京男雑記帳

洛中で生まれ育った京男が地元視点で見た日常風景や話を雑記的に掲載

京の天気は

2006年01月08日 08時38分59秒 | 風景


昨日は、午前中にずいぶん雪がちらついていました。
京都の天気は、特徴がある。北大路通より北と南では、天候が違う。
だから中京区で雨が降っていなくても、北大路より北は雨が降っている場合が多い。
京都人なら誰でもこれは体験しています。
雪の場合もずいぶん違う。雪が降るかもしれないと思うときは、タクシーの運転手さんに「国際会議場方面」というと嫌がられる。雪が降っているからなんです。雪の京都に来た時はご注意ください。
こんな言い伝えもあります。
「弘法さんが晴れやったら天神さんは雨」と。
これは、弘法さん(東寺で毎月、空海さんの命日21日に縁日がある)から天神さん(北野天満宮で毎月、菅原道真の命日25日に縁日がある)までの5日間で天気が変わるということ。
また「稲荷詣に愛宕詣」というのもある。雲がお稲荷さん(伏見稲荷)の方へ行くと晴れ、愛宕さん(愛宕山)の方へ行くと雨になるという。
そんなの言い伝えと言われそうですが、案外当たっているんですよ。
コメント (2)
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