野ゆき山ゆき海邊ゆき

日々の生活の中で出合う自然や民俗、歴史遺産を記録します。主な舞台は和歌山県中部。タイトルは佐藤春夫の「殉情詩集」より。

万朶の桜花

2011年04月18日 | 植物
通勤途中に土木関係の作業場(?)があり、そこの見事な八重の枝垂れ桜が満開を迎えている。朝日に映える様はとても美しく今日は車を止めて撮影した。背後にある小屋のトタン壁が花の美しさに匹敵するほどみすぼらしいのでそれが入らないように苦労した・・・ (^^;  「万朶」(ばんだ)とは『[朶]は垂れさがった枝の意〕(花のついた)多くの枝。』【三省堂 大辞林 第三版】の意である。
五一五事件や二二六事件を起こした青年将校が歌い継いだと言われる「昭和維新の歌」の中に『散るや万朶の桜花』がある。自分たちを散る万朶の桜に例えたようである。
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