「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

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安心安全の予防接種を提供していくことが、私達小児科専門医の役目。予防接種ミス、年2千件超厚労省調査

2014-06-10 17:40:04 | 小児医療
 予防接種の種類も増えました。

 安心安全の予防接種を提供していくことが、私達小児科専門医の役目だと考えています。

 
 以下の記事では、あってはならない注射器の再使用などの事故がある点が、気になるところです。

*********読売新聞*************************************************


予防接種ミス、年2千件超…注射器再使用14件

読売新聞 6月10日(火)14時42分配信



 市区町村の予防接種で、接種回数やワクチンの種類を誤るなどの間違いが全国で年2000件以上あることが、厚生労働省研究班(研究代表者=多屋馨子(けいこ)・国立感染症研究所室長)の調査で分かった。

 インフルエンザワクチンの接種にきた家族に一度使った注射器を刺すなど感染につながりかねない誤りが14件あった。研究班は再発予防に関する冊子を作成し、医療機関に確認徹底を呼びかけている。

 予防接種は12の病気が対象で、高齢者のインフルエンザ以外は全て子ども向け。種類が増え、0~1歳に接種が集中している。研究班は全市区町村に、2011年に起きた間違いについて調査。1350市区町村(77%)が答えた。

 結果は、計2194件の間違いが医療機関から自治体に報告されていた。接種の遅れなど時期のミスが半数だったが、別のワクチンを注射した間違いが301件、倍の薬液を注射したなど量のミスが229件あった。健康被害は確認されていないが、リスクはあった。

最終更新:6月10日(火)14時42分


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