goo blog サービス終了のお知らせ 

「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

成人の日に際し、成人の方にとって大事な法律として、「労働法」があるとその時書きました。しかし、その大前提として、「働くとは、何か?」について書いていませんでしたので、補足します。

2023-01-15 10:07:39 | こども達へのメッセージ

 成人の日に際し、成人になられた方へのお役立ち情報を先日書かせていただきました。

 成人になられた方にとって最も大事な法律として、「労働法」があるとその時書きました。

 しかし、その大前提として、「働くとは、何か?」について、書いていませんでした。

 ちょうど、労働について、わかりやすい解説文『いのちの政治学』(著者 中島岳志、若松英輔)にであったため、引用します。
 
 労働は、義務であり、権利と言われています(日本国憲法第27条)。どちらかというと、自分の自己実現のための権利の意味合いのほうが強いのではと私は感じています。

 自分の好きなことが労働になれば、すごくラッキーですよね。
 なかなかそういう出会いは難しいかもしれません。
 でも、どのようなことがらにも、やりがいは見いだせます。

 引用文のなかでは、労働とは、「ケアリングcaring」だと出てきます。医療に限らず、あらゆる労働において。私は、はっと気づかされました。

参考;日本国憲法 

●勤労の義務

第二十七条 すべて国民は、勤労の権利を有し、義務を負ふ。
② 賃金、就業時間、休息その他の勤労条件に関する基準は、法律でこれを定める。
③ 児童は、これを酷使してはならない。

●普通教育を受けさせる義務
第二十六条 すべて国民は、法律の定めるところにより、その能力に応じて、ひとしく教育を受ける権利を有する。
② すべて国民は、法律の定めるところにより、その保護する子女に普通教育を受けさせる義務を負ふ。義務教育は、これを無償とする。

●納税の義務

第三十条 国民は、法律の定めるところにより、納税の義務を負ふ。

********国民の義務 NHKより********
https://www2.nhk.or.jp/school/movie/clip.cgi?das_id=D0005311246_00000



*********『いのちの政治学』212~219頁******************








コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小坂クリニック:1月15日(日)9:00-13:00休日対応致します。受験生の皆さん、頑張って下さい!

2023-01-14 12:36:52 | 日程、行事のお知らせ

元日より、雲一つない青空の日が続きました。年末から数えて20日程度続いたでしょうか。
穏やかな年明けでした。

コロナ、インフルエンザがそれぞれ、少し、出ています。
両者陽性の子や、両者陰性での熱の風邪、胃腸炎、咳の風邪も少しあります。

インフルは、流行るときは、1月中旬から流行るのが一般的です。
警戒していきます。



今週末、共通テストが実施されます。
受験生の皆さん、どうか、力を出し切れますように。
コロナになったら、追試が可能です。ご安心を!
詳細➨ がんばれ受験生!たとえ、コロナになっても、次のチャンスがあります。万が一は、ご相談をください。すぐ診断します。

ちなみに、受験票忘れても、なんとかなるようだから、取りに帰らないように!


中央区では、成人の日の式典が1/9に開催されました。
成人になられた皆様、おめでとうございます。
お役立ち情報を記載しました。➨ 成人になられた皆様、おめでとうございます。成人の皆様へのお役立ち情報。もしかして、最も大事な法律は、「労働法」かもしれませんので、念のため、ご入手ください。




1,休日対応について

1月
15日(日) 9:00-13:00 休日対応致します。

2,診療の日程の変更について




3,あすなろの木の前に「まちかど図書館」を設置

読みたい本を、無料貸し出しいたします。
「中学生までに読んでおきたい日本文学シリーズ」も入荷し、貸出本にラインナップ致しました。

もし、「まちかど図書館」への配架すべき本やジャンルがあれば、ご推薦ください。
包括的性教育関連を現在、入手中です。


4,築地を守るポスター、配布中
あすなろの木の前で配布しています。
中央卸売市場の開市日がわかります。


5,無意識の偏見について1/14の朝日新聞で記事がありましたので、共有します。

改定『中央区男女共同行動計画2023』でも重要課題のひとつ(取り組むべき課題1-1で位置づけ)。いかに、無意識の偏見を乗り越えるか。

朝日新聞の元記事:https://digital.asahi.com/articles/DA3S15526701.html

以上

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

改定『中央区男女共同行動計画2023』でも重要課題のひとつ(取り組むべき課題1-1で位置づけ)。いかに、無意識の偏見を乗り越えるか。

2023-01-14 11:11:13 | 子育て・子育ち

 いかに、「無意識の偏見」を乗り越えるか。改定『中央区男女共同行動計画2023』でも重要課題のひとつとして取り上げられています。

 「無意識の偏見」がはびこる分野のひとつがジェンダーに関わる現場。

 「無意識の偏見」は、大きな弊害を生んでしまっています。

 そのプロセスや、意識することによる解消が以下の図に示されています。

******朝日新聞2023.1.14 (資本主義NEXT 会社は誰のために:10)女性登用、数値目標は必要?*****



 
 朝日新聞では、その論説を以下で、締めくくっています。
 なぜ、企業に多様性が必要か。
 イノベーションが生まれる機会を逸してしまっているのが、今の日本の現状かもしれません。






 以下に、改定作業中の『男女共同参画行動計画2023』の中間のまとめから、「無意識の偏見」に関わる記述の箇所を抜粋します。
 区は、意識づくりをまず第一に考えて、取り組むべき課題1-1として、一番最初に位置付けています。

 区の取組にも期待をします。
 性の多様性含め、教育の中でいかに織り込むかがカギと考え、パブリックコメントに書きました。

●提出したパブリックコメント:https://blog.goo.ne.jp/.../b90a3dacebaf70b87184e00317b62a4e
 


**********『男女共同参画行動計画2023』の中間のまとめ 取り組むべき課題1-1の部分を全抜粋30頁~34頁*******

https://www.city.chuo.lg.jp/kurasi/danzyokyodosanga/keikaku/suisiniinkai.files/01_R4-3_document1.pdf














 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

がんばれ受験生!たとえ、コロナになっても、次のチャンスがあります。万が一は、ご相談をください。すぐ診断します。

2023-01-13 12:36:35 | 日程、行事のお知らせ

 さあ、受験も本番へ。

 いままでの成果を出して下さい。

 自然体であると、力が発揮できます。

 息を吐くほうから、深呼吸をしてください。

 NHKで、「toi toi toi」の曲が、縁起が良いといってました。

 万が一、コロナになっても、次のチャンスがあります。

 感染が心配な場合、ご相談ください。すぐに対応します。
 03-5547-1191、小坂こども元気クリニック・病児保育室。

 みんなのご健闘を、応援しています。

******朝日新聞2023.1.13 まとめ******







 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

学校に行きたがらない子が、川崎市の「子ども夢パーク」に通ってみて。

2023-01-13 12:33:28 | 教育

 いろいろな学び方があればいいなと思っています。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スマホ、タブレット、テレビなどのスクリーンタイムの増加は、子どもの発達に悪影響。ゲーム依存症もご注意を。ギャンブル性のあるものまで出現。

2023-01-13 10:43:05 | 小児医療

 スクリーンタイムに関しては、注意していく必要があります。

 以下、新年のご挨拶でも、2023年の子ども関連施策の充実すべき点で取り上げました。

 毎日新聞記事において、ゲーム依存について取り上げられしましたので、共有いたします。

 どうか、ご関心をお持ちいただければと思います。
 気がかりなことがございましたら、お早めにご相談ください。

***********************
 2021年度から一人一台タブレットが配備され文房具が一つ増えました。有効活用に期待する一方で、デジタル機器の長時間の使用が脳や体へ与える悪影響を注意深くフォローする必要性があると考えます。国際的な疾患分類ICD-11では、「ゲーム行動症」なる疾患名も新しく採用されています。電子スクリーン症候群(ESS)という疾患名も出てきています。スマホ、タブレット、テレビなどのスクリーンタイムの増加は、発達への影響が懸念されており、実際に長時間のスクリーンタイムに曝露した1歳半の幼児は、3歳時点において自閉傾向が見られたという国内の論文も出ました。
 スマホに一時的に子守りをさせねばならないやむを得ない状況が日常生活で多々あることは理解するものの、小児科医らは日本小児科医会を中心に、2歳までテレビ・ビデオ視聴は控えること、スクリーンタイムを2時間以内、ゲームは30分までにすることを2000年半ばより発信してきました。乳幼児期から、電子スクリーン症候群(ESS)の影響を考え、スクリーンタイムを減らす努力をすることを、母子保健活動で、情報提供されていくべきと考えます。
 教育現場においても、スマホ・ゲーム依存への啓発活動や、電子スクリーン症候群(ESS)を予防する取り組みもまた重要です。教育現場において、スマホ・ゲーム依存などが原因となり、実際に脳や体への悪影響が出てきているような事例はないか、注意深く健康を観察していく必要もあると考えます。

