ってみました。
紅秀峰という名前が付いています。
おそらく、京女が全部食べてしまうだろうな。


↑長久堂「夏惜しむ」琥珀、備中白こしあん

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土下座のおじさんは奇人?

2013年06月07日 04時54分06秒 | 風景
この像は通称「土下座前」。
京都の2大集合ポイントの一つ。
もうもう一箇所は、四条河原町の丸井前。
昔は、阪急百貨店だった。
この「土下座前」は、三条京阪。
共に盛り場(古いいい方やね)の近くです。
でも最近、盛り場が衰退、または烏丸方面に移動した。
それと群れて遊ぶ習慣が少なくなった。
もう一つは携帯電話やスマートフォンの影響でチャンと集合場所と時間を決めて集まることが少なくなったからでしょうね。



このおじさんのことをほとんどの人は知らない。
お名前は「高山彦九郎(たかやま ひこくろう)」、寛政の三奇人の一人。
「寛政」は、明治維新から遡ること6、70年前の、1789~1804年の年号です。
三奇人とは、林子平(はやし しへい)・蒲生君平(がもう くんぺい)です。
奇人というのは、変わったことを考えたり、したりする人という意味じゃないですよ。「奇」とは「優れた」という意味です・・・なら最初から「寛政時代の優れた三人」と書けばいいのにね。
高山彦九郎は、経世論家。林子平(読み上げソフトは、リンコダイラと読んでくれた。思わず苦笑しましたよ)は、尊皇思想家。蒲生君平(読み上げソフトは、ガモウクンタイラと読んだ!)は、儒学者、尊王論者、海防論者。
共通するのは、真剣に国のゆく末を考えていたこと。時の政府から睨まれ、不遇な最後を迎えた。平成の世にこういう人物は居られるのかなぁ・・・。



寛政時代の「三○○」がまだあります。日本人はこういうの好きですね。
寛政の三博士or寛政の三助(助平という意味でない)/古賀精里、尾藤二洲、柴野栗山
寛政の三忠臣/松平定信、本多忠籌、加納久周、「忠臣」なんて平成の世では死語ですね。


高山さんの話に戻ります。
この人は、群馬の裕福な農家の生まれ。祖先が後醍醐天皇を支えた新田義貞の家臣だったのを知った。そして小さい時『太平記』を読み南朝が正統とならなかったことに憤りを覚え、強い尊皇思想を抱くことになった。京都で漢学を学んだ後、死ぬ間際まで全国を旅し、様々な交流の中で伝えられた彼の意志は、彼の死後、水戸や九州を中心として明治維新の根本を成す尊王論として多くの人物に影響を与えることになります。当時の徳川幕府から要注意人物としてマークされ、不遇な一生をおくった。
でも明治時代になり、彼の思想に対してこの場所に像を作られたそうです。
この像は、天明の京都大火(1788年)で荒れ果てた御所をこの場所から拝礼した時のもの。いま我々が御所を見るのとは、根本的に違う風に見ていたのでしょう。
ちなみに、この「蛤御門(はまぐりごもん)」という俗名は、天明の京都大火の時、御所が炎上したのです。その時、めったに開かないこの門が開いた。「固く閉じていたのが火にあぶられて開いた」ということで、焼き蛤にちなんで「蛤御門」という俗名になったそうです。もし大火のかわりに白ワイン蒸しなら「ボンゴレビアンコ門」という俗名になっていたでしょうね。蛤のボンゴレビアンコは贅沢かな・・・。いつか送ってもらった桑名産の蛤は美味しかったな・・・。

昔の歌にサノサ節がある。
「 人は武士
気概は高山彦九郎
京の三条の橋の上
遙か皇居を節拝み
落ちる涙は
鴨の水
さのさ」

感無量だったのでしょうね。
この人は、思想的に吉田松陰をはじめ幕末の志士に影響あった人なんだそうです。
戦前(太平洋戦争)は、教科書で二宮尊徳や楠木正成と共に子供に教えていた。
前後、教科書から抹殺された。
だから、平成に生きるほとんどの人は、この人物が誰かよくわからない。「土下座の人」になっているのです。
この像は「土下座」でなく「拝礼」なんです。
土下座をする時、こんな作業でしないですよ。



この像は、二代目なんです。
初代は、1928年に作られた。いまの場所からもう少し東だったようです。この像は、1944年11月金属類回収令で供出した。二代目は1961年に作られた。サンフランシスコ条約(1951年)の後なので、GHQも干渉してこなかったのでしょうね。


↑三条大橋から南を観る

橘曙覧(たちばなの あけみ)も歌を読んでいる。
「大御門その方向きて橋の上に
    頂根突きけむ真心たふと」
橘曙覧?という人もいるかも。
1994年、今上天皇、皇后がアメリカを訪問した折、ビル・クリントン大統領が歓迎の挨拶の中で、この中の歌の一首「たのしみは朝おきいでて昨日まで無かりし花の咲ける見る時」を引用してスピーチをしたことで、その名と歌は再び脚光を浴びることになった江戸時代の歌人です。
思い出しましたか。
『独楽吟』という本があります。いいですよ。


↑流れを観ているけど、目は違う風景を観ていたかも。

こうやって色々書くと単語でわからないことがいっぱい出て来ます。
おそらく教科書にもあまり出てこない。
それが現代の教育の問題的だと思います。
受験のために歴史を学ぶのではなく、人間形成のひとつとして歴史や古人に学ぶという姿勢が大事かも。もとろん時の権力によって歪められることには注意する必要があります。

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自分でちょっと呆れます

2013年06月06日 05時05分56秒 | カレー

↑ビルに挟まれている篠田屋

この間、映画に行きました。
はじまりのみち』です。
この映画は原恵一監督が、木下惠介生誕100年記念で作成されたそうです。
木下惠介監督が『陸軍』という映画を1944年につくり、それが原因で軍部から睨まれ、映画が撮れなくなり、松竹を辞職故郷に帰っての話。
寝たきりの母親を兄と便利屋君と3人でリヤカーを押して疎開。
ふたたび映画を撮る決心をするという話。


↑タイル張りの床が昭和。濡れていると危ないかも。

その映画を観るために、予習に『陸軍』を取り寄せ、観ました。
最後のシークエンスでの、田中絹代が行軍を追いかけていく撮影は涙なしにみられないです。後援が陸軍省なのにすごい映画を作ったと思う。
あのシークエンスを観るだけでも値打ちがありますよ。
『はじまりのみち』でもかなりの時間流れます。
一瞬だけど、『二十四の瞳』的なシーンもあります。
『二十四の瞳』もこんかい見直しました。
家にDVDがあるのですよ。
映画のような貧しさは現代にないだけ、いまはいい時代なのかも。
戦争も無いしね。


↑カレーライス

『喜びも悲しみも幾歳月』も家にあるので、今夜観る予定。
言いたくないけど、昔の映画の方がよかったかも。
『楢山節考』も観ました。現代の姥捨ては、自宅に捨てるのかな・・・いやな時代になってきました。
※映画館に来る元お嬢さん、映写中にお話しするのはやめましょう!携帯のスイッチは切っておきましょう。もう十分に大人なんだから。もう少しで杖で突きそうになりました。映画館のスタッフさん、チャンとチェックしてください。


↑最近なぜかこれが食べたくなる

映画の中でカレーライスがでてきます。
でも映画館をでてから、篠田屋に行き、カレーライスを食べました。
最近、このお店のカレーライスが妙に好きなんです。
高級なカレーライスは巷にいっぱいあるけど、ここの昭和のカレーがお気に入りなんです。
ウスターソースをかけていただきました。
他店では、カレーにウスターソースをかけるのは、大阪の自由軒のカレーぐらいかな。
あのウスターソースの英語表示は「Worcestershire sauce」昔、長いスペルだと思ったものです。

