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「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

某出版社育児雑誌(来年4月発行) 当院健診場面の撮影ご協力のお願い 12/18-20

2012-12-18 17:59:38 | 小児医療
 小児医療や病児保育の現場・状況を発信していくことには、取材に対し全面協力させていただいております。

 今回、某社育児雑誌(来年4月発行)の取材のご依頼をいただき、快く引く受けさせていただきました。


 つきましては、12/18-12/20において、健診を実施している場面の撮影のご協力をお願いできればと思っております。

 健診前に、撮影を可能かどうかのお願いをさせていただく場合があります。
 ご協力いただけましたら、幸いです。 
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JR大阪駅頭における宣伝活動に対する威力業務妨害罪等の適用に抗議する憲法研究者声明

2012-12-18 13:00:17 | コミュニケーション
 日本の憲法研究者の皆様から出された声明。

 おかしなことには、憲法学の立場からのご発言をいただくことも必要なことと考えます。

 2012年12月9日になされた大阪府警による逮捕(逮捕事実は同年10月17日午後にJR大阪駅構内で大阪市による震災がれきの受入れに抗議するデモ行進を無断で行ったというもの)について、日本全国の憲法研究者有志が声明を出されたとのことです。
 呼びかけ人5名を含め、67名の憲法研究者有志による声明です。


 表現の自由は、民主主義の基本であり、内在的な制約をされる部分を持ちますが、不当な侵害がなされては決してならない大切な価値です。



****憲法研究者有志の声明******
http://mimamori-ben.jugem.jp/?eid=15

JR大阪駅頭における宣伝活動に対する威力業務妨害罪等の適用に抗議する憲法研究者声明

 2012年12月9日、大阪府警警備部などは、同年10月17日のJR大阪駅駅頭で「震災瓦礫」の受入に反対する宣伝活動(以下、「本件宣伝活動」とする。)を行った下地真樹氏(阪南大学准教授)らを、威力業務妨害罪(刑法234条)および不退去罪(刑法130条後段)で逮捕しました。私たちは、日本国憲法の研究者として、本件逮捕は、憲法21条1項の保障する表現の自由を不当に侵害するものであると考えます。

 本件宣伝活動は、ハンドマイク等を用いて、駅頭で、大阪市の瓦礫処理に関する自らの政治的見解を通行人に伝えるものであって、憲法上強く保護されるべき表現活動です。また本件宣伝活動が行われた場所が、かりにJR大阪駅構内であったとしても、駅の改札口付近等通行人の妨げになるような場所ではなく、せいぜい同駅の敷地内であるにすぎず、公道との区別も判然としない場所です。このような場所は、伝統的に表現活動の場として用いられてきたパブリック・フォーラムに該当すると考えられ、施設管理者の管理権は、憲法21条1項の前に、強く制約されるはずです。

 そうであるとすると、本件表現活動に対し、威力業務妨害罪や不退去罪を適用することができるのは、当該活動によって相当の害悪が発生している場合でなければなりませんし、たとえそのような解釈をとらないとしても、少なくとも、害悪発生のおそれが実質的に存在することが必要なはずです。本件は、通行する市民に対して、穏健な方法で瓦礫処理に関する自らの政治的主張を訴えかけるものであり、このような表現活動から、刑罰に値するだけの相当の害悪が発生し、または、そのような害悪が発生する実質的なおそれが存在しているとは考えにくいと思われます。

 また、下地氏らは、本件宣伝活動終了後、大阪市役所に行くために、JR大阪駅の東側のコンコースを通過しました。この行為も、同コンコース内で立ち止まって宣伝活動をするといった態様のものではなく、単に、他の人と同様に、移動のためにコンコースを利用したにとどまります。そもそも同コンコースも、駅構内とはいえ、本件宣伝活動が行われた駅頭と同様に公道とほぼ同視できる場所だと考えます。この移動のためのコンコース利用によって威力業務妨害罪ないし不退去罪が成立するとは考えられません。

 下地氏らが、大阪市の瓦礫処理問題で活発に活動していたことは周知の通りです。政治的問題は、民主主義によって決着がつけられるべきですが、その前提として、表現の自由が十分に保障されなければなりません。前述のとおり、本件行為に表現の自由の保障が及び、その制約を正当化するだけの実質的な理由が存在しないとすれば、本件逮捕は、下地氏らの政治的主張を狙い撃ちにしたのではないかという懸念を感じざるを得ません。

 市民の正当な言論活動に対し、刑罰権が恣意的に発動されるならば、一般市民は萎縮し、政治的な活動を差し控えるようになります。そうなると、民主的な議論の結果も歪められることにならざるをえません。表現の自由は、そのような結果を防止するためにこそ存在するのであり、したがって、刑罰権発動には最大限の慎重さが求められるはずです。

 以上のように、本件逮捕は、憲法上強く保障された表現の自由を不当に侵害し、市民の表現活動を幅広く規制対象にする結果をもたらし、ひいては自由な意見交換に支えられるべき議会制民主主義の過程を深刻に害するものであって、憲法上許容されないと私たちは考えます。私たちは、大阪府警による下地氏らの逮捕に強く抗議するとともに、かれらの即時釈放を要求します。


