草花好きのひとりごと

植物の栽培記録や鉄道・路線バスなどの趣味について記しています。

時々考えます

2010-01-29 | ひとりごと
いま自分が死んだら、いったい後に何が残るのだろう?などと考えることがあります。
現時点でいろいろ考えて、残るものはこれといって無い、という結論に至るのですが、そうなり得る可能性が高いのは、好きな桜草かなとも思います。

後に残ると言えば、実生して新しい品種を作り出すことが、まず思い浮かびます。
今まで本格的に実生には取り組んではいないのですが、やったとしても栽培場所から50ポット作れるかどうかで、良い結果が出る可能性は低いと思います。
ただ、そうは言っても可能性がゼロではないですし、例えば同じ交配(人工交配しなければ同じ種子親)の種を10年続けて蒔けば、同時に500ポット作ったのに近い効果が期待できそうで、やってみようかなという気にもなります。

違った考え方をすれば既存の品種でも、自分の手元に来たものを増殖させて他の人に譲ることができれば、後に残るということになります。
ここ数年、桜草に関するメールを頂いた方などに、余剰の芽を送ることができました。
比較的入手容易な品種ばかりで、私が譲渡しなかったとしても、格別どうという事はありませんが・・・

前にも記した事がありますが、100年以上も前に作り出された品種が、多くの人々により伝えられ、いま存在するという事は、私にはとても魅力的に感じられます。
古いがゆえに、贋物と言ったら印象が良くないですが、一度絶えてしまって現存するのは作出当初のものとは違う、という場合もあるでしょうし、いつの間にか品種名が変わったものもあることでしょう。
たとえそういうことがあっても、大抵はもうご存知の方がおられないほど昔の話で、その魅力が下がってしまうほどのことでは無いと思っています。

極端に栽培が難しい品種もあると見聞きしますし、新たな品種も作られるので、現存する品種全てという訳ではないにせよ、今後も受け継がれていくことでしょう。
そしてその一端を担う事ができれば、と思いつつ栽培を続けたいと思います。

死んだら何が残るなどという暗い話題になりましたが、
べつに重い病気にかかったとか、そういうことではありませんので、ご心配なく(*^_^*)
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鉢の準備

2010-01-29 | さくらそう栽培記録〜2011年
画像は、他の植物を植え替えたり、さくらそうの芽を品種ごとにまとめて埋めておいたりしたため、一時的に空いた鉢です。
左から5号、4号、3.5号の駄温鉢で、さくらそう(日本桜草)の植え付けに使う予定です。

開花が見込める大きさの芽を基準にすると、5号鉢には4芽、4号鉢には2~3芽、3.5号鉢には1~2芽植えつけます。
今年は芽の数が3芽以下の品種を除いて各品種1鉢は5号鉢に植える予定なので、5号鉢はもっと増えるはずです(^_^;)

数が少ない品種と、5号鉢に植えた品種の予備として栽培する分を植える4号以下の鉢は、この他に芽を埋めてあるものが30前後あるので、それでも不足する分は10.5cmビニールポットに植えるつもりです。
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