秘境という名の山村から(東祖谷)

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奥祖谷秋点描 暮らしの仲秋 山里に歩いて

2012年09月14日 | Weblog
仲秋や山襞迫り静かなり

匂ひ風谷を渡りて九月かな

山天狗ひと吹きしたり野分かな

秋草の老のはなしや山眺む





「トイレ」や「登山道」議論…松本で山シンポ

県内の山岳環境の現状を考えるシンポジウムが17日、松本市のキッセイ文化ホールであり、山小屋のトイレや登山道の整備を巡って山岳関係者が意見を交わした。

 県が山の実情を探るために初めて企画。登山用品メーカー「モンベル」(大阪市)の辰野勇会長らの基調講演と、山小屋関係者らによるパネルディスカッションが行われ、愛好家ら約180人が耳を傾けた。

 パネルディスカッションで辰野会長は、し尿運搬費のかさむトイレについて「一部で実施されているチップ制度では不十分。利用者が負担する制度が必要」と訴え、登山道整備に関しても「山の保護は利用者の義務。受益者負担は避けられない」と力説した。

 これに対し、涸沢ヒュッテ(穂高岳)の山口孝社長ら山小屋関係者は「山が全ての国民に開かれたものでなくなる」と反対した。

 パネリストとして参加した市村敏文・県自然保護課長は取材に対し、「今後の議論に生かしたい」と述べた。

(2012年9月18日 読売新聞)



 環境に配慮した山小屋トイレの利用者負担の在り方や鹿の生息域拡大を考えるシンポジウム「山岳環境は今…今私たちにできること」が17日、松本市のキッセイ文化ホール(県松本文化会館)で開かれた。県が主催し、登山愛好者ら約250人が集まった。

 北アルプス山小屋友交会の山口孝会長ら6人がパネル討論。県自然保護課担当者が、国の山小屋トイレ整備補助事業で利用者負担の仕組みづくりが求められているのを受け、北アルプス南部と御岳山で、ことしから山小屋トイレが1回100円の有料になったことを紹介。北ア・涸沢で山小屋を経営する山口会長は「利用料収入は維持費の3分の1ぐらい。有料化で100円を払ってくれる人は増えたが、利用料だけでの維持は難しい」と話した。

 多くの山小屋では、トイレの利用は任意のチップ制となっている状況に、大手アウトドア用品メーカー「モンベル」(大阪市)会長の辰野勇さんは「全国統一のルールとして定め、登山ツアーの会社などから徴収する仕組みをつくるべきだ」と訴えた。

 また、県内の山岳地域に鹿の生息地が広がっている問題も議論された。硫黄岳山荘などを経営する浦野岳孝(たかゆき)・八ケ岳観光協会理事は、八ケ岳での鹿の食害について説明し「最近では毒草も食べるようになっている」と指摘。山口会長は、北ア北部でも鹿の目撃例が相次いでいるとして「上高地に鹿が侵入したら、すぐ高山植物への被害が拡大すると思う。1頭でも目撃例があったら危ない」と強調した。











画星のさとから、天狗塚、天狗峠、を眺望す

















































































































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