野ゆき山ゆき海邊ゆき

日々の生活の中で出合う自然や民俗、歴史遺産を記録します。主な舞台は和歌山県中部。タイトルは佐藤春夫の「殉情詩集」より。

遠地地震津波

2010年03月01日 | Weblog

2010年2月27日15時34分(日本時間,現地時間では午前3時34分)ごろ,南米チリでマグニチュード8.6程度の地震が発生(東大地震研)し、その津波が28日の午後から日本の太平洋沿岸に到達した。
和歌山沿岸には14時30分頃に1mの津波が襲来するとの予報が出たので、西山に登ってその様子を観察しようとしたが、予想時間になっても海面に変化はなかった。
15時過ぎに山を下りカーラジオを聞いていると、15時40分頃に20cmの津波が御坊の検潮計に記録されたようだ。その後19時前だったか、同検潮所で40cmの津波が観測されたようだ。この程度では海面変動はほとんどわからなかっただろう。

今回の津波騒動は大山鳴動鼠一匹の感は否めないが、大したことがなくて良かった。しかし気象庁の予測はちょっとはずれすぎだ。最悪の事態を想定して過大な予測を出したのはわかるが、そのズレが大きいと次の警報は差し引きして考える傾向が出てくるのではないか。これはかえって被害の拡大を引き起こしかねないように思う。気象庁にはできるだけ精密な予測をできるように今後努力して欲しいと思う。
東京新聞によると、気象庁も今回の予報が過大だったと認めているようだ。p.co.jp/article/national/news/CK2010030102000188.html
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