京男雑記帳

洛中で生まれ育った京男が地元視点で見た日常風景や話を雑記的に掲載

嵐山渡月橋近辺の桜風景

2010年04月10日 06時47分52秒 | 風景




私は、左京区で育ち、現在東山区で住んでいる。
だから、案外嵐山は行かないな。
観光地に住んでいるとどうも誰でも知っている場所を敬遠する傾向がある。
京都人ってそうじゃないかな。
なんだか恥ずかしいんです。
だから、地方のお客様といっしょなら恥ずかしくない。
生八橋やお漬物の試食もしてしまいます。





嵐山の山の方の桜がいま弱ってきているそうです。
保護政策が仇になっている。
昔は、京都市内で火事があった時、復興のために木を伐採していたそうです。
最近、伐採を禁止して保護したのはいいのですが、木が伸び放題になり、
下草の方に太陽が当たらなくなりかえって木が弱るという皮肉な結果になっています。
自然と観光の両立は難しいことですね。





こういうところを歩いているとよく「写真撮ってもらっていいですか?」といわれる。
「いっしょに写るのいややな~」と思っているとカメラを渡される。
「なんや、シャッターを押して欲しいんかい!」
なんで自分と風景を写したがるんだろうな。
私は考えられない。
行った日は、青空でなかった。
例によってランチタイムに行ったから人も比較的少ない。
桜も満開で見頃だった。







水辺の桜は絵になる。





なんて思っていたら船がウロウロしている。
これは「保津川下り」の終点。
亀岡から保津川を下り、この地点で終わります。
恥ずかしながらまだ乗ったことはありません。
トロッコ列車もだ。



こうやってクレーンでトラックに船を積み。
始発の亀岡に搬送しているのです。



だからこの写真は、ちょっと珍しい風景かも。


↑本日(4月10日)のベランダからの桜。かなり花びらが散っています。東山近辺の桜はこういう状態だろうな。
でもテレビでは、見頃と無責任なことをいっていた。人と車が多いだろうな。

お知らせ/Twitter開始をしております
あまり頻繁にはつぶやかないけど、コメントのかわりにもなるかな
出先からiPhoneで画像をアップしたりしています
よかったらフォローしてみてください
@kyo_otoko
コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 京男、甘茶のはしごをする? | トップ | ご近所桜・・・豊国廟 »

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは (すー)
2010-04-10 16:33:24
嵐山も桜がきれいですね。
保津川下りの船、昔は引いて上がった、信じられないですよね。
返信する
>すーさん、こんにちは (京男)
2010-04-10 18:08:35
嵐山なのに人がこの日は少なかった。
曇っていましたが、この後晴れてきました。
保津川下りの船を引いてあがったのはすごいですよね。
返信する
水辺の桜 (cox-orange)
2010-04-10 19:28:03
山と川と桜、本当に絵になりますね。一枚目の写真のような風景の多いところに住んでいたのでとても懐かしい気がします。

しかしクレーン車で運搬・・・なんだか意外だけど元は取れているからそういうことなんですよね。モーター付の船で引っ張って上がるのはNG?

>保津川下りの船を引いてあがったのはすごいですよね。

これは人力でひっぱって上がっていたということなのでしょうか。
返信する
>cox-orangeさん、こんばんは (京男)
2010-04-10 22:06:15
山と川と桜。こうなるととてもいい景色。
こんなところに住んでおられたのですか。
いいですね。
車で戻るのが一番効率がいいんでしょうね。近くで船をみると木じゃなかったのが意外な感じでした。
昔は、人力だったどんな感じだったのでしょうね。
返信する

コメントを投稿

風景」カテゴリの最新記事