野ゆき山ゆき海邊ゆき

日々の生活の中で出合う自然や民俗、歴史遺産を記録します。主な舞台は和歌山県中部。タイトルは佐藤春夫の「殉情詩集」より。

春寒をとざす

2011年01月30日 | 植物
北宋の詩人黄庭堅の詩の中にある句のようである。今は大寒中で春寒どころではないが、寒風の中ほのかなこの香りをかぐとまさに「春寒」ならぬ「大寒をとざす」思いがする。
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梅は咲いたか

2011年01月30日 | 植物
「梅は咲いたか」とくれば 「桜はまだかいな」ときてあとの歌詞は全く知らなかったが、ネット検索すると、 http://sasakimikie.seesaa.net/article/13629927.html
江戸のお座敷で歌われた端唄と云われるが、「銀座」や「恋の浅草」の文字が出てくることから、明治以降ひょっとしたら大正か昭和の初め頃につくられたのかも知れない。ともかく、お座敷唄であるから浮かれた気分が漂っていて、寒気の中花開いたウメの佇まいとはほど遠い雰囲気の歌である。
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