先日、40年以上前にその存在が予測されながら、実在が確認されていなかったヒッグス粒子の存在が、相当高い確率で確認されたとする、驚嘆すべきニュースが全世界に伝わりました。ヒッグス粒子の発見が極めて重大な意味をもつのは、その性質が、質量を与えるからです。長年科学者を悩ませてきた重力の謎は、解明に向けて、大きく踏み出したことになります。
ところで、私は、物理学の専門家ではなく、あくまでも、科学的な知識や裏付けを欠いた直感に過ぎないのですが、ヒッグス粒子の存在は、魂、あるいは、生命誕生の謎をも解き明かす可能性があるのではないかと思うのです。質量を与える素粒子が存在していると言うことは、逆に、質量のない素粒子の存在をも証明しております。そして、この質量のない素粒子こそ、生命や魂の正体ではないのかと。生命とは、質量のないある特定の素粒子と質量を与えるヒッグス素粒子が結びついた形態であり、生物の死とは、両者が分離することとして説明できるかもしれないのです。つまり、生命を生み出す素粒子が存在していると仮定することができるのです。
この仮説が正しければ、近い将来、魂、幽霊、テレパシー、ワープ、透明人間?あるいは、突然出現する飛行物体などの存在も、科学的に証明される日が訪れるかもしれません。ヒッグス粒子の発見は、物理学のみならず、生命科学においても、新たな一ページを開くかもしれないのです。
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