京男雑記帳

洛中で生まれ育った京男が地元視点で見た日常風景や話を雑記的に掲載

京都のおうどんといえばあんかけやね

2010年09月27日 05時57分43秒 | 

↑たぬきうどん

寒暖の差がはげしい日々ですね。
風邪を引いている人、体調を崩している人が多い。
こういう時は、無理をしないでおうどんでもたべて早う寝ること。


↑これぐらいのお揚げさんが好き

ちょっと風邪気味でという時、京都人はあんかけ系を食べる。
例えば、たぬきうどん、のっぺいうどん、けいらんうどん、あんかけうどんを食べる。
いずれもおろし生姜がいっぱいのってくる。
麺は、コシのないもちあげるとプツプツと切れる。
これが美味しい。
最近、讃岐うどんのようにコシのあるうどんが好まれる傾向にありますが、京都ではもうひとつあの形式は広まらない。


↑木の葉丼

御年寄りがこういうおうどんをまず最初にお箸で細かく切ってからスプーンで食べたハルのを目撃したけど、あれはあれでいい食べ方かもしれない。


↑これぐらいの半熟度がいいな。最近の卵かけご飯タイプはちょっと好きになれない。行列の店もいやや。

京都でたぬきうどんといえば、絶対これしかない。
これは京都以外ではないもの。
この厚いお揚げさんが好き。


↑かまぼこと甘辛く煮た椎茸が具。また食べたくなってきた。

丼はどうしても木の葉丼を注文してしまう。
お肉を使わずカマボコとちょっと甘う炊いた椎茸を卵でとじたのがのっている。
ぱっと見たら親子丼みたいでうれしい。


↑のっぺいうどん

それとうどんにコシがないということは、味が薄味でないと食べられない。
薄味なんだけどしっかりお出汁はとってある。
そういうのが味わえるのが京都のおうどん屋さんかな。
最近は、カレーうどんというのもあるけど、ちょっと邪道かもしれないな。
なぜかそう思うようになったんです。
やっぱり私は、ラーメンよりおうどんの方が好きかも。


「おかる」地図

Twitter→@kyo_otoko
コメント (6)
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