京男雑記帳

洛中で生まれ育った京男が地元視点で見た日常風景や話を雑記的に掲載

厄塚

2019年02月05日 04時41分16秒 | 社寺

↑吉田神社大元宮



昨日(4日)吉田神社に行きました。
節分後日祭がやっております。
もちろん、追儺式や 疫神祭、火炉祭は、終わっています。
でも大元宮にゆっくり詣れます。


↑厄塚



吉田神社は、たくさんの屋台がでます。
最近、あの屋台の脂の匂いが嫌なんです。
マスクをしないと横をあるけません。
その点、屋台がない4日の節分後日祭は、いいですよ。





小さい時は、あの屋台が楽しみだったのにね。
お年玉を握りしめ、行くのが楽しみだった。
いまは、その屋台がダメになってしまった。
屋台がないと人も少ないのです。
来る人は、神社というより屋台を見に来るのかも。



今回、吉田神社に行ったのは、厄塚を撮影したかった。
方相氏の木造もね。
今回、方相氏についている小銭を取り除いて撮影した。
小銭を貼るのは、どうも好きになれない。
皆がもっている不浄な小銭をひっつけるのはいけません。
詣ったつもりなんだろうか・・・なら最低500円硬貨にすればいいのに・・・。一円玉や五円玉ではねぇ・・・。


↑方相氏木造



この厄塚って面白い形状だと思う。
いかにも神様と握手する・・・という感じがします。
これが2日や3日ならなかなか近づけないのです。
4日なら人も少ないから快適にお詣りできますよ。



追儺式で疫鬼を追いはらった。
でもすぐに新しい疫鬼が発生していた。
祓っても祓っても元に戻る。
そのサイクルが早くなってきている。
結局、発生源は人間なんだろう。
最近、へんてこな事件や難病が多いのも、人間が自分の内に発生させている鬼が原因。社寺も観光ばかりやっていないで、人々の心の奥の闇を祓って欲しいものです。

和菓子
クリエーター情報なし
河出書房新社

↑京男の和菓子本が新装版になりました。初版を出版した2013年1月26日時の記事新装版が出版した2018年1月19日の記事をご覧ください。
(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)

Twitter→@kyo_otoko
コメント (10)
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