「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

がんゲノム医療の課題

2021-05-03 16:18:33 | 小児医療

  がんは、なぜ、起きるか。

 細胞の設計図(遺伝子、その情報を「ゲノム」という。)に異常がおき、暴走する細胞が生まれることに起因します。

 どのような設計図の異常かが、わかるようにもなってきています。

 設計図異常がわかれば、それに対して、治療薬が選択できるようになってきました。

 ゲノム医療は、がんにおける重要な分野です。
 もちろん、がんだけではなく、様々な疾患で応用可能です。

 課題は、

 ●解析におけるAIの導入

 ●ゲノムをうるための手段の向上(血液検査などからがん細胞の遺伝子をうる)

 ●人材の育成

 ●患者参画

 ●ゲノム解析の向上(全ゲノム解析等実行計画 第一版策定2019年12月)

*参考 第124回日本小児科学会学術集会 教育講演5 小児がんゲノム医療 加藤元博氏
 講演後に、ゲノム医療が進む上での社会の側の準備について、たいへん重要な質問提起がなされました。

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<言葉の整理>

遺伝子(gene):ヒトの遺伝子は、2-3万個
    設計図は1%のエキソンに存在、99%はイントロン。

遺伝子情報をゲノム(genome)という。

ゲノム解析:DNAを解析して、遺伝子情報を得ること

ゲノム医療:ゲノム解析の情報を、医療に応用すること

ゲノミクス:ゲノム解析をする学問や研究


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