「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

改正児童買春・ポルノ禁止法が成立

2014-06-24 12:45:24 | 子育て・子育ち
 「法改正が進まない間に被害は拡大した。警察庁によると、昨年1年間の児童ポルノ事件の摘発は1600件余りで、過去最多を6年連続で更新した。被害に遭った子ども約640人のうち1割強は小学生以下だ。性的暴行や強制わいせつの被害を受けた子どもも少なくない。」


 子ども達は、絶対に守らねばなりません。

*********高知新聞*********************
http://www.kochinews.co.jp/?&nwSrl=321966&nwIW=1&nwVt=knd

【児童ポルノ禁止】被害なくすきっかけに
2014年06月24日08時08分

 子どもを写したわいせつな写真や映像を個人が趣味で持つ「単純所持」を取り締まる改正児童買春・ポルノ禁止法が成立した。
 改正法は、自分の性的好奇心を満たす目的で18歳未満の子どものポルノ写真などを所持した場合、1年以下の懲役または100万円以下の罰金を科す。
 児童ポルノの被害が後を絶たない中、子どもたちを守る取り組みは待ったなしだ。被害をなくすきっかけとしたい。
 1999年に成立した児童ポルノ禁止法は写真や画像の製造、販売を規制した。個人的な所持については、必要性が議論されてきたものの、これまで規制の対象外だった。
 だがインターネットの普及で事情が変わった。児童ポルノが世界中に拡散するようになり、日本発の画像が海外に流れるケースも増えている。先進7カ国(G7)で単純所持を合法としているのは日本だけで、各国から非難を浴びてきた。
 法改正が進まない間に被害は拡大した。警察庁によると、昨年1年間の児童ポルノ事件の摘発は1600件余りで、過去最多を6年連続で更新した。被害に遭った子ども約640人のうち1割強は小学生以下だ。性的暴行や強制わいせつの被害を受けた子どもも少なくない。
 最近はスマートフォンで自ら撮った画像が出回る事例も増え、事態は深刻だ。流出した画像や動画を完全に削除することは難しい。野放し状態にしておくわけにはいかない。
 法改正を歓迎する一方で懸念の声も聞かれる。児童ポルノの定義にあいまいな点があるからだ。
 定義には「殊更に児童の性的な部位が露出されまたは強調されているもの」という部分が追加された。厳格にしたとはいえ、依然として分かりにくいとの指摘がある。
 また、単純所持について「性的好奇心を満たす目的で」と限定しているが、その証明が難しい場合も出てくるだろう。不当に逮捕される可能性も拭い切れない。
 表現の自由の観点から今回は規制の対象から外れた漫画やアニメなどに関しても、関係者は取り締まりの強化に不安を募らせる。
 規制の範囲が適切なものかどうか、効果はどれほどあるのか。検証しながら運用していくことが大切だ。
コメント (4)
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ヤジは、議会のルールを逸脱しています。トカゲのしっぽ切りで終わることなく都議会の抜本的改革を。

2014-06-24 09:28:44 | 議会改革

 塩村都議へのヤジ問題だけでなく、都議会では、ヤジは、いままでも横行してきました。

 もちろん、ヤジは、議会のルールを逸脱した、議員として恥ずべき行動です。
 ヤジを行う側は、ヤジがされる発言者側に論理では負けている分、ヤジによってその発言者の発言を聞こえづらく妨害したり、発言者を精神的に動揺させ、その論理的思考の邪魔をするなどのところに意図があってやるのかもしれません。
 そのようなヤジは、許されません。議員としてひきょうです。
 ヤジに、万が一、許される場合があるとしても、違法性阻却事由としての正当防衛(刑法36条)や緊急避難(刑法37条)があるような非常に限られた場面という厳格に考える必要があると思います。


 今回のヤジ問題を、どうか、トカゲのしっぽ切りで終わることなく都議会の抜本的改革が行われるように期待致します。
 いままでのような、汚いヤジがでる都議会を、今後は、一切なくしてください。

 できれば、合わせて国会でもお願いします。

*****刑法******

(正当防衛)
第三十六条  急迫不正の侵害に対して、自己又は他人の権利を防衛するため、やむを得ずにした行為は、罰しない。
2  防衛の程度を超えた行為は、情状により、その刑を減軽し、又は免除することができる。

(緊急避難)
第三十七条  自己又は他人の生命、身体、自由又は財産に対する現在の危難を避けるため、やむを得ずにした行為は、これによって生じた害が避けようとした害の程度を超えなかった場合に限り、罰しない。ただし、その程度を超えた行為は、情状により、その刑を減軽し、又は免除することができる。
2  前項の規定は、業務上特別の義務がある者には、適用しない。

*************
 
正当防衛の理解:知っておくべき刑法:どんな時に正当防衛で許されるか。過剰防衛・誤想防衛・自招防衛・偶然防衛・緊急避難         
http://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/8d5c8423079ff5e8f18e0c6a9d51353e


*****************************************
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014062490070918.html

自民・鈴木章浩氏が謝罪 都議辞職は否定

2014年6月24日 07時09分


 東京都議会の塩村文夏(あやか)都議(35)が十八日の本会議で妊娠・出産女性への支援策を質問中、「早く結婚した方がいいんじゃないか」などとやじを受けた問題で二十三日、自民党の鈴木章浩(あきひろ)都議(51)が「自分が発言した」と認め、塩村都議に謝罪した。

 鈴木都議の名前は問題発覚直後からささやかれていたが、本人は否定していた。都庁での会見では「心からおわび申し上げる」と頭を下げた。責任をとって同日、自民党の会派を離脱したが、議員辞職は否定した。

 「誹謗(ひぼう)するつもりはなかった。少子化、晩婚化の中で早く結婚してほしいと、軽い気持ちで発した」と説明。「産めないのか」など他のやじは、自分ではないとした。議会内で謝罪を受けた塩村都議は「議場、議員のあり方を正すチャンス。(やじは)鈴木さんだけではない。これで幕引きというのは少し違う」と話した。

 自民会派の吉原修幹事長は同日の議員総会で鈴木都議の離脱を報告し、その後の会見で謝罪。ただ、他のやじは、党所属議員五十八人に確認したが分からなかったとした。鈴木都議は大田区議を二期務め、二〇〇七年に都議に初当選し、三期目。自民会派では政務調査会長代行だった。

 この問題は、塩村都議が自身のツイッターにやじを受けたことを書き込み、引用して拡散する「リツイート」が約三万三千件に達した。海外メディアでも批判的に報道され、自民党の石破茂幹事長も名乗り出て謝罪すべきだとしていた。

(東京新聞)

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