京男雑記帳

洛中で生まれ育った京男が地元視点で見た日常風景や話を雑記的に掲載

半夏生

2010年07月03日 06時30分39秒 | 社寺


本日の写真は、建仁寺両足院の半夏生の庭の写真です。
記事は明日にも続くのでお寺の説明は明日します。
今日は「半夏生」そのものの話。





昨日(7月2日)は、雑節の一つ半夏生(はんげしょう)。
半夏(はんげ)つまり烏柄杓(からすびしゃく)という薬草の生える頃。
半夏生という名前があるように草の葉が半分白くなって化粧しているように見えるのです。



七十二候の一つの「半夏生」は、かつて夏至から数え11日目としていたのですが、
いまでは天球上の黄経100度の点を太陽が通過する日。





農家にとっては大事な節目の日で、この日までに農作業を終え、
この日から5日間は休みとする地方があるそうです。
この日は、天から毒気が降るといわれ、井戸にフタをして毒気を防いだり
この日に採った野菜は食べてはいけないとされたりした。
これって黄砂のことかな・・・。



三重県の熊野地方や志摩地方の沿岸部などでは、ハンゲという妖怪が徘徊するとされている。
ハンゲは選挙カーに乗っている種類と同じかな・・・。





大阪の方では、この日に蛸を食べるんだそうです。
いつもたこ焼きを食べているんじゃないの?
讃岐ではうどん(いつも食べているんじゃないかな)
福井県の大野市などではサバを食べるらしい。
京都市内では、そういう特別なことはないと思う。
京都はもう祇園祭の行事が始まっているしね。

Twitter→@kyo_otoko
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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おはようございます (すー)
2010-07-03 09:56:29
大雨で、外出ができません(-_-メ)

お庭いいですね。こんなところでのんびりとしたいですね。
半夏生なんてなんのことという人が多いのかな?
返信する
>すーさん、おはようございます (京男)
2010-07-03 10:03:49
これだけ、雨が降ると外に出る気がしません。雨読三昧になりますね。

ここは、雨の日に行ったんです。
でもこの座敷で2時間ぐらいいたかな。
とてもよかったですよ。
返信する
半夏生 (まさみ)
2010-07-03 23:03:05
半分白い半夏生、
不思議な美しさです。

天からの毒ですか。
私は思いっきり浴びているかも(笑)

当分京都に行かれないので
益々万感の思いを込めて
記事を読ませていただきますね。
返信する
>まさみさん、こんばんは (京男)
2010-07-03 23:42:14
半夏生はいまの時期にとてもマッチしている美しさですね。
雨も酸性雨になっているかも。晴れたら紫外線と黄砂か。
いずれすべてがよくなっていくでしょうが、その前の悪くなる東洋医学のいう偏差のようなじょうたいかな。
京都はこれから祇園祭一色。
祇園祭はあまり記事にできないかな。
きりがないぐらい行事がありますからね。
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