*********毎日新聞2023.1.13****************










コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

科学的になかなか説明がつかないけれど、ストンと心の中で落ちたこと。人間の無意識の地下水脈。

2023-01-11 10:36:14 | 心理学・カウンセリング

 なかなか、科学的には説明がつかないけれど、ストンと心の中で、落ちた文章に出会いました。

 本日1/11の毎日新聞に書かれていた論説、詩人伊藤比呂美氏『コロナ下の学生たちよ』における文章。

 <人間の無意識が地下水脈のように(時間的にも空間的にも)すべてつながっている> 

 これからも書物を通じ、詩とは限らないと思いますが、地下水脈からおいしい水をくみ上げ、味わいたいと思います。


 
 引用:
 学生に質問されたことがあります。

 「なぜ昔の人や遠くの人が書いた詩でもいいと感じるんでしょう?」。

 私は答えました。

 「詩とは、自分のずっと底にある無意識をくみ上げるもの。人間の無意識はもしかしたら地下水脈のようにすべてつながっているのかも。私のくみ出した小さなひしゃくの無意識は、何百、何千年前に生きた人、地球の裏側に暮らす人がくみ出したひしゃくの無意識とつながっているのかも」と。

 引用終わり:




*************毎日新聞2023.1.11 オピニオン 抜粋*******

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

成人になられた皆様、おめでとうございます。成人の皆様へのお役立ち情報。もしかして、最も大事な法律は、「労働法」かもしれませんので、念のため、ご入手ください。

2023-01-09 12:05:13 | こども達へのメッセージ

成人になられた皆様、おめでとうございます。成人のかたにとってのお役立ち情報を!

 成人になったことで、権利を獲得したけど、その裏返しに義務が生じると論理付けられるかもしれません。
 権利は権利だし、義務は義務ではないでしょうか。

 親や保護者が守ってきたところから、これから、自立の旅に出発です。

 えっ、ひとりで大丈夫?となりますが、誰もが強い味方をもっています。友人もそう。
 そして、法は、ひとを守るために存在します。
 存分に使ってください。

 まずは、労働法。

 そして、国際人権基準。
 
 失敗したら?いつからでも、何歳になっても、学び直しができます。
 ネットもあるし、いつでも、どこからでも学べる時代へ。

●皆さまを守る最も大事な法律は、労働法かもしれません。
こちらから入手を!➨ https://www.hataraku.metro.tokyo.lg.jp/shiryo/pocket/index.html

さらに気づきを広げるために。『武器としての国際人権』
「知は力なり」国際人権基準も武器になります。
➨ https://shinsho-plus.shueisha.co.jp/interview/humanrights_fujitanakano/22095

どう無関心に向き合うか
➨ https://digital.asahi.com/articles/DA3S15519894.html


●いつからでも、学び直しができます。

放送大学も選択肢のひとつ ➨ https://lib.ouj.ac.jp/e-resource.html

●そうそう、迷ったら、かかりつけの小児科医にご相談ください。
 僕たちは、子どものころを知ってるから、相談されるとすごくうれしいです!マジです。
 昔のイメージしかないから、その雄姿を前にして、一瞬誰かわからないことは、許してください。でも、カルテみたら思い出します。



『子育て支援と心理臨床』vol.22 26頁より


以上

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

本の森ちゅうおうのご紹介 中央区作成の解説動画です。

2023-01-08 18:57:16 | 教育

本の森ちゅうおうのご紹介 中央区作成の解説動画です。

➨ https://www.youtube.com/watch?v=ryX20q6Yzf8

参考:放送大学附属図書館 https://lib.ouj.ac.jp/e-resource.html

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

性教育を、“運次第”で、放っておかないこと。子どもに、「赤ちゃんってどうやってできるの?」と聞かれたら、どう答えますか?

