野ゆき山ゆき海邊ゆき

日々の生活の中で出合う自然や民俗、歴史遺産を記録します。主な舞台は和歌山県中部。タイトルは佐藤春夫の「殉情詩集」より。

Kobe ルミナリエ 2015

2015年12月13日 | Weblog
阪神淡路大震災で亡くなった人々への鎮魂のために始められた神戸ルミナリエ。以前からこの目で見たいと思いつつ20年目でやっと目にすることができた。イタリア生まれの光の芸術はやはり素晴らしかった。先日の強風で東遊園地の一部が倒れたが、中央区の仲町通りのフロントーネ、ガレリアコペルタ、ガレリア、遊園地のスパッリエーラは点灯されて多くの人々の感動を誘っていた。

「ルミナリエ」はイタリア語で電飾を意味し、そもそもがイタリア発祥の芸術。近年電飾が世にあふれているが、おそらく神戸ルミナリエがその火付け役ではないだろうか。現在では、派手さではルミナリエをしのぐイルミイベントが多くなったが、芸術性の高さと鎮魂を目的とする点では他とは一線を画しているように思う。最近では鎮魂性が薄まり単なるイベントになったと終焉が取りざたされているようだ。実際、ルミナリエのHPを見ても鎮魂への思いがほとんど感じられなくなっている。もう一度原点に戻ってこの素晴らしい光の祭典を今後も続けて欲しいと思う。
http://www.kobe-luminarie.jp/index.html

「フロントーネ」、「ガレリアコペルタ」、「ガレリア」、「スパッリエーラ」生粋のイタリア製なので、呼び名もイタリア語。意味不明だが、公式HPを見ても訳はされていない。ネットで探してこんな訳をしてみた。フロントーネ=玄関 ガレリア=トンネル コペルタ=屋根 スッパリエーラ=ついたて 

ガレリアコペルタ コペルタは今年かららしい。


ガレリア


スッパリエーラ
 
コメント
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