菜菜子の気ままにエッセイ（六人の女獅子）

クリスマスケーキのデコレーションに、必ずと言って良い程
板チョコとサンタさんの飾りが乗せられている。
そのケーキを、数人で分けた場合に、いつも気になるこだわりが…ワタシにはある。

『ケーキの上の…一枚の…板チョコは誰のもの…？』

食い意地が張っているのか、いないのか？
自分でも解らないのだけど、
サンタさんの砂糖菓子はどうでもいいけど、板チョコは、譲れない…みたいな。

先日のお祝い食事会！
ブログの『秘境で毎日いろいろ』と頑張っているＮちゃんが、いつものように
期待通り、手作りケーキを持ってきて、下さった。
しかも、初めてみたっ！
『超ロングバージョン』版っ！

Ｎちゃんの、お菓子、ケーキは 絶品です
ワタシは 美味しいものと、そうでないものと
男前と そうでないものは、断言できる、スペシャルな 感覚を持つ？女子です。
Ｎちゃんが、ロングケーキをテーブルに乗せた時点で、
すぐに 目に映ったのが、４枚のクッキー！
わめいさんの嫁さんの名前と、
バツイチ女子の名前と合格と、おめでとうがそれぞれに、ペンチョコで、書かれてあった。
『クッキー～♪食べたい～！』
とココロが、ワクワク～とドキドキ～！とした一瞬、
すでに、貴重なクッキーは、主役の口に 入っていたっ！
バツイチ女子っが、パクリと歯型を付けながら、クッキーを食った！
何て言って、叫んだのか…覚えていないが、ワタシは何かを 叫んだ。
『ごめえ～ん～何も思わんと、一人で食べよったわ～！』
とバツイチ女子が、クッキーを食った。
すかさず、クールにクッキーを分けてくれたのが、わめいさんの嫁さん。
迷いなく、頂いたワタシ…
食べた。
美味しかった。
なんか、昔の駄菓子屋さんの、ビスケットのような懐かしい味がした。


本日のお食事会。
男子の顔ぶれは、テキトーに省いて…
女子は、ワタシを含めて、五人。

このメンバー個性的。
解りやすく、例えるとこんな 感じ。
※女子一名欠席 イケイケギャルは、お里帰りをして、不参加。代わりに、ヒレカツのお肉と
ラベルに東北の夢と書かれたお酒と、野菜を送って、下さった。

もとい
〈獅子は我が子を千尋の谷に突き落とす〉
と言う ことわざがある。

この千尋の谷を
仮に祖谷の渓谷とする。
そして
本日の五人の女子が 母獅子として…
渓谷に突き落とす事は、絶対条件として…
〈もしも…シリーズ…獅子バージョン～！〉
まずは クビになって、一年が経過した、管理人の妻Ｔちゃん．
Ｔちゃんの場合は…
渓谷に我が子を突き落とす前に、親は渓谷がそこに存在していた事すら
気が付かずに暮らしふと？気が付けば、 物心ついた我が子が親獅子から、離れて行った。
みたいな…だから、突き落としようもない。


Ｃ子ちゃんの場合
我が子を渓谷に落とすつもりはなかったのだけど？気が付けば、子供を突き落としていて
子供達は、はい上がって来て、親より賢くなっていたみたいな？
バツイチ女子は
渓谷のギリギリの場所で、迷いながら、
目をつぶったまま、子供獅子の背中を、
大きな声でゴメンよ～を言いながら、半泣きで突き落とす。
突き落とした後は、後悔しながら、三日間は泣き暮らすのだけど、四日目には
ケロッとして、他の趣味に没頭する。
※獅子の趣味って？何なんだろう

Ｎちゃんは
子供を突き落とす前に、とと獅子と突き落とすか、突き落とさないか？で夫婦で議論が続く。
何日も 議論して
議論し過ぎて、ギブアップして 疲れて、爆睡する。
※子供獅子は、勝手に遊ぶ。

イケイケギャルは、
子供獅子を突き落とす前に、
オトベエ獅子を、先に落として、子供獅子の落ちた際の、クッションがわりに、役立てる。

そして ワタクシっ！
ワタシは 可愛い我が子を 渓谷から、突き落とすような、そんな恐ろしい事は 出来ないので。
絶対命令を無視して、新しい
『獅子子育て条例』
を立案する。
もしくは、獅子リーダーに立候補する

こんな 感じの
女子六人のお友達。

住む環境
抱える問題
悩む現実
顔 スタイル 性格
みんな バラバラだけど…
共通点は ひとつ！

〈自分自身を高める、努力を積んでいる〉
〈無駄な人の悪口を言わない〉
※必要な悪口は言う！悪しからず

往復10時間かけて、帰って来てくれるＣ子ちゃん 本当にお疲れ様。
今度は 洋食の修業をして？
お料理のバージョンアップします。
また みんなで ご飯食べようね♪

※追伸
我が家の冷蔵庫と、冷凍室がスッキリ片付きました。
冷蔵庫の片付けをやりたかったので
お料理を作った 浅はかなワタシを お許し下さい。

本日気温 7度
強風で落ちた、杉シバが 山の農道を占拠しております。
山桜も 咲いてきました。
最後に 一句

『降ってきた
祖谷の杉シバ
春爛漫』

おしまい～♪