キャリア教育は、生涯教育の重要な一分野。
シチズンシップ教育、メディアリテラシー教育とならんで、重要な教育であり、適宜なされていく必要があります。
小中学校で、将来の夢が膨らむように。
高校で、夢が固まってきて、自身の自己実現に、うまく標準が据えられるように。
大学で、職業が見え、その職業での生活をどのように高めていくか考えらえるように。
臨床研修に来られる先生方に、先輩医師としてお伝えすべき重要事項と再認識しています。
キャリア教育で大事なのは、地図を示すことではありません。
その地図は、すぐに、古くなるから。
教えるべきは、地図のみかた、コンパスの使い方。
キャリア教育では、例えば、環境が変わることで、改善できることは、していく必要あります。
子どもの突然の熱でも、急に休めない場合のサポートして、「病児保育」は、各自治体での標準サポートになれるように。
男女共同参画の視点から、改善すべき点も多くあります。
職場環境においても、「イクボス」なることばもでてきています。
働きやすい環境づくりを、トップが引っ張って作っていきたいものです。
「イクボス」がすべきこと
1,組織の利益のための誘導をしない
2,職場文化の醸成につとめる
3,家庭内での役割責任をになっているひとを標準とした働き方改革をおこなう。
(パートナーに家庭内の役割責任を負っているひとを標準としない)
4,必要な支援が受けられるように配慮
5,メンターらと出会えるきっかけづくり
6,自身のバイアスに気づく
7,自律的にキャリア構築できる支援、環境整備
など。
*参考:日本小児科学会 教育講演8『医学部におけるキャリア教育の実践』蓮沼直子氏 2021.4.17
https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2013/02/02/gazo/G20130202005109500.html
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