これを見て味が出てくる人はきっと京都人やろな。
京都の家庭に結構あったりする。なんでかというと粗供養で配るのが流行った時期がありました。
いまでも配らハル時があるんです。
中には、ラジオから聴こえてきたCMソングを唄える人もいるかも。
※かわみち屋のCMは、「
京都の懐かCM」で聴くことができますよ。
唄える自分がちょっぴり偉い。(笑)
この蕎麦ぼうろ、小さい時はスカンかった。
どちらかというと「泉屋」のクッキーの方がハイカラに感じたな。
でもあの浮輪のようなクッキーにのっているレーズン、アンゼリカ、チェリーは苦手やったな。ほじくって食べていた。
高校の時、はじめて出町輸入食品で買ったデンマーク製のバタークッキーを食べた時は、カルチャーショックやったな。なんで同じものなのにこんなにうまいんだ。しかも柔らかいし・・・ってね。
バターの香りがハイカラやった。
この出町輸入食品でずっと珈琲を買っていたな。京都で唯一外国物産との接点だったもの。
もちろんソニプラなんか出来ていない時代の話。
あの頃、「ふたば」とかは、普通のお餅屋さんやったな。
この蕎麦ぼうろは、きっと粗供養でもらったもの。
珍しいと思ったのかすぐになくなりそう。いまの子どもにとっては新鮮な味なのかも。
私の母親の好きな松葉というお菓子も基本は同じ味。
形状が違うだけね。