京男雑記帳

洛中で生まれ育った京男が地元視点で見た日常風景や話を雑記的に掲載

夜明けの清水寺

2018年08月06日 05時11分15秒 | 社寺


5日早朝、清水寺に行ってきた。
年に一度の「うら盆法話」を聞きに行ってきた。
今年で103回目。
1日から5日まで、5人の講師が話される。
私は、森清範貫主の講話を聞くことにしております。
もう何年行っているだろう?


↑早朝5時の清水寺仁王門


↑仁王門後ろ側が東側


↑急速に夜が明けてきます

一番印象に残っているのが2014年8月5日の「うら盆法話」かな。
あの年の8月3日に母が亡くなり、死亡診断書の関係で告別式が8月5日だった。
実家で寝ずの番を2日やり、5日早朝4時半ぐらいに私だけ清水寺に行った。
もちろん「うら盆法話」のために。
実家を出て行く時に「どこへ行く?」と父親に言われた。
「ひとあし先に極楽浄土に・・・」と行ったかどうか憶えてない。


↑この時間帯は、さすがに静か。これが9時過ぎると俗の世界になる。早朝ならタクシーで仁王門あたりまで来れます。

「うら盆法話」が終わってから、山沿いにマンションに歩いて帰り、家でシャワーを浴び、喪服に着替え、葬祭場で再び集合した。
葬祭場をマンションから近い場所に設定して置いたので、歩いて移動。
あの時は、まだあまり暑くなかったように思う。
葬祭場も一日違いで五条陶器まつりで休みになる所だった。
ギリギリでした。
そうそう「うら盆法話」の最初、般若心経が唱えられます。
その音を録音して、葬式の朝、みんなで聴いていたな。


↑地蔵院善光寺堂/首ふり地蔵のあるところです



斎場での儀式が終わり、車で帰る時、ひょっとしてマンションで我が家のメンバーは降りたかも。
いまハッキリ思い出した!降りました。
マンションに帰って普通の服装に着替えて、東華菜館で会食したかも。
当時のスケジュールを調べると7日に散髪に行っている。そうか散髪に行く時間がなかったのね。


↑大講堂へ。この中で「うら盆法話」がありました。

2014年に比べたら、今年は楽なものです。
早朝タクシーをマンションに来てもらって、清水寺まで行っただけですから。
行きは、山沿いに歩いて行けないのです。
南門が6時開門だからなんです。
帰りの時は開門していますけど。
まあ、開いていても真っ暗な墓地を通って行くのもねぇ・・・。
雪が降った時、一度行ったことがあります。
真っ暗な墓地を雪に降られながら。
だから雪の清水寺の写真があります。





色々な思い出が頭に浮かぶ早朝でした。
早朝の清水寺風景は、後日記事にして行きます。

和菓子
クリエーター情報なし
河出書房新社

↑京男の和菓子本が新装版になりました。初版を出版した2013年1月26日時の記事新装版が出版した2018年1月19日の記事をご覧ください。
(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)

Twitter→@kyo_otoko
コメント (6)
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