和菓子
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青梅

2013年06月05日 05時26分57秒 | 和菓子
小さい時、梅の実を見て「美味しそう・・・」と思ったものです。
なんでしょうね。小さい時、外で見る果実とかを食べたいと思っておりました。
幼稚園ぐらいからですよ。
ヘビイチゴなんかも美味しそうに見えたものです。
柿や夏みかん、柚子、アケビ、無花果・・・。



中でも梅の実は魅力的でした。
でも生で食べるとダメと親にいわれ恨めしげに眺めていた。
この梅の果実や種には、アミグラリンが多く含まれている。
アミグラリン?どこかで聞いたことがある・・・枇杷だ!
その時、アミグラリンは、ビタミンB17になる。
それはガン細胞を消すという話しもあるぐらいです。
でも生だと消化器内でシアン化水素(青酸)が発生し、毒性がでてくる。
なら枇杷の種もそうなのか。葉っぱもそうなのか。
もっとも両方とも生では食べないですよね。普通。
この梅の実、成人の致死量は、10キロ、子供で3キロらしい。
そんなに食べられないですよね。



よくもわるくもアミグラリン
梅の果実や種には、アミグラリンが多く含まれている。
このアミグラリンは体内でビタミンB17になるそうです。
ビタミンB17は、ガン細胞を消すという話しもあるぐらいです。
そういえば、ビワの葉や種にもアミグラリンが含まれ薬効がある。
同じなのかな・・・。


↑紫野源水「青梅」
これは、生で食べても大丈夫。

アミグラリンそのものは、毒性がないけど、生で食べると消化器内でシアン化水素(青酸)が発生し、毒性がでてくる。
ただ、成人の致死量は、青梅を10キロ、子供で3キロぐらい食べないといけない。
普通は食べられませんよね。だから大丈夫なようです。


↑外郎、白粒あん

「梅は食うとも種食うな中に天神寝てござる」という言葉がある。
「梅は食うとも核食うな中に天神寝てござる」ともいう。
生梅(なまうめ)の種には毒があるから食べてはいけないという戒め。
天神は菅原道真の霊を祭ったもので、道真が梅を愛したという故事より生じたことば。さらに、梅の種をかむと字を忘れるという俗説も生じた。
京男は、生梅を食べた憶えはないけどなぁ・・・・

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中村 肇
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↑これから暫くの間、京男の和菓子本のお知らせをさせてもらいます。説明は1月27日の記事をご覧ください。(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)

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きつね丼

2013年06月04日 04時48分54秒 | 

↑今日のメニューは、大黒屋さんです。しずかに蕎麦た食べられるので、二人の時はよく行きます。

この「きつね丼」は、京都っぽい丼の一つ。
意外と外では食べない丼かもしれません。
我が家では結構作って食べます。
これを卵でとじると「衣笠丼」という名前になります。


↑きつね丼。上等に見えるでしょ。(笑)

家で作る場合は、卵がたくさん必要になるから卵でとじません。(笑)
お揚げさんをすこし甘めに煮てあります。
あまり甘く煮ない場合もあります。
まあ、好みでしょう。


↑ちょっと山椒をかけると美味しい

こういう丼の場合、山椒が活躍します。
味がしまるんですよ。
家庭の味から外食の味になります。



京都のほとんどのおうどん屋さんには、七味と山椒がいてはります。
京都人は、この七味や山椒がボケているとちょっと怒る。
小声で「ここのちょっとハゼひいているな」と言います。



この日、きつね丼は京女とわけわけでした。
私は、珍しくざるそば。
こういう形態で食べるのが小さい時から憧れなんですよ。(笑)
これで天ざるにしたらもう天にも昇る気持になる。
もういい大人なんだから注文したらいいのに、なぜか勿体ないと思ってします。
なぜだろう・・・?



