野ゆき山ゆき海邊ゆき

日々の生活の中で出合う自然や民俗、歴史遺産を記録します。主な舞台は和歌山県中部。タイトルは佐藤春夫の「殉情詩集」より。

ポンポコリンの里

2009年06月20日 | 動物
わが家は、農耕地であった小高い丘を切り開いた造成地にある。周辺はまさに里山で野生動物や植物が多々見られる。夜車で走ると、タヌキやアライグマによく出合うが、日があるときにタヌキと出合うのは珍しい。今朝自宅裏の溜池のそばを通ったときに対岸にタヌキがいるのが見えた。少し見ていると、向こうも気が付いてこちらを見ている。少し身を薮に隠したりしたが、じっとこちらを見たままである。カメラを取りだし、何度もシャッターを切ったがそれでもじっとしている。5分くらいしただろうか、同じ姿勢をしていて疲れたようで腰を下ろしたがまだこちらを見ている。警戒しているような緊張感はない。しばらくして飽きたのか動き出したが、何度もこちらをふり返りながら林の中に消えていった。
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