京男雑記帳

洛中で生まれ育った京男が地元視点で見た日常風景や話を雑記的に掲載

そろそろ菊の出番

2008年10月26日 07時13分25秒 | 和菓子


「きく」は漢名の「菊」を音読みしたものなんだそうです。
漢字は、散らばった米を一ヶ所に集めるという意味で、菊の花弁を米に見立てた。
そう思うと「菊」という漢字の中に「米」がある。
ちょっと面白い。


紫野源水「菊の香」

日本には平安時代に中国から渡来した。
日本で改良されたそうです。
中国では、四君子(竹、梅、菊、蘭)の一つ。
水墨画の画材によく使われる。


薯蕷製、小豆こしあん

菊に因んだ和菓子もいっぱいではじめました。
こういう上用饅頭(薯蕷饅頭)が一番職人の腕の見せ所と母方の祖父が二つに割って見ていたのを思い出す。もっと訊いておいたらよかったな。



菊は、11月3日の文化の日ぐらいから見ごろになる。
また政府のおばかさんたちが、大型連休なんてのを考えているそうです。
なんでそういう風に考えるんだろうな。
それより堂々と有給休暇をとれる法律をつくった方がいいのに。
学校もそれに対応してね。
家族が普通の日に旅行したりする方がいいと思う。


千本玉寿軒「小菊」
焼き印がかわいい。


上用、黒こしあん
コメント (6)
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