京女は、めずらしく「おかめそば」。
彩りがいいなぁ~。
京女は、山椒をちょっとかけて食べていた。

京都市内に来られたら、あまり高級なうどん屋さんでなく、普通のうどん屋さんに入り、支那ソバ、キツネうどん(丼)、衣笠丼、木の葉丼、カレー丼、コシないうどんのたぬきうどん、けいらんうどん、おいなりさん・・・なんかを食べるといいですよ。バカ高い鯖寿司なんかもいいかもね。
京都市内に来て、ホルモン焼や牛丼や親子丼や海鮮丼、天ぷら、マグロなんてのは食べる意味がないですよ。客が並んでいるような店も時間の無駄です。パスしましょう。それから歩きながら食べるのは、バカな外国人のすることです。まともな外国人はそんなことしません。止めましょう。地元の人間が眉をひそめています。
着物モドキで歩くのもやめましょう。恥ずかしくなります。いつか新京極を旅館の浴衣で歩いていた人がいました。温泉地と勘違いしないでください。なんか小言を書いてしまった。すんませんなぁ~。

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忍音

2013年06月03日 04時29分50秒 | 風景・和菓子

↑平安神宮の右橘


↑橘の花

最近、昼間でもホトトギスが鳴くのが聞こえる。
今年は当たり年なんかな・・・。
ウグイスも「負けたらあかん!」と美しい声でないています。
東山山麓に住んでいる特権かもしれません。


↑卯の花の写真が無かったのでとりあえず「卯の花の煎り煮」の写真

このホトトギスは、夜に鳴く珍しい鳥です。
夜中に聞くとちょっとびっくりします。
『枕草子』に、ホトトギスが初めて鳴くのを聞くために夜を徹するというのがあります。その初めて聞くホトトギスの鳴き声を「忍音(しのびね)」といいます。
この頃、咲き出す橘や卯の花と共に、和歌に詠まれています。
その和歌の中に
「あの声で 蜥蜴(とかげ)食(く)らうか 時鳥(ほととぎす)」
というのがあります。
ホトトギスさんは、肉食系でしかも情熱的あな鳴き声なんですね。
声は美しいけど、醜いトカゲのような爬虫類を食べている。
「人や物事は見かけによらない」という表現ですね。
京男が、大腸やコブクロ、豚足を食べるのと同じかな・・・。(笑)


↑紫野源水「うの花」


↑きんとん、粒あん

ホトトギスに質問してみました。
京男「なんで夜、鳴きますねん?」
ホトトギス「夜、エエ声で鳴くと目立ちまっしゃろ」
京男「でも最近、夜にあまり鳴いたらへんやんか。どうしたん?」
ホトトギス「最近、鳥目(とりめ)になってしもて・・・」
京男「鳥目って?」
ホトトギス「やもうしょうのことですわ」
京男「やにょうしょう?」
ホトトギス「夜尿症と違います!確かに頻尿気味やけど・・・。夜盲症!」
京男「肉ばっかり食べたはるからや。ニンジンを食べてみたらええかも」
ホトトギス「ニンジンでっか・・・」
京男「ジューサーで、リンゴといっしょに絞ってジュースにしたらいいよ」
ホトトギス「家にそんなんないけど・・・」
京男「私の家もこないだヨドバシカメラで買うたで」
ホトトギス「ほかになんか料理ないの?」
京男「ニンジンを好んで食べているウサギとか食べたらは?」
ホトトギス「私には捕れまへん」
京男「鰻の肝」なんてのはどう?
ホトトギス「京都の鰻なんて値段が高すぎて、われわれ庶鳥(民)には手がでませんわ」
京男「ならダイコクドラッグでも行ってサプリでも買うたらええのと違う」
ホトトギス「そうします。おおきに」
※この会話はフィクションです。

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ちりめん山椒の季節がやってきた

2013年06月02日 05時28分08秒 | 和菓子
昨日は、デパ地下に2回買い物に行った。
京女と2人、お墓に参り、デパ地下で買い物です。
実家の両親の代行でした。
荷物が持てなくて、一度実家に行ってから、またデパ地下で買い物をしました。
同じ売り場で2回買い物をするのは、ちょっと恥ずかしいですよ。
売り場の人が「?」となりますからね。(笑)


↑ベランダのすぐ下に大きな山椒の木がある。

野菜を売っている場所では、実山椒が売っていた。
作りたいけど、今年は指先が荒れているので実山椒の掃除ができない。
痛いからことしはできません。
レンジ前の作業も杖を放してするので、片足立ちなんですよ。
ちょっとねぇ。残念です。


↑1階の住人は高すぎて実山椒が採れないでしょうね。2階からは低いから採れません。惜しいな~。

作業も毎年同じ作業だからご覧になりたい方は、クリックすると記事に行けます。
実山椒の季節」「ちりめん山椒を作る2012



京都人は、山椒が好きなんですよ。
うどん屋でもかならず七味と山椒は置いてあります。
玉子とじ系のものには、かけます。
小さい時は、嫌いでした・・・というか食べられなかった。
でも今は、なくてはならない香辛料です。
他の土地に行くとなかったりするのが不思議です。
四川料理の麻婆豆腐を食べた時、辛くて痺れるような感じが最初から心地よかった。ひょっとして京都人は同じような感覚を持っている人が多いかも。
他府県から見ると、京都の味はあっさりまったりとした味と想像されますよね。
違うかもしれません。薄味と思われますが、出汁はしっかりとした味です。ただし、醤油で黒々としたりはしません。素材を活かす薄味は違うと思う。大体素材が良くないのですから。新鮮は魚なんて昔はなかったしね。
お料理も結構ドンと出て来たように思います。
茶懐石のイメージではないですね。あれはごくごく一部の人たち、しかも近年になってからだと思います。


↑塩芳軒「木の芽」


↑上用、こしあん

お菓子でも木の芽や山椒を入れたりします。
画像はないけど、お煎餅に木の芽が入っているのは、結構普通にあります。
京都市内で見つけたら、食べてみてください。

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梅雨ですね

2013年06月01日 05時27分58秒 | 和菓子


今年の入梅は早い。
そのかわり梅雨明けは、いつも通りなんだそうです。
今年は雨が多いのかなぁ・・・。
人間はわがままだから、うまく雨が降ってくれと願う。
自然は、そんな願いをせせら笑うように、人間の思惑を無視する。



二宮尊徳の話を読むと「自然は、善ではない。善悪を越えたものだ」と書いてある。
「ええ!?自然は善でないの?」と思うでしょ。
同時代(江戸時代)の思想では、人道は天道によって作られ、天道によって支配されるものでした。天道と人道は基本的に同じものであり、従って人の行動(人道)は天の法則(天道)に逆らってはならないとされたのです。


↑二條若狹屋「新緑」

ところが二宮尊徳は、人道を天道と異なるものととらえ、自然の法則と人間の法則とは別物である、と主張します。彼の言葉をそのまま引用しますと、「天に従ふを自然と為す、之を名づけて天道といふ。人を以って作事となす、之を名づけて人道といふ。人道は田畑を開き、天道は田畑を廃す。人は五穀を植え、天道は生育を為す。天道は自然に為り、人道は作事に為り、天道は人道と和し、百穀実法を結ぶ」とあります。
だから動物と違い人間は、常に勤勉に自然と向き合い、手入れを続けないといけない。ほって置くと田畑や山は荒れてしまう。だから天道と人道は違うと言っている。
「自然がいい」と人間が思い、自然のままにしていると人間は滅んでしまうかも。
天(自然)に対する認識を自分にとって良いとか悪いとかではなく、真摯に敬うべき存在である。しかし人道として為すべき事を為す必要があるように思います。
どうも近年、為すべきことを為していないように思います。
それを近年の自然は教えてくれているのかもしれませんね。
景気がいいとかわるいとか言っている場合じゃないように感じています。
政府は「分度(ぶんど)」という考え方をしないとだめですね。
※分度/ 経済面での自分の実力を知り、それに応じて生活の限度を定めること。


↑煉切、黒こしあん

なんか堅い話になってしまいました。
最初、違うことを書こうと思っていたのに、違うことを書いてしまいました。
面白いのでタイトルは残し得ておきます。

文を読まないで写真だけ見ておいてください。
私のメモみたいなものですから。

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