京男雑記帳

洛中で生まれ育った京男が地元視点で見た日常風景や話を雑記的に掲載

えと詣

2008年03月20日 05時39分51秒 | 社寺


下鴨神社の本殿前には、十二支の社(やしろ)があります。
各人の生まれ年の社がある。
ご存知ですよね。
私は寅や子・・・というヤツ。
調べてみても本当はようわかりません。





干支(えと)は、正式には十干十二支(じっかんじゅうにし)。
十干とは、甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸の10の要素からなり、
十二支は子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥の12の要素からなっており、
あわせて干支と呼ぶ。
これは、年・月・日・時という時間的なものと方位や角度の空間的なものを表わしている。
それと陰陽五行説と結びついてひとつの体系をつくっている。



もとは、古代中国の江西省あたりで考えられたそうです。
きっと本場では、もうあまりやってないかも。
占いの世界では、まだ使われていますね。
高校野球の「甲子園」というのも、「甲(さる)子(ねずみ)園」。
なんでこんな名前がついたんやろね。
阪神タイガースの根拠地なら「寅」と名前がついてないといかんのに。
「寅子園」にはならんのです。「フシギヤナ~フシギヤナ~」
※後で調べたら、ここが完成した1924年(大正13年)が甲子の年にあたることからの命名なんだそうです。「へ~!」でしょ。その頃は、阪神タイガース(1935年設立)はなかったか。



数え年の61歳は、「還暦」で生まれた年の干支に戻るという意味。「暦(れき)が還(かえ)る」という意味ね。半周の時は、半還暦。2周(120年)したら大還暦。3周したら(180年)超還暦。4周したら・・・。



去年から咲いている早咲き桜もちゃっかりまだ咲いていました。
この桜、年中咲いているんじゃないの?
いちびりの桜やね。
コメント (4)
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