2023-01-08 16:54:40 | 小児医療

 わかりやすく、医学的に正しい情報が、子ども達に伝わること、生と性の情報についてもしかりです。

 多くの若者たちが、義務教育で十分な性教育を受けられないまま、インターネットやアダルトビデオから歪んだ情報を取り込んでしまっているのが現状です。

 「赤ちゃんってどうやってできるの?」と聞かれたら、しっかりと子どもに伝えてあげてください。
 世界の性教育の基準が書かれている、ユネスコの「国際セクシュアリティ教育ガイダンス」では、性教育は5才から始まっています。

 もちろん、伝えるには、それ相応の準備が必要です。
 その場でわからないときは、「ちょっとまってね、調べてから伝えるね」といって、後ほど伝えてあげてください。

 包括的性教育に精力的に取り組まれておられる埼玉医科大学産婦人科高橋幸子先生が、ご講演の際にご紹介されていた生と性の情報に関するサイトをこちらでも共有します。
 それぞれに、伝える内容が、うまく整理されています。
 (今後、書籍を入荷できたら、あすなろの木の前の「まちかど図書館」に貸出本として配備します。しばし、お待ちを。)

  きちんと伝えていく積み重ねで、自分の体を自分で守れる子、自分の体の自己決定ができる子に育ちます。
 (参考:自分の体の自己決定、性的同意とは?動画解説 https://youtu.be/xxlwgv-jVI8


●世界の性教育 国際セクシュアリティ教育ガイダンス
https://sexology.life/

https://sexology.life/world/


●#つながるBOOK
https://www.jfpa.or.jp/tsunagarubook/

●女性の健康教育プログラム まるっと
https://marutto-woman.jp/program/

https://marutto-woman.jp/product/

●生理かんぺきブック
http://ribon.shueisha.co.jp/manga/seiri_kanpeki_book/index.html


<書籍>

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2023年最も大事な動きのひとつは、「子どもの意見表明権」の広がり。「ルールはルール」から脱却し、話し合って納得できる学校ルール作りへ

2023-01-08 12:27:11 | シチズンシップ教育

 2023年、最も大事な動きのひとつは、「子どもの意見表明権」の広がりだと考えています。

 区政報告の2023年、前進すべき子どもに関わる12の最重要課題を列記しましたが、そのひとつに挙げたところです。

 本日1/8東京新聞記事においても、「子どもの意見表明権」が記載されています。

 2022年6月「こども基本法」成立➨同年12月文部科学省「生徒指導提要」改訂

 この流れで、

 「こども基本法」で、子どもの意見表明権が法的に定められ、

 「生徒指導提要」改訂において、児童生徒が校則を議論し、時代に合させて見直すことを促すこととなりました。

 「ルールはルール」からの脱却し、生徒らが自ら話し合って納得できる学校ルール作りが進められていきます。

 同東京新聞論説からも、学校を変える経験が、社会は変えられるという感覚につながる視点が述べられています。

 民主主義の危機の時代ではありますが、抗う形での子ども達からの民主主義の広がりの始まりとなる一年に期待をします。

*******文部科学省 「生徒指導提要」前3頁、表紙とまえがき全文の抜粋******* 
https://www.mext.go.jp/content/20221206-mxt_jidou02-000024699-001.pdf

「まえがき」から、校則見直しを文科省自らが述べられていることが、必見!








*******東京新聞2023.1.8********

 

*******区政報告 課題1 抜粋******
https://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/f62713039e3315fc1b247fb3148215c0

●1、教育、企画:子どもの意見表明権(子どもの権利条約第12条、こども基本法第3条第3号及び第11条)

 今般成立したこども基本法により、子どもの意見表明権が法律上も位置づけられました。学校の方針・教育施策はもちろん政策作りや公園・水辺整備等まちづくりにおいて子どもの意見を聞き実施するなど子どもの意見表明が尊重される中央区を目指したいものです。町会・自治会役員やマンション管理組合運営に中学生が参画している例も聞きます。ぜひ、「子ども議会」も開催し、子どもの声を受け止める流れを作って行きたいです。新しく開校する晴海西小中学校の校章・校歌作りは、実践の場のひとつのよい機会。



******過去の関連記載******

2023年は、子ども達の意見表明権がクローズアップされる年。ブラック校則も子ども達自身の手で、改正されていくものと期待を致します。




 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「政教分離の原則」を遵守するために、子どものころから、「宗教リテラシー」を身につける。北海道大学教授桜井義秀氏(宗教社会学)

2023-01-08 11:21:04 | 教育

 本日1/8の日経新聞で、「宗教リテラシー」を身に着けることの大切さを説く論説に出会いました。

 地域や学校で、宗教文化を学ぶとあります。

 北海道大学教授桜井義秀氏(宗教社会学)が書かれていました。

 政治がおかしな方向にいかないためにも、とても大切なことと考えます。

 いかに、学んでいけるかという視点を私も持ち、その学びを実践していきたいと思います。


*******日経新聞2023.1.8*******




 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小坂クリニック:1月8日(日)9日(成人の日)9:00-13:00休日対応致します。今年も一年、よろしくお願い申し上げます。

2023-01-07 15:45:36 | 日程、行事のお知らせ

明けまして、おめでとうございます。

元日より、雲一つない青空の日が続く穏やかな年明けとなりました。
どうか、穏やかな一年となりますように。

コロナ、インフルエンザがそれぞれ、少し、出ています。
両者陰性での熱の風邪や、胃腸炎、咳の風邪も少しあります。

連休が明けますと、いよいよ、学校・幼稚園も始まります。
体調ととのえ、新学期に臨んでください。

コロナを克服する一年になると期待も含め考えています。

本年も、子ども達の健やかな育ちとご家族の健康を支える一助となれますように、
病児保育、子育てひろば、健診・予防接種、相談外来含め小児科診療を引き続き行って参る所存です。
スタッフ一同、がんばる所存ですので、どうか、よろしくお願い申し上げます。

この連休対応につきまして、ご案内申し上げます。

1,休日対応について

1月
8日(日) 9:00-13:00

9日(祝) 9:00-13:00

両日、休日対応致します。

2,3月策定に向けて作業中の3つの重要な計画に対する意見書の提出について

1月6日締め切りで意見募集がなされた3つの重要な計画に対し、
診察室等でいただきます皆様の声を集約し、意見書を提出いたしました。

「中央区環境行動計画2023(仮称)」中間報告に対する意見書

「第四次中央区子ども読書活動推進計画中間報告」に対する意見書

「中央区男女共同参画行動計画2023(仮称)」に対する意見書

3,あすなろの木の前に「まちかど図書館」を設置

読みたい本を、無料貸し出しいたします。
「中学生までに読んでおきたい日本文学シリーズ」も入荷し、貸出本にラインナップ致しました。


4,築地を守るポスター、配布中
あすなろの木の前で配布しています。
中央卸売市場の開市日がわかります。



以上

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「中央区環境行動計画2023(仮称)」中間報告に対する意見書

2023-01-06 23:24:59 | 意見書提出

中央区役所環境土木部環境課環境企画係 御中
 
お世話様になり、ありがとうございます。
「中央区環境行動計画2023(仮称)」中間報告に対する意見を提出致します。
よろしくご検討の程、お願い申し上げます。
 

 
意見の内容について

注、「中央区環境行動計画2023(仮称)」中間報告(以下、本計画という。)は、「本編」と「地方公共団体実行計画(区域施策編)」としての「別冊」の2分冊で構成されています。
 この意見書記載においても、「本編」と「別冊」で使い分けて、ページ数等を表示するようにします。

第1,総論

1,基本計画2023との有機的な連携について
 『環境行動計画2023』の主な内容がまさに、『基本計画2023』におけるリーディングプロジェクト「ゼロカーボンシティプロジェクト」と「水とみどりプロジェクト」で位置づけられており、うまく『基本計画2023』との連携がとれていると考えます。
 『基本計画2023』リーディングプロジェクトと、本計画が両輪の輪となり、二酸化炭素排出量削減に向け、取り組みが進みますことを願います。

2,『自転車活用推進計画』との有機的な連携について
 同時進行で『自転車活用推進計画』で策定作業中である。中央区から報告がなく、進捗が不明であるが、ぜひ、『自転車活用推進計画』の新しい内容を本計画に盛り込むことをお願いします。
 『自転車活用推進計画』の内容がまったく不明であるため、区民から反映すべき点を提案できませんので、何卒、行政内部での調整作業をお願いします。
 自転車が活用されることは、二酸化炭素排出量削減にもつながるし、利用する本人の健康にもつながるはずです。また、中央区を楽しむには、自転車活用が有効であり観光振興でも役立つはずです。本計画で言う「コベネフィット」がいくつも生まれると考えます。

3,『中央区役所温室効果ガス排出抑制実行計画』との有機的な連携
 事業者である中央区は、独自に『中央区役所温室効果ガス排出抑制実行計画』を持っています。
 本計画では、各主体の取組として、「区民の取組」及び「事業者の取組」が書かれていますが、「区の取組」の項目も設けて、『中央区役所温室効果ガス排出抑制実行計画』から引用して記載してはいかがでしょうか。
 区民、事業者、区の三者が一体となって、温暖化防止につとめていく姿勢を示すことができますし、それぞれの進捗を比較しながら、区が区民や事業者をけん引することも、また、事業者が先行した場合は、よい刺激を区が受けることもできると考えます。

4,温室効果ガスとしての二酸化炭素だけを対象としていることの是正
 本計画では、温室効果ガスとしての二酸化炭素だけを対象としている点が、対策の欠如と考えます。
 別冊7頁でもわかるように、温室効果ガス排出状況で、86.5%は二酸化炭素で構成されていますが、ハイドロフルオロカーボン類が次に大きな13.2%を占めています。
 ハイドロフルオロカーボン類の対策を加えれば、この二者で、温室効果ガス排出状況における99.7%(=86.5+13.2)の対策をすることとなります。
 二酸化炭素だけにこだわらず、真の意味で、地球温暖化を食い止めるべく、もう一種類の温室効果ガスも対策に加えることを切にお願い致します。

5,中央区環境行動計画推進委員会と中央区民や事業者をつなぐ「環境区民会議」の設置について
 区では、現在、区民、区内事業者、学識経験者ら7名と区職員3名計10名で構成する中央区環境行動計画推進委員会を立ち上げ、本計画含め環境関連施策の検討を行っています。
 一方、武蔵野市では、「環境市民会議」を設置し、市民の声を十分に生かして環境施策づくりをしています。その成果が、民主主義の模範例として、本年元日の毎日新聞の社説でも取り上げられていました。参考までに抜粋します。「期待されるのは地球温暖化対策を生活者の視点で話し合う「気候市民会議」の広がりだ。フランスや英国では政府の対策への抗議運動が引き金となって設置された。日本でも東京都武蔵野市(人口147,964人本年1月1日現在)が昨年、自治体主催としては初の会議を開催した。外国籍の住民や高校生を含む68人が食品ロス削減や節電などについて意見を交わした。昨年11月の会議では「個人の取り組みを可視化する仕組みがほしい」「環境教育の充実を」などの声が市民から相次いだ。今月にも報告書をまとめる予定だ。松下玲子市長は「行政が『ゼロカーボン』の旗振り役をするだけでは、市民の元に届かない。集まった意見をしっかりと見て、活動プランを作りたい」と話す。」
 中央区環境行動計画推進委員会において、専門的かつ非常に深い議論が行われていることは重々承知していますが、本区も、「気候区民会議」を設置し、まずは、環境施策を区民目線でとらえる機会を設けることを強く要望いたします。本区(人口174,074人本年1月1日現在)よりも人口規模の小さな自治体で実現できており、ぜひ、武蔵野市を見習ってやりませんか?
 そのためにも設置に向けた記載を、本計画にはお願いをいたします。

第2,各論 

1,区内建物の建築時における二酸化炭素排出量のアセスメントについて
 区内の建物のZEB化・ZEH化をする場合は特に、建物の建築前後においける二酸化炭素排出量の変化をアセスメントすることも事業者に求めることを制度化するようにお願いします。
 都と協力し、「環境影響評価制度」の中で、温室効果ガスの排出量を評価することを定型作業として行うことを特に強く求めます。
理由:
 区内の建物のZEB化・ZEH化というのだから、その性能がどれほどの向上をもたらすものか、その結果、二酸化炭素排出量がどれだけ削減できるかのかを、事前に評価することにより、事業の効果を検証しつつ、建物のZEB化・ZEH化を進めることが可能になると考えるから。

2,中央清掃工場からの二酸化炭素排出量を数値として可視化すること

 清掃工場からの二酸化炭素排出量は増加傾向にあり、それを減少させることは、喫緊の課題です。
 きちんと数値を示し、可視化をお願いします。


3,学校給食、保育園の給食を、無農薬、有機野菜へと転換
「学校給食、保育園の給食を、無農薬、有機野菜へと転換することによる環境負荷の軽減」を取組として加えることを求めます。

理由:
 学校給食、保育園の給食から、日本の農業の流れを変え、結果、環境負荷を軽減するため。肥料は、多量のエネルギーが必要である。

4,農園確保の取組
 道路空間で閉鎖された小さな空き地をみかけるが、そのような場所に、農園を作る取り組みをお願いします。
 KK線の緑化においても、農園を多く作り、区民や子ども達が農業に触れることができるようにすることを求めます。
 「農園確保の取組」の追加をお願いします。

5,地域の足、コミュニティバスをより身近に、シルバーパスを可能に、障害者手帳の割引を可能に

(1)運賃割引サービスの導入

 外出をすること、歩くことが健康につながります。
 そのきっかけづくりとして、コミュニティバスを、高齢者にも、障がいのある方々にも利用しやすくすることの大改革を求めます。
 出歩くことで、健康寿命を保つことが可能となり、結局、医療費削減につながります。

(2)南循環も「本の森ちゅうおう」前が可能になるルート変更を。
 また、「本の森ちゅうおう」は、出かけたくなる魅力の場所であり、乗っていたら前に停まるように、ルート変更をお願いします。

(3)車内スペースは、二人乗りベビーカー対応とすること
 全車、車内スペースは、二人乗りベビーカー対応とする余裕の間取りとすることを求めます。

6,プラスチックゴミへの対策の強化
(1)徹底的な分別
 プラゴミ903万トン(2017年)の58%は、サーマルリサイクルとのことです。さらなる分別の徹底(ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、塩化ビニール)により、燃やすこと以外のリサイクルを可能にするように研究をお願いします。

(2)プラスチックを紙に代替する
 さらにそもそもプラスチックごみを出さないように、区内コンビニの袋を、紙袋にしていくなど、さらなるアイデアを出していく、その実用化への支援をお願いします。

7,大型家具などのリユースの促進
 大型家具などを資源ごみと出される場合、リサイクルハウスかざぐるまを介して、ネットなどのやりとりで、次に使う方を見つけられるようにし、資源ごみとして出される量を減らす取り組みをお願いします。
 リサイクルの前にすべきことがまずあって、今の政策は、リサイクルに重点がおかれすぎています。大量消費、大量生産をしているのと変わりありません。
リユースをすることで、大量消費を減少することができます。資源ごみと出されて、それが焼却されるわけで、資源ごみを減らせば焼却に伴う二酸化炭素発生量も減らすことができます。
 どうか、リユースにもっと力を入れることをお願いします。

8,中央区と連携するまちと、エネルギー政策で、さらなる連携の強化を図ること

 中央区には、日本各地に連携する市や町が散在しています。
 旧館山臨海学園で太陽光発電について取り組みを始めたところですが、中央区の敷地や施設を用いたエネルギーの供給の更なる研究をお願いします。
 また、連携するそれら自治体と、エネルギーについても供給で連携を強めることの研究をお願いします。

 例えば、千葉県銚子市の風力発電のエネルギーの供給を受ける仕組みの研究なりお願いします。

現在中央区と連携する市や町の一覧:

●友好都市かつ災害時相互援助協定書締結(平成7年7月5日):山形県東根市
●災害時相互援助協定書締結(平成8年7月29日):岡山県玉野市
●災害時相互援助協定書締結(平成19年1月29日):千葉県銚子市
●災害時相互援助協定書締結(平成24年4月5日):宮城県石巻市
●区民健康村「ヴィラ本栖」所在地かつ災害時相互援助協定書締結(平成26年11月4日):山梨県富士河口湖町
●宇佐美学園かつ伊豆高原荘所在地:静岡県伊東市
●柏学園所在地:千葉県柏市
●旧小諸高原学園敷地 所在地:長野県小諸市
●旧館山臨海学園所在地:千葉県館山市

以上

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「第四次中央区子ども読書活動推進計画中間報告」に対する意見書

2023-01-06 22:20:29 | 意見書提出

教育委員会事務局図書文化財課事業調整係 御中

お世話様になり、ありがとうございます。
「第四次中央区子ども読書活動推進計画中間報告」に対する意見を提出致します。
よろしくご検討の程、お願い申し上げます。

意見の内容について

第1,総論

1,子ども読書活動推進委員会の設置について
 子どもに関わる計画であり、児童・生徒代表から構成される「子ども読書活動推進委員会」を構成し、その委員会で、本計画の原案の作成とパブリックコメントの採用の検討を行って作成をするべきと考えます。
 大人がよいと思って作成するわけであるが、それが子どもに合っているとは必ずしも言えないこともあります。
 アンケートを実施していても、それは実態調査であって、意見聴取ではありません。
子ども達に計画策定に向けた参加の機会を与え、意見を聴取しながら、計画案の作成を行っていただけますようにお願いします。
 今からでも遅くないので、最終案の作成の前に、委員会の設置をお願いします。
無理であるならば、計画の進捗評価のために、委員会を立ち上げることを、最悪でも、次回の第五次を作成する際には、委員会での検討をまずは行うことをお願いします。

