アル中(歩中)オジさんのフォト日記

 散歩中の出来事などを中心に写真とともに日記風に綴ったものです。

ふるさと祭りの竿灯

2015-01-18 16:49:34 | Weblog
 相変わらず寒い日が続いていますね。東京ドームで開かれている「ふるさと祭り東京」最終日の18日、お天気もよかったので訪ねてみました。日本のまつりや故郷の味が集結する正月のお馴染みの行事で、最終日は混雑するだろうとは思ってましたが、会場内は移動するのもひと苦労するほどの混みようでした。全国ご当地どんぶり選手権は各地の有名どんぶりが500円均一でハーフサイズどんぶりが食べ比べ出来るとあって、どこも押すな押すなの盛況で並ぶだけで疲れてしまうほどで、ご当地スィーツも大変な人気でした。

 ステージでは青森ねぶた、秋田竿灯、高円寺阿波踊り、仙台すずめ踊りなどお馴染みの祭りが集まり、居ながらにして日本の祭りの雰囲気が楽しめる仕組みで、実演の際は会場は熱気に包まれます。ちょうど竿灯祭りが再現されているところに居合わせましたが、迫力ある演技に拍手が送られていました。秋田は初任地で実際に灯の入った提灯での竿灯を見るのは数十年ぶりでした。秋田市の竿灯祭りは毎年8月上旬に行われる東北3大祭りのひとつで、大若(大若)と呼ばれる一番大きな関東は高さ12㍍、重さ50㌔の竿灯を、お囃子に合わせて片腕や額、腰などに載せて操り妙技を競うものです。久しぶり懐かしい祭りを楽しめました。
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寒空にロウバイ見頃です

2015-01-09 17:42:58 | Weblog
 寒い。まあ、寒中ですから寒いのは仕方がないのですが、それにしてもこの寒波いつまで居座るつもりなんでしょうねぇ。明日からまた三連休ですが、雪国はずっと雪が降り続くそうでせっかくの休みも台無しになりそうです。こちら東京など太平洋側は概ね晴れが続くようですが、空気が乾ききってカラカラです。年賀状の整理もうまくいかず、トシを取ったから脂分がなくなったのかと思ったけど、どうもそれだけではなさそう。湿度が低すぎるんですね。インフルエンザが流行しているみたいですが、さいわいそれだけは逃れているみたいです。でも鼻風邪がなかなか抜けず、困ってます。

 今年からカッコよくいきたい(身形ではありません)と友人、知人への新年の挨拶で宣言しましたが、もうひとつ、すべてをポジティブに考えることにしました。寒いけど、逆に考えると後は暖かくなるばかりと思えば気が楽です。先日ウメの開花を見ましたが、ロウバイも見頃のようです。ひと月も経てばもう立春ですから、春はもうすぐです。夜空を見上げるのはまだちょっと辛いですが、彗星が近づいているということでこれはうれしいニュースです。昨年発見されたとラヴジョイ彗星というらしいですが、ただいまオリオン座のリゲルの右、おうし座のアルデバランの真下あたりにいるそうで、双眼鏡で見えるかもといいます。だんだん近づいてくるようですから、肉眼で見えるようになるといいですね。
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七草の節句

2015-01-07 16:08:27 | Weblog
 まったく早いもので、明けましておめでとうと新年のあいさつを交わしてから一週間になります。7日は五節句の初めの人日(じんじつ)の節句です。節とは節目のことで年間の季節の節目ごとに上巳(じょうし、3月3日)、端午(5月5日)、七夕(7月7日)、重陽(ちょうよう、9月9日)の節句があります。すべて奇数の重なる月日ですが、1月だけは1月1日は別格として人の日の7日になったといわれます。人日の節句は七草の節句とも言われ、七種類の草を入れた粥を食べる習慣があります。現代では春の七草と称されるセリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ(写真)を入れるのが普通ですが、ずっと昔はそうでもなかったみたいです。

 正月は休みで正月料理を食べてあまり動かないことが多く、弱った胃腸をいたわり青菜の不足するこの時期の栄養補給にもなるということで七草粥を食べるようになったそうです。我が家でも今朝は食べましたが、召し上がりましたか?近年はスーパーなどで七草をセットにした材料が売られているので、あまり苦労せずとも食べられますが、昔は野辺で摘んだのでしょうかね?今年はさらに便利になり、フリーズドライの七草セットがあったのでそちらを試してみましたが、味もまあまあで少人数向きでいいですね。また、雪の多い地方ではまだ七草の時期ではないので、他の材料を入れる習慣もあったようです。言わずもがなですが、七草はナナクサと読みシチグサと呼んではいけません。全く違ったものになります(そんなふうに読む人はいないか)。
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明日は小寒…でももうウメほころぶ

2015-01-05 15:58:01 | Weblog
 仕事始めの5日、年末から年始にかけて続いている寒波もいく分緩み、東京も久しぶりに最高気温が10度を上回り穏やかな一日でした。明日は雨が予想されていますが気温はそれほど下がらないそうですが、二十四節気の小寒にあたり厳しい寒さはこれからが正念場。まだまだ寒い日が続きますが、今日の散歩で訪れた公園ではウメの花がほころび始めていました。どこの公園にも一本や二本、早咲きのウメの木がありますが、こんな寒さでは今年はまだだろうと思っていたのに、しっかり咲き出した花には正直びっくり。自然の力強さというか、プログラムされた通りに狂いもなくことが進むのに改めて驚嘆します。

 まだ咲き始めですからほんのわずか開いているだけですので、あの独特の馥郁とした香り辺りに漂ってというわけにはいきませんが、枯れ木だらけの中に可憐な花をつける木があるとそこだけ季節を先取りしているようで、ひとしきり寒さを忘れますね。現代では花見といえばサクラを指すのが普通ですが、奈良時代は花見と言えばウメだったといいます。平安時代の碩学者菅原道真がこよなく愛でたのがウメで、道真およびその神格化である学問の神天神さまではウメの花がシンボルになっています。

 寒いこの時期に歩いていていつも浮かぶのが吉永小百合さんの歌った「寒い朝」です。北風吹きぬく 寒い朝も 心ひとつで暖かくなる 清らかに咲いた可憐な花を みどりの髪にかざして今日も…いまでも好きな歌ですが、ずいぶん昔の1962年にリリースされた吉永さんのデビュー曲だったのを知る人も少なくなったことでしょう。
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