「クマ爆弾」問題、ベラルーシが外交官召還(読売新聞) - goo ニュース
1994年に初当選して以来、18年間にわたって、ベラルーシでは、アレクサンドル・ルカシェンコ氏が大統領として君臨しています。憲法改正で大統領の再選禁止条項を削除し、国際選挙監視団による不正報告をも無視し、反大統領デモには逮捕・収容所送りをもって応じるという、絵に描いたような独裁者です。
こうした中、独裁体制下にあるベラルーシの人々に対して、軽飛行機に搭乗したスウェーデンの民主化活動家が、くまのぬいぐるみを800個、空中から投下するという事件が発生しました。民主化を促すメッセージを添えて。この活動に対して、ルカシェンコ大統領は、ベラルーシ外交官を本国に召喚するという強硬な対抗手段に出たのですが、大統領は、自分自身が、ぬいぐるみよりも国民から愛されていないことに気づいていないようです。かわいらしいぬいぐるみは、見る人すべてを微笑ませ、幸せな気分にします。一方、ルカシェンコ大統領と合う人は、みな顔をこわばらせ、何か処分を受けるのではないかと身構えるのみです。独裁者は、国民を監視し、恐怖を与える存在ではあっても、決して、国民を幸せにすることはないのです。
くまのぬいぐるみは、つぶらな瞳で大統領に語りかけるているようです。”君も、ぼくみたいに、かわいくなれば、きっと、みんなからかわいがってもらえるよ。”と。
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1994年に初当選して以来、18年間にわたって、ベラルーシでは、アレクサンドル・ルカシェンコ氏が大統領として君臨しています。憲法改正で大統領の再選禁止条項を削除し、国際選挙監視団による不正報告をも無視し、反大統領デモには逮捕・収容所送りをもって応じるという、絵に描いたような独裁者です。
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食料品や生活物資に税をかけず国が補助を出して人気取りをし、国民投票で憲法を改正し独裁状態にしてしまう。
どこかの大馬鹿な与党がやろうとした事そのままです。
世界の現実を見ないままに国民投票や一院制など・・・理想の裏にある陥穽を見抜く目を持ってほしいものです。(特に若い世代には)
しかし、ぬいぐるみとは面白いアイデアだと思います。
粋なプレゼントをする人もいるものですね。
ベラルーシの現状をもっと詳しく日本でも報道し国民が、民主主義や自由について真剣に考えるようになって欲しいと思います。
お隣の台湾では馬政権に変わってから、真っ先にやった事は憲法改正のハードルを極端に高くし、台湾正名運動を事実上潰す事でした。
法改正には多大なリスクが付きまといます。過ちが起きた時に正すためにも言論の自由は保証されていなくてはなりません。
ベネズエラのチャペス大統領も、独裁強化に向けた憲法改正には熱心でした。もっとも、国民投票には、使い方や政策によっては、独裁を防止する効果もありますので、私は、導入すべきではないかと考えております。そのためには、国民投票に相応しい法案の対象を見極める必要はありますが・・・(憲法制定・改正、国籍法、戸籍法、家族法など・・・)。外国人地方参政権法案や人権侵害救済法案なども、本来は、国民が決めるべきことではないかと思うのです。民主党政権が誕生して以来、日本国も、マスコミの世論誘導や偏向が激しくなり、言論の自由が危機に晒されています。国民の多くが自覚的に対応しませんと、望まぬ方向に連れてゆかれそうで心配です。