美人のたとえとして
「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」
ということばがありますが、芍薬(しゃくやく)と牡丹(ぼたん)は女性を対象とした漢方薬にはほとんど必ず配合されているんやそうです。
最近の研究では芍薬と牡丹には女性ホルモンの分泌を調整する成分、子宮筋の異常収縮を抑制する成分、微小血液循環を改善する成分、などが含まれていることが明らかになっているらしい。
両方ともボタン科ですが、芍薬は宿根草ということは草。
牡丹は落葉低木ということで木なんです。
ちょっと固い話になってしまいました。お菓子をどうぞ。
亀屋良長「水牡丹」
とっても涼感のある上生菓子。
水に沈んだ牡丹の蕾を表現したものかな。
寒天と煉切、中身は粒餡。
そろそろ新抹茶が出てくる時期。
お薄でどうぞ。