2012年12月17日
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12/22土19時葛飾区医師会館参加自由「感染症往く年来る年2012年」川崎市衛生研究所長岡部信彦先生

2012-12-18 09:51:38 | 小児医療
 葛飾の闘う小児科医師松永先生たちが中心となって企画している感染症の勉強会。
 私も楽しみにしている勉強会の一つです。

 さて、恒例の一年を締めくくる今年の感染症の問題の整理をテーマにした勉強会が今週開催されます。

 ご関心のあるかたは、ぜひ。とても関心のあるかたは、懇親会まで、ぜひ。といいつつ、自分は、夜間救急に当たっており、懇親会は出れずとても残念。

 感染症をテーマに扱うジャーナリストの皆様や、行政・議員の皆様も、ぜひ、ご参加を。


******以下、ご案内文転記*******



第55回 感染・免疫懇話会 講演会
 
 今年も、最後の月となってしまいました。振り返ってみますと、今年、一番大きいニュースは、感染・免疫関係から少し外れるかもしれませんが 京都 大学の山中伸弥教授が、iPS細胞のお仕事で、若干50歳でノーベル賞受賞が決まったことでしょう。今後の医療・医学の流れが大きく変わっていく ことでしょう。

 さて、実地医家にとっては、今年は、不活化ポリオワクチンが定期接種に導入されたことが、大きな事件だったかもしれません。し か も、その直後に不活化ポリオワクチン接種後19日で亡くなった方があったり、時をほぼ同じくして日本脳炎ワクチン後に亡くなられた方もありました。日本脳炎の予防接種の積極的勧奨の差し控えにより、ごたついた日本脳炎ワクチンが、一時的措置も含めてやっとどうにか打たれはじめたのに、また、「差し控え」になるのかな~と、日本脳炎を一例だけですが経験したものとしてはヒヤッとしました。

 そして、DPT+IPVの4種混合ワクチン が、IPV導入の2ヵ月後に、導入され、ちょっとした混乱が生じました。

 また、BCGでも動きがあり厚生労働省の予防接種部会は11月14日 に、 接種時期を現行の生後6カ月未満から1歳未満までに延長する案を了承し、これは来年の4月施行を目指すとのことです。葛飾区の平成22年度の結核 罹患率(10万対)は26.0で、国(18.2)や東京都(23.1)より高い数字で、20を越えているため、立派に結核中蔓延国の仲間入り をし ていまが、これで本当に大丈夫でしょうか?(高蔓延国として知られるネパールの結核罹患率は、240(2007年)です。)学会での議論などを聞 いていると、BCGの副反応を重要視してBCG開始は遅くしたほうが良いとお考えの先生も居られるようですが、中蔓延国の葛飾では、その考え方で 良いのでしょうか?葛飾区の教育委員会では、他区に先駆けクオンティフェロン検査を導入しており、毎年、数人の陽性者を探し出し治療に載せている という現実もあります。

 iPS細胞から大きく筆を起こした文書も、なにやら尻つぼみになってきましたが、それでも、少しずつは進歩しているようには思います。

 
 今年を振り返り、来年をどのように発展させるか?年末当会恒例の岡部信彦先生による「感染症・往く年・来る年」を伺いながら考えていたいと思います。

 入場無料。どなたでも参加できます。

 今回は、土曜に開催し、開始時間も午後7時と1時間早いので御注意ください。いつものよ うに 講演会後の会費制の食事会を今回も我侭sで行います。ただ、今回は忘年会の時期で、時節柄、お店に無理も言えません。今回は、あらかじめ出席をお 申し出下さったかたのみで行いたいと思います。出席希望者は、メールかFAX(03-3604-2103)で松永まで御連絡ください。(文 責:松 永)

   
 感染・免疫懇話集談会 連絡先 電話3604-2101 FAX3604-2103 



「感染症 往く年 来る年 2012年」

川崎市衛生研究所長
岡部信彦先生

平成24年12月22日 土曜 午後7時~(いつもより1時間早いです)
 
会場 葛飾区医師会館 3階 講堂
東京都葛飾区立石5-15-12 電話 3691-8536

 今年2012年、SARSやインフルエンザパンデミック、震災時の感染症ほどの大事件は幸いありませんでしたが、ワクチンの同時接種後の死 亡例 発生、IPVの導入、ワクチン接種後にみられた死亡例の公表・対応のあり方、新型インフルエンザ等特措法の制定、学校保健案安全法(学校感染症の 登校停止基準)の改正、海外からはブタ型H3N2インフルエンザウイルスのヒトでの感染例増加、新コロナウイルスによる9名の感染者のニュー スな どなど、話題に書かない感染症の領域でした。では感染症の対策・対応は進んだのか、後退したのか・・・・

 事例をご紹介し、皆様とデスカッションをしながら、2012年を振り返ってみたいと思います。

 よろしくお願いいたします。
  
日本医師会生涯教育制度・・・・・2単位 3カリキュラムコード カリキュラムコード1、11,12
       
感染・免疫懇話集談会/葛飾区医師会 
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