2,人材の育成について
 図書館司書、司書教諭、学校図書館指導員、図書館委員が、円滑な連携がなされ、それぞれの学校において読書が楽しめる環境が整備されますことをどうかよろしくお願い致します。
 各人材をどのように育成するかを事業として位置づけをお願いします。

3,計画の進捗状況の把握の方法について
 様々な魅力あふれる事業が展開される予定となっています。
 それぞれがどのように展開されているかを、毎年、進捗状況を把握できればよいと思いますが、どのように公表していくおつもりでしょうか。
 是非、ホームページなどで、毎年の事業の進捗の公表をお願いします。
 重要なデータは、『教育に関する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価の結果に関する報告書』での報告もお願いします。

4,読書をしない子ども達について
 本計画で、最重要な課題を抜粋します。
 「しかしながら、小中学生へのアンケートによると、直近の1ヶ月で1冊も本を読まなかったと答えた小学生は11.0%、中学生は28.6%で、その理由として小学生では「本を読むのが嫌いだから」が最も多く、中学生では「読みたい本がないから」次いで「時間がないから」が多いという結果となりました。」
 この解消ができることが、本計画の肝だと考えます。
「読書は、楽しい」といかに持っていけるか。(一方、スマホは不要です。百害あって一利なしと言い切ってもよいと医師として考えます。少なくとも中学生までは持つべきものではありません。)
 この数値の改善が一番の指標になると思います。

第2,各論
1,図書館協議会設置(図書館法第14条)について
 区民の声を図書館運営に反映しやすくするために、図書館協議会を設置して、運営することをお願いします。

2,新規事業「まちかど図書館」設置の提案
 各自の家や商店の前に家の前や路地に、本棚を置いて、無料貸出本を設置し、地域のだれもが自由に借りられるようにする事業です。
 スペースを有し、やりたいひとがそれぞれボランティアでやる事業で、図書館が、やっている人たちの取りまとめや設置場所の情報提供をしてくださるとありがたいです。
 図書カードや貸出し期限などはなく、すべて善意のもとで実施します。返却本は、紫外線消毒等を施し、再閲覧に供します。
 昨秋から、試しに月島地域でやってみましたが、うまく経過しています。
 地域全体で子ども達の居場所をつくる事業の一環にもなると考えます。

3,晴海図書館設置にあたり区民会議設置を(14頁)
 晴海図書館を設置に当たり、前述の「子ども読書活動推進委員会」あるいは「区民会議」を設置するなどして、話し合いの場を持ち、区民のアイデアを活かした図書館づくりをすることを提案します。

4,電子書籍貸し出し(14頁)について子ども達が持つタブレットとの連携
 子ども達が貸与されているタブレットで電子書籍が借りられるようになるようにお願いします。(すでに可能なっているのであれば、すいません。)

5,プレディの学校図書館活用(23頁)
 ぜひ、プレディのサポーターを、地域の人が参加することによって増員して、学校図書館を活用している子ども達の見守りができるようにしてください。

6,地域包括ケアの拠点など地域課題を解決する場としての図書館
 図書館が地域包括ケアで重要な役割を担っていることが、2022年10月山梨県で開催された日本公衆衛生学会においてもシンポジウムとして取り上げられています。
 例えば、「本の森ちゅうおう」の事前内覧会の際に、すでに「認知症コーナー」を図書館司書の皆様の手によって出来上がっていました。
 そのような情報発信をはじめ、様々なかたが訪れる施設の特性ゆえ、図書館への来館者のご様子から「気づき」を得て、適切な支援者へ「つなぐ」ことに期待をしたいです。図書館に、子ども達の見守り機能を持たせていただきたいです。
 地域のひとの社会貢献のために図書館が場を提供することも期待をします。
 地域の担い手が地域包括ケアの学びや「気づき」そして交流の場として「本の森ちゅうおう」など図書館が役立てられることを強く望みます。

7,「プラネタリウム」の運用にも言及下さい。
 図書館との附属の存在であり、プラネタリウムを用いて、宇宙や天体の不思議を伝えていくことを事業として謳うことをお願いします。

以上

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする