なかなか、科学的には説明がつかないけれど、ストンと心の中で、落ちた文章に出会いました。
本日1/11の毎日新聞に書かれていた論説、詩人伊藤比呂美氏『コロナ下の学生たちよ』における文章。
<人間の無意識が地下水脈のように(時間的にも空間的にも)すべてつながっている>
これからも書物を通じ、詩とは限らないと思いますが、地下水脈からおいしい水をくみ上げ、味わいたいと思います。
引用:
学生に質問されたことがあります。
「なぜ昔の人や遠くの人が書いた詩でもいいと感じるんでしょう?」。
私は答えました。
「詩とは、自分のずっと底にある無意識をくみ上げるもの。人間の無意識はもしかしたら地下水脈のようにすべてつながっているのかも。私のくみ出した小さなひしゃくの無意識は、何百、何千年前に生きた人、地球の裏側に暮らす人がくみ出したひしゃくの無意識とつながっているのかも」と。
引用終わり:
*************毎日新聞2023.1.11 オピニオン 抜粋*******