アル中(歩中)オジさんのフォト日記

 散歩中の出来事などを中心に写真とともに日記風に綴ったものです。

タカサゴユリ

2015-08-21 16:32:16 | Weblog
 さしもの猛暑も過ぎ去ったかというほどの涼しい日が続いています。練馬は21日は最高気温も30度に届かず、“普通”の夏といった感じです。まだ8月ですから、これからもまた暑さが戻ってくることもあるでしょうが、この天気は台風の影響もあるのでしょうか。とにかくこの夏は台風が多いですね。ツイン台風のような15号と16号が近付いています。16号の方はアウトカーブして日本列島から離れていくようですが、15号は九州に接近しそうで全く困ったものです。

 今日、歩いていた時、白いユリの花が咲いていました。石神井公園の野草観察園で、他にあまり花のない中でひと際目立つ存在でした。鉄砲ユリのようですが、ユリってもう終わったのじゃないの?ひょっとすると知らない花かと、調べてみたらタカサゴユリといって8月に咲くユリがあるのだそうです。高砂ユリと書くのでお目出度いことに関係があるのかと思ったら、外来種で台湾原産の帰化植物でタカサゴとは琉球語のサカサングに由来する台湾の別称というこでした。鉄砲ユリと同じくラッパのような形で横を向いて咲く花で、花そのものはきれいです。種子が風に乗って運ばれ、突然咲くことがあるそうですが、連作障害があり次には咲かずに消えてしまうこともあるといいますから、ちょっとミステリーじみてますねぇ。来年もあるかどうか、確かめに行かなければ…(笑)。
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小さい秋見ぃつけた

2015-08-19 15:50:50 | Weblog
 暑いことは暑いけど、東京は少しずつしのぎやすくなってきました。まだ最高気温は30度まで上がりますが午前中は20度台ですから、ついこの前までの起きた時にはもう暑いといった猛暑から比べるとずいぶん楽になりました。散歩も午前中なら、これまでのように水と塩を持ってということもなく、歩きやすくなりました。今日はちょっとコースを変えて、久しぶりに石庭の森に立ち寄ってみましたが、ススキが風にそよいでいました。このほかにオミナエシも咲いており、秋の七草がもう見られるんですね。汗っかきのワタシにとっては、いく分楽になったとはいえまだ夏ですが、ちょっぴり秋を感じた瞬間でした。

 石庭の森はその名の通り石をテーマにした、マンションに囲まれたこじんまりとした緑地で、江戸時代から続いた屋敷の前庭を練馬区が買い取って都市公園にしたもので、既存の屋敷林や庭石として使われていた自然石を生かした造りの、他の公園とはやや趣を異にしています。渡り石には以前の郵便ポストに使われていた丸い台石を使用したり、見事な竹林、季節の草花を配置したりと自然が残っています。秋が深まってくると綺麗な紅葉も楽しめるようです。
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今年も銀座で泳ぐ魚たち…「Sony Aquarium」

2015-08-16 14:48:55 | Weblog
 今、水族館が人気だそうです。クラゲを集めた山形県鶴岡市の加茂水族館やこの夏開館した仙台のうみの杜水族館など、どこも大勢の人たちを集めています。暑い夏にはぴったりの人気スポットですね。とんでもなく暑い夏になった東京では、夏の銀座の風物詩になっている「Sony Aquarium」が今年も開かれており、銀座の街を行き交う人たちが悠々と泳ぐ熱帯の魚たちが見られるとあって人気を集めています。

 この催しは数寄屋橋交差点のソニービルで毎年開かれているもので今年で48回目。交差点に面したビル前のソニースクエアに14㌧の水槽を設置、沖縄美ら海水族館の監修の元沖縄からやってきた熱帯の海の魚たちが泳いでいます。色とりどりの熱帯魚やオオテンジクザメ、1㍍にもなるニセゴイシウツボなど普段お目にかかれない珍しい21種、約800匹の魚たちが見られます。水槽の裏側から見ると、覗き込む人や街を歩く人たちの中を魚たちが泳いででいるように見えるのが、この水族館の特徴でもあります。夕方には餌やりも見られるそうです。

 このほか同ビル1階のエントランスホールにも熱帯魚水槽があり、エビやイソギンチャク、色鮮やかな熱帯魚が見られるほか、最大の魚と言われるジンベイザメのあごの骨と記念撮影もできます。また8階の体験シアターOPUSでは横7.6㍍、縦2.7㍍の大画面で等身大のジンベイザメが泳ぐ映像がハイレゾサウンドで鑑賞できます。画面いっぱいに泳ぐ姿は迫力満点です。ビル内ではさまざまな体験コーナーもあり、大人から子供まで楽しめます。いずれも入場無料で9月6日まで開催中です。
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キツネノカミソリ

2015-08-14 16:00:53 | Weblog
 お盆休みで出かけている人が多いのでしょうか、普段より道路が空いているようですね。歩いている人たちも心なしか少ないような気がしました。故郷へ帰省される人もクルマが混んでいて大変でしょうが、14日も東京は比較的涼しい朝でしたから、炎暑の中を走るよりストレスもたまらなくてよかったでしょう。寒気が入ってきているとのことで、また天気は不安定になっているようですが散歩にはちょうど良い気温です。25度と言えば夏日ですが、あの猛暑に慣れた身体にはずいぶん涼しく感じます。

 久しぶりに牧野記念庭園に寄ってみましたらキツネノカミソリが咲いていました。お盆花ともいわれるように、この時期に花開く彼岸花の仲間の花です。一か月ほど後の彼岸の頃に咲く彼岸花が妖艶な赤い色なのに比べると、ちょっと控えめのオレンジ色というのもいいですね。どちらも花が咲くときは葉がなく、花茎からいきなり花が咲いている手品のステッキのような感じですね。妙な名前は花ではなく、葉の形がカミソリのような形をしているから(理容師さんが使うあの剃刀です)でしょうが、花の色もキツネを思わせるものがありますね。花の少ない今ですから結構目立ちますが、埼玉県新座市市場坂の市営墓園脇の黒目川に沿った斜面はキツネノカミソリの自生地でざっと50万本群生しており、満開時にはオレンジ色一色に包まれます。まだ開花したばかりで、下旬ごろが見頃だそうです。

 ところでこの花とよく似た白というかピンクっぽい花を時折見かけることがありますが、あれはタヌキノカミソリというんだそうです。同じ彼岸花科のリコリスですが和名がそうだとは知らなかったなぁ。
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丸の内夏の陣

2015-08-13 15:12:20 | Weblog
 旧盆の入りの13日、東京はこれまでの暑さがうそのような涼しい朝を迎えました。ただ、期待された雨らしい雨は降らず、予報は外れたようです。歩くのには絶好でしたので、この日から始まった丸ビルの「大坂の陣400年 丸の内 夏の陣~真田幸村と戦国武将たち」訪ねてみました。今から400年前。戦国武将たちが死闘を繰り広げた大坂の陣(1614年~1615年)は冬の陣と夏の陣から成る、日本史上最大の合戦といわれます。このイベントでは、夏の陣で活躍、日本一の兵と謳われた真田幸村と戦国武将たちに関するさまざまな資料と幸村らの甲冑のレプリカと、東京では初めてとなる「真田丸」のジオラマの展示などが中心です。

 甲冑が展示されているのは真田幸村(写真右端)、豊臣秀吉、徳川家康、真田昌幸、上杉景勝、伊達正宗の6体で、大坂の陣とともに解説がついています。幸村の名を一躍天下に轟かせた「真田丸」とは豊臣勢の大坂城を包囲する徳川勢から守るために築いたとされる出城。大坂城の南側、上町台地の丘陵地に築かれ、東西180㍍、三方に堀、塀を配し、外側に三重の柵を敷いたといわれ、徳川方の前田勢を引き付けて撃滅させたそうです。ジオラマは当時の大坂城惣構~真田丸~四天王寺~茶臼山までを復元したもので、真田丸と大坂城の様子がよくわかります。

 このほかに戦国グッズショップでは、戦国武将の人気アイテム“旗指物タオル”や幸村の“六文銭の旗”陣羽織ストラップなどが人気を集めているようです。入場無料で、丸ビル1Fのマルキューブで午前11時からごご9時まで。今月29日まで開かれています。
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