秘境という名の山村から(東祖谷)

にちにちこれこうにち 秘境奥祖谷(東祖谷山)

道後湯の町早春点描 湯の町暮らし 石手川に早春の風吹きて

2016年02月12日 | Weblog

湯の町ぐらしに暖かい早春の風に誘われて、散歩するにも楽しくどんどんと距離を伸ばす
四国の道の瀬戸風峠やその周辺を歩いて出会う人たちと会話を交わすのもいいものであろ

ちょっと寄り道をすると、新しい景色を見つけてうれしくなったりする、途中にある伊台集落にある小さなお店の
手作りの看板に「当店自慢の豆大福あります」と出している、わざわざ書いているということは美味しいのだろうと
お腹も空いたしで二個求めた、瀬戸風峠の展望台までもう少しだ

ぽかぽかと暖かい陽射しを浴びて展望台で一休み、大福をほうばる、美味い、大きい、一個で満腹だった
三時間あまりも歩いて湯の町に下りて足湯で疲れを癒してほっとする

最近は外国の観光客も多くなり、特に中国、韓国、台湾からの人たちでにぎやかである
そうした人たちの屈託の無い笑い声や会話になんとなく平和を感じたりする

帰りは公園から石手寺によりお参りをしてから、子規と漱石がよく遊んだ石手川にある景勝地の岩堰公園の
小さな赤橋を渡って川沿いに我が家に帰るのだが、つい先日まで川の深みに潜んでいた鯉たちが
この暖かさにぞろぞろと浅瀬に姿を現しだした
まだ、動きは鈍くて躊躇っているような感じだが、水ぬるむ春はたしかなものであろう







二ン月の川に躊躇ふ鯉のゐし

畦焼や火種引きづりたもとほる

けぶらふて春の時雨に旅だより

































































































































コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする