京男雑記帳

洛中で生まれ育った京男が地元視点で見た日常風景や話を雑記的に掲載

ボタン、ぼた餅、そして牡丹・・・乙訓寺続き

2011年05月13日 04時43分54秒 | 洛外


本日の記事は、昨日の続き。
というか写真を没にするにはもったいないのでパート2。


↑やっぱりボタンはいい。
なんちゃって・・・。
これは去年観たルーシー・リー女史のボタン。
三宅一生が自分の作品を発表する時にルーシーさんからこういう陶器のボタンを借りたという逸話があります。


↑これはぼた餅。地方に行くとぼた餅といいますよね。
牡丹から来ている。「牡丹餅→ぼた餅」となったそうです。
京都ではおはぎというのが普通です。
きっと「ぼも餅」という発音に田舎くささを感じたのかな。
地方のぼた餅は、あまり甘く作らないから、お酒のつまみにしたりする。
宴会お酒を飲みながら、ぼた餅を食べるシーンを多々目撃しました。
なかなか怖い風景でした。
実は私、小さい時は、おはぎを食べなかったのです。



以上ボタンの雑談でした。





さて牡丹に戻ります。
私はやっぱり淡い色合いの牡丹の花がいいですね。
淡い色の方が派手の中にも清楚な感じのが好き。


↑紅葉のような京男の手と比べると大きさがわかるでしょ



白とか、淡いピンクでグラデーションになっているのがきれいですね。
牡丹の花は中国のイメージが強い。
中国では、牡丹は「富貴」を象徴する花なんだそうです。
確かに牡丹を見て貧乏は想像できない。






↑真ん中の雌しべのところが不思議な雰囲気

牡丹灯籠(ぼたんどうろう)も、元は中国明代の小説集『剪灯新話』に収録された小説に基づき、三遊亭圓朝によって落語の演目になった。
去年歌舞伎でみたけど、幽霊なんて全然怖くなかった。
あの話は、生きている人間の怖さをしっかり味わいました。
生きた人間の方が死んだ存在よりよほど怖い。
ただ怪談話の小道具として牡丹は怖いかも。


↑京都鶴屋鶴壽庵「牡丹」


↑白月餅、紅あん

Twitter→@kyo_otoko
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4 コメント

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おはようございます (すー)
2011-05-13 04:57:04
よく、春がぼた餅で秋がおはぎとも聞きますが、そこんとこの真実はどうなんでしょうか?
私の田舎ではそう呼ばれいました。
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>すーさん、おはようございます (京男)
2011-05-13 05:07:50
すくなくとも私の周りでは、ぼた餅という名前は使ってなかった。
音の聞こえ方がもっさいからだと思います。
返信する
こんばんは (まさみ)
2011-05-13 21:58:10
牡丹をじーっと見ると
本当にはかなげで実に美しいです。

おはぎを食べながら日本酒。
試してみたい気もしますが(笑)

小さいとき牡丹灯籠の映画をみて
うなされた記憶があります。
やっぱり怖いです。



返信する
>まさみさん、こんばんは (京男)
2011-05-13 22:01:58
牡丹ってすごいですね。
おはぎとお酒、矛盾しないものでした。
ただし、あまりあまくないおはぎだけどね。
牡丹灯籠でうなされたのか。
私は芝居でみて、なんと人間は怖いものだと思いました。幽霊なんて怖くないですよ。生身の人間の方が怖い。
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