秘境という名の山村から(東祖谷)

にちにちこれこうにち 秘境奥祖谷(東祖谷山)

道後湯の町早春点描 湯の町暮らし 寒さのなかにも春立ちて

2016年02月06日 | Weblog

寒さのなかにも春立つという感じであるが、歩いていると自然のなかにも早春の気配はそこかしこに
風とともに感じられてくる

空のいろ、木々の佇まいなどにもどことなく気配が感じられるが、そうはいっても時折吹く風にひやっと
身体をちじこめることも度々である
ひょいっと薄着で歩こうものなら、もののみごとに風邪気味になっていたりする

早春とはいってもまだまだ油断はできないものだ、旧正月が近づいてきた
子供のころは、もう一度寒中に赤、青、黄色に色づけした餅をつき、それを薄く切って乾かしたものを
かき餅といって旧正月のころになると、火鉢の網で焼いておやつに食べたものだ
おやつの少ない頃であったから、子供にはご馳走であった、いまでは見かけないから廃れてしまったのだろう

窓から見える近くの山々も薄く春色に近づいてきて、人々の動きも心持活発になってきたのだろうか
里山の所々で薄く棚引いている焚き火の煙を見かけるようになった
瀬戸風峠を歩いていても竹林の手入れに精をだしているひとが多くなってきている
美味い筍が食べられる日ももうしばらくのことである






































































































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