2023年、最も大事な動きのひとつは、「子どもの意見表明権」の広がりだと考えています。
区政報告の2023年、前進すべき子どもに関わる12の最重要課題を列記しましたが、そのひとつに挙げたところです。
本日1/8東京新聞記事においても、「子どもの意見表明権」が記載されています。
2022年6月「こども基本法」成立➨同年12月文部科学省「生徒指導提要」改訂
この流れで、
「こども基本法」で、子どもの意見表明権が法的に定められ、
「生徒指導提要」改訂において、児童生徒が校則を議論し、時代に合させて見直すことを促すこととなりました。
「ルールはルール」からの脱却し、生徒らが自ら話し合って納得できる学校ルール作りが進められていきます。
同東京新聞論説からも、学校を変える経験が、社会は変えられるという感覚につながる視点が述べられています。
民主主義の危機の時代ではありますが、抗う形での子ども達からの民主主義の広がりの始まりとなる一年に期待をします。
*******文部科学省 「生徒指導提要」前3頁、表紙とまえがき全文の抜粋*******
https://www.mext.go.jp/content/20221206-mxt_jidou02-000024699-001.pdf
「まえがき」から、校則見直しを文科省自らが述べられていることが、必見!
*******東京新聞2023.1.8********
*******区政報告 課題1 抜粋******
https://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/f62713039e3315fc1b247fb3148215c0
●1、教育、企画:子どもの意見表明権(子どもの権利条約第12条、こども基本法第3条第3号及び第11条)
今般成立したこども基本法により、子どもの意見表明権が法律上も位置づけられました。学校の方針・教育施策はもちろん政策作りや公園・水辺整備等まちづくりにおいて子どもの意見を聞き実施するなど子どもの意見表明が尊重される中央区を目指したいものです。町会・自治会役員やマンション管理組合運営に中学生が参画している例も聞きます。ぜひ、「子ども議会」も開催し、子どもの声を受け止める流れを作って行きたいです。新しく開校する晴海西小中学校の校章・校歌作りは、実践の場のひとつのよい機会。
******過去の関連記載******
●2023年は、子ども達の意見表明権がクローズアップされる年。ブラック校則も子ども達自身の手で、改正されていくものと期待を致します。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます