京男雑記帳

洛中で生まれ育った京男が地元視点で見た日常風景や話を雑記的に掲載

平安神宮の睡蓮

2007年06月12日 04時57分32秒 | 社寺


植物図鑑でスイレンというのは載っていないことが多いそうです。
スイレンは園芸上の呼び名。







和名はヒツジグサ(未草)といいます。
ヒツジ(未)は時刻を表す「未の刻(今の午後 2 時)」で、そのころに咲くといわれています。
でも実際は明るくなると開き、暗くなると閉じます。
そういうことで、漢名の睡蓮ということなのでしょう。







蓮にくらべると地味な感じがしますが、よくよくみると色んな色がありきれい。
平安神宮の神苑にもいまが盛りに咲いている。
蓮と似ているけど、全く系統の異なる植物。
葉っぱが水に浮かんでいるのが特徴。



これは、河骨(こうほね)という睡蓮の仲間。
浅い池や沼などに生える多年生の水草です。
根茎が白色で肥大し、これが白骨のように見えるので和名になりました。
円柱形の花柄を水の上に出し、黄色い花を上向きにつけます。
コメント (6)
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