草花好きのひとりごと

植物の栽培記録や鉄道・路線バスなどの趣味について記しています。

さくらそうの芽の変形・二年後

2012-11-18 | さくらそう栽培記録2012〜2016
一昨年、さくらそうの芽が変形したように見えたものをアップし、それを一年間栽培した後の様子を昨年アップしました。

過去二年の記事に画像を使った'戦勝'の栽培をさらに続けた今年の様子が上の画像です。
今春開花した株もあったのですが、今回は小さな芽ばかりとなってしまいました。


過去二年とはまた形が違っていますが、位置的にはポットの縁に当たっていたというわけでも無さそうなのに曲がったような形をしています。


昨年までと同様に根茎が膨らんだようにも見えますし、根腐れしている部分もあります。


これも昨年の記事にアップしていた'千鳥遊'です。
他の品種のポットと隣に並べていたのですが、この品種だけは葉が伸びかけた状態になっていました。

これも今春開花していたのですが、小さな芽がしかできませんでした。
枯れて黒っぽくなっている部分がほぼ昨年植え付けた根茎と根ですので、白い根が生えている今年できた芽(根茎)の部分との大きさの違いが見比べやすいと思います。


白い根も部分的に根腐れして黒っぽくなってしまっているのが見えます。


昨年変形しているように見えた'蜃気楼'の芽を植えて栽培してみたものです。
ポットの土と分けた際に古い根茎と根が外れたので、新しい根茎と芽と根だけの姿を撮っています。


これも今春開花していた株ですが小さな芽しかできず、来年の開花は望めない状態になってしまいました。

さくらそうの根は多くの場合、根茎に近い方が太く先端に向かって細くなっていると思うのですが、根茎や芽が変形して見える株では、途中で微妙に太くなったり細くなったりしてゴツゴツとした見た目になっている事も多いように思います。


同じ芽を違う方向から撮ってみました。
元に近い方がへこんでいて、いびつな形に見えます。

今回の3品種の芽の様子を見ると、開花したほどの大きさの株だったにしては新しくできた芽が小さいという共通点がありました。
それが芽や根茎が変形していたことの影響なのか、たまたま作落ちさせてしまっただけなのか、判断し難いところです。

しかし1メートルほど離れた場所で同じようなポットで栽培していた株には作落ち状態のものがほとんど見当たらなかった事から、芽や根茎の変形が病的なものなのか何なのか正確な事は不明ですが、根茎や芽の成長に影響を及ぼすと考えて良いのかなとも思っています。

いずれの品種も今春開花した花には、少なくとも私が目視で判断できるほどの変形などは見られませんでしたが、知人によれば花弁が変形する場合もあるとのことで、私ももう少し栽培と観察を続けようかと